表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
112/140

第三章 31 『逃亡』

『あいつはこっちに向かったはずだ! ぜってぇに逃がすな! 死んでも探し出せッ!!! 』


「やばい、なんでこうも一人で居る時に限って何度もロリコンさん達と出くわす事になんのよ、もうっ! 私はお兄さんの所に行って、食材を分けて貰ったらあとは家に引き籠る予定だったのにッ! 」


 ロジェは冒険者ギルドの隣にある路地裏の大きなゴミ箱の中に入り、認識阻害ローブを最大出力して身を隠していた。幾らローブに予備があるとはいえこんな事をしたら変な匂いがつくし、汚れを落とすのが大変なのでこの手段だけはやりたくなかったが、命に関わる場合は別だ。死ぬ事を考えればそんな悠長な事は言っていられない。


「割と家の近くに冒険者ギルドがあるんだから、物貰ったらすぐ帰るつもりだったのに、まさかこんな事になるなんて...こんな事になるんだったら無理やりにでもグレイを連れてくるんだったわ。キルメも今日は居ないし、本当にどうしましょ」


 ローブは確かに万能だが、あくまでもこれは迫害種族特有の特徴を隠すのが主な仕事であって、使用者の姿を見えなくしてくれるわけではない。基本的に存在感が薄くなったり、本人の放つ気配を消して他の人から気付かれにくくするだけだ。

 普通の一般人程度なら確実に認知されなくなると思うけど、マナや魔力の気配に関しては7割程度しか消してくれないので、一般人や中級程度の冒険者はともかく、強者として有名な《霜刻の凍鳥》には、私の魔力の気配で気付かれてしまう可能性がある。


「というかそもそもロリコンさん達がなんで怒ってるのか知らないけど、私、何かしたっけ? 街での戦いについての事とロリコンさん達の印象を喋っただけだし、あそこまで怒る事ないと思うんだけど....」


 確かに魔物の顔に似てるとかはその場のノリで言いすぎたのはある。でもそれだけであそこまで怒るとは思えない。氷結熱鳥の件だって誤解なので誰にも依頼してないってちゃんとアリナさんに説明したし、最後に話した相手の印象についてもあくまでも『注意喚起』なので何一つとして伝えるなと言ったから、怒らせた原因が分からない。本当になんでなんだろう...


「とりあえず考えても分からないし、慎重にこのゴミ箱から出なきゃ。『クリアクリーン』という魔法のおかげでこの悪臭の塊のような空間にいても平気だけど、時間制限があるしね」


 とりあえずロジェがゴミ箱の蓋を軽く開け、周りに人が居ないか慎重に確認し、誰も居ない事を確認したので、ゴミ箱の外に顔を出す。その時だった。


「ドーーーーーーーン! 見つけたぞ、俺の、1タール硬貨ああああああああ!」


「あいたっ...!」


 突然の怒号にビックリし過ぎてロジェは思いっきりゴミ箱の蓋に頭をぶつけた。その痛みのせいでゴミ箱の奥に体が深くに沈むが、突然ギルドの屋根から落ちてきた男の存在を何とか自分の目で確認する。


「見つけたああああああ! これが、俺の、今日の生活費だああああああ!!!」



 いや、それって瓶によくあるプルトップだけど...この人何言ってんの?



 顔が頭の上を含めて鉄仮面で覆い隠された男が、近くに落ちていたプルトップを拾い上げ、悔しそうな声を上げながら「ハーハッハッハッー! 」と高笑いを上げていた。不審者かな?


「硬貨では無いのが残念だったが...我が愛しのプルトップだけでなく、俺が愛してやまない空き瓶がこんなにもあるじゃないか!! ここは天国か...? ハー、ハッハッハー! 」



 この男、突然建物の屋根から落ちてくるし、立ち回りからして明らかにヤバい奴なんだけど...ゴミ箱の中に取り残された私はこれからどうしたらいいの?



 そんな高笑いを上げる不審な男が鉄仮面を脱ぎ、近くにあった空瓶を意気揚々と拾い上げてた後に、突然ゴミ箱の中を開ける。それによって視界が一気に明るくなったので、しっかりと不審者と目が合うと、勢いよくロジェは外へと投げ出された。


「ドドッ!? な、なんだ貴様は! そんな所に隠れてるだなんて、さては宇宙怪獣だな! 」


「.......は? こんな真似しといて何言ってんの? 」


 突然投げ出されたことで顔面から着地しただけでなく、地面に思いっきり叩きつけられたから腰がかなり痛い。その事もあってつい反射的に喧嘩腰になってしまった。ただでさえ私は戦えないんだからそういうのは気をつけないと....


 しかし、表情は一切変えないまま深く考え込んでいた不審者は何か納得したかのようにこう言った。


「なるほど...ゴミ箱の中を漁ってまでも空き瓶を集めるそのやる気のある姿勢、そして、その、独特な見た目に、俺は感動したッ!! 世界最強の空瓶戦闘力を誇る、空瓶ハンターであるサブローの永遠のライバルとして、猫耳少女の存在を認めてやろうじゃないか!!!! ハーハッハッハー!!!」


「....そんな変な集団の仲間入りなんてしたくないし、勝手に話進めるのやめてもらっていいですか? 」


 空瓶ハンターなんていう意味不明な団体に加えられたくない。こんなにもか弱い美少女を暑苦しいのばっかいる団体に巻き込まないでよッ!!


「なに!? まさか...この俺のライバルである事すら不服だと言うのか!? 良かろう、じゃあ今度直々に俺の自宅に招待し、集めたプルトップと空き瓶のコレクションを見せてやろうじゃないかっ!!!!」


「いや、興味無いんで見たくな――」

「遠慮するな!!! 幾らライバルも俺の実績を見なければ、相手の空瓶戦闘力を品定め出来ないからなッ!! 仲間、それは相手と心の底から分かり合うことだ!!! つまり、お前は俺の仲間だ!!! 」



 目の前にいるこの暑苦しい男はそう言いながらここで拾った空瓶を積み重ねて、立体的なハートを作って見せてきた。正直形が固定されている瓶でそれを作れる技術はすごいけど、何言っているのかイマイチ理解出来ないので一刻も早くこの場から解放されたい気分だった。話を聞かないタイプの人間はこれだから嫌いなのよ...


 ――あとずっとスルーしてたけど空瓶戦闘力ってなに? 名前からしてなんか怖いんだけど...



「あー! やっと見つけた...もう、お兄ちゃんっ! 突然走り出して行った時はビックリしたけど、こんなところに居たのね! 」


 そんなこんなでこの暑苦しいのをどう対処するか考えていると、この路地に向かって一人の女性の人がやってきた。そして迷わず目の前の不審者に話しかけているので、恐らく同類なのだろう。より一層警戒しなければ...


「おう、我が自慢の妹よ! お兄ちゃんはたった今、ここでご馳走を拾ったぞ! 喜べ、今日はいつも以上に豪華な飯が食べられるぞ!! ハーハッハッハッハー!! 」


「ほんと!? なら今日はいつもみたいに米15粒生活じゃないんだね! 私、涙が出てきたよ...」


 捨てられている空瓶なんか一タールにすらならないけど何に使うつもりなのこの人達...まさかとは思うけど瓶を食べるとかじゃないよね?


「どなたかは存じ上げませんが、兄がまた迷惑を掛けてしまってごめんなさい...ごめんなさい」


「!? いえいえ、別にあなたが謝る事じゃありませんよ。私的にはそこの暑苦しいのを連れて帰って貰えれば何も思いませんので...」


 なるほど...この妹ちゃんはかなりまともなようだ。これなら目の前の暑苦しい不審者をもすんなりと追っ払ってくれるかもしれない。


「それにこちらとしては何も問題ないですが、良かったらこれどうぞ。私がいつも間食用として持ち歩いてる一口サイズのチョコレートですが、一応私をゴミ箱から救ってもらった礼くらいはしないと失礼ですし、お二人の分もちゃんとお渡ししますんで...」


「!? そ、そんな豪華な高級品は受け取れませんっ! 兄がいつも誰かしらに迷惑かけていると言うのに、こんなものを貰えばあと何千回謝ればいいのか...」


 ちょっと待って、謝る基準も回数もなんかおかしくない? チョコレート渡しただけで何千回も謝るとかもはや恐怖を感じるんだけど――まさかとは思うけど、この暑苦しい男とは真逆で、この子は悲観的過ぎて何をしてもまずは謝る癖でもあるのかしら。そんなギャグ漫画みたいにキャラが濃い人達なんて見た事も聞いた事もないけど....


 正直これ以上絡まれたくないので、何とかして妹さんにチョコレートを押し付け、ロジェは恩を売る事にした。そのチョコを受け取った時には大号泣をしながら謝ってきたが、見なかったことにする。すると、さっきまで静かにしていたサブローが突然奇声を上げ、こう言った。


「おおっと、もうこんな時間だ! 早く行かないと今日のバイトに遅れてしまうッ!! コードネーム386、世界最強の空瓶ハンターサブローである俺が遅れてしまったら本末転倒だーーーー!!! 」


 ただの空き瓶コレクターなのに持ってるコードネームってなんなんだろう...必要ですかそれ。


「すまない、猫耳少女よ。俺には今から自転車を二十時間漕ぎ続けて電気を流すバイトをしなければ、世界の平和を守れないのだ!!! だからまた会おうぞ、勇敢な猫耳ファイターよ!!!」


「って、私を、勝手に、巻き込まないでくださいーーーっ!!!!!」


 ロジェはそう叫ぶが、目でも追えないくらいの速度で立ち去って行ったので、恐らく聞こえていないだろう。もうやだ...こんな明らかな不審者に絡まれるとかどんだけ運ないのよ私。


「とりあえず猫耳の御方、兄が迷惑かけてごめんなさい。また会う機会が会ったらその時は今回の件も含めて謝らせてくださいね」


 そう言って妹ちゃんもかなりの速度て兄を追いかけに行ってしまった。正直こんなキャラが濃すぎる兄弟とは二度と遭遇したくないが、そんな事を言っていても仕方がない。会わないことを願う以外に対処法はないのだから、とりあえず帰りに厄除けでもして帰ろう...


「....と、とりあえずロリコンさん達がいる気配は無いし、一先ずは大丈夫そうね。あの暑苦しいのもどっか行ったし、あとはここからどうやって家に帰るかだけど...どうするのが正解かしら? 」


 帰る手段は空だったり地上だったりと色々あるが、相手の居場所が分からない以上は変に動くとバレた時に攻撃される可能性がある。少なくともこの前戦った時には相手に魔導師と狙撃手らしき男がいたのだから、空から逃げるのが絶対に安全だという保障はない。


「となれば、私にそっくりな人を囮にして逃げる必要があるわね...スパンスパンダーで作った分身は本物と動きが同期されてるから論外だし、練習中のグラフィテクターは想像した物の姿形を上手く現実世界に出力出来ないのよね...」


 せめて何か身代わりに使えそうな物があれば、魔法を生かして化かすくらいは出来そうだけど、路地裏にいる事もあって周りには何もない。オマケに薬品鞄(ドラッグバッグ)は家に忘れてきたのですぐに応用して使えそうな搦手はない。詰みだ。


「それに、さっきからこの路地の奥から変な色のカエルが私の近くに集まってきている気がするけど...気のせいよね。どうせ戦っても私はトドメを刺せないし勝てないから相手にするだけ無駄だもん。てかなんで君達集こっち来るの? めちゃくちゃ見なかった振りをしたいんだけどダメかな...」


 何故か同じ色をしたピンク色のカエルが次から次へと一箇所に集まって合体し、少しずつ大きくなろうとしている。正直なんでカエル同士が集まると巨大化するのか分からないが、その光景を見てロジェは一つの可能性を思いついた。


「いや、待てよ...この集まってきているカエルに『グラフィテクター』を使って私の分身にすれば解決するんじゃない? この国はこんなよく分からないカエルを討伐して貰えて満足するし、ロリコンさん達は私にトドメを刺せるから満足してついでに本物の私の事も許してくれるでしょ。オマケに私は魔法の練習も出来るんだから、こんなの良い事しかないじゃない! 今日の私...頭が冴えてちゃってるわね!! 」


 ロジェは可能性が思いついた瞬間、迷いなく近くにいた三匹のカエルに『グラフィテクター』の魔法を使った。相手の顔や姿を想像するのは難しいけど、自分の姿なら完璧に再現出来るので失敗する気がしない。

 そしてスライム達が変身し、自分と同じ姿をしたロジェが現れた――――のだが...


「あれぇ...? なんか思ったよりもスライムの私は身長が小さいわね。全員一メートルギリギリあるかないかなんだけど、小さすぎない? 」


 ロジェは背が高いわけでも低いわけでもない普通くらいの高さをしているが、流石にここまで小さいと偽物だとバレる可能性が高い。気付かない方がおかしいと言えるレベルである。


「まぁ...でもいっか。別にどうなろうが私には関係ないし、よくわかんないカエルを討伐してくれるなら問題ないしね。これを囮に家に戻って誰かしらをギルドまで連れてこれる時間があれば問題ないわ! 」


 そう言ってロジェは、偽物のロジェ人形(カエル)を浮遊魔法で適当に街の中に放り投げ、自分は空から自宅に向かって堂々と逃げ出した。民間人に被害が出た時が厄介だけど、ただのカエルだし命に係わる事にはならないはずだ。何かあったらその時は私のハイパーヘッドスラッシュを披露すればいい。



△ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼



「クソッ、これもまた偽物かッ! これで3匹目だし、一体どうなってやがる!! 」


 ロリイーネ達は今まで例の女に三回遭遇したが、全部ピンク色のカエルによる擬態だった事に腹を立てていた。ようやく見つけたのに相手は棒立ちで何もしてこないし、ゲロゲロ鳴いてる相手を倒したかと思えばカエルに姿が変わるので腹立たしいポイントしか出てこない。


 しかも話を聞けば。偽物の媒体になったこのカエルは、現在国で大騒ぎになっている違法な魔物だと聞いた時には、怒りでおかしくなりそうだった。そんな犯罪紛いのカエルを持ち歩いている事に加え、民間人に被害が出ていたらどうするつもりだったのかなど無限に問い詰めたい事がある。


「あいつら、一体何がしたいんでしょうか。こんなのを持ってる事と言い、バレたら確実にタダじゃすまないですぜ。見つけ次第、例のカエルは俺達の手で何とかしましたが、これは到底許される事じゃねえ」


 現在そのカエル達は氷漬けにして巡回中の騎士団に預けたので、近日中にこの事件は解決すると思うが、いくら国を救った経験のある英雄だとしてもこんな事が許されていいわけがない。強き者は弱き者を守るのが常識だ。あの舐め腐った態度といい、このカエルといい、次に会ったら確実にあの性根を叩き潰してやりたい。ロリイーネの脳内はその怒りの感情だけに支配されていた。


「一応、この国を騒がせる魔物を初めて捕獲できたんで、事件解決の先駆者として話が上がるかもしれないから、俺達の実績にはなったっすけど...なんだか納得出来ないですね。相手もやりすぎたと思ってて償いのつもりでやったとしても、相手の行動には謎が残ります。何考えてんのか全く理解出来ませんよ」


 確かにベイスの言う通りだ。今回、国を騒がせている危険なカエルを初めての捕獲しただけでなく、三匹も氷漬けにして捕まえたという実績は、最近右肩下がりに下がっていた《霜刻の凍鳥》の名前が少しは戻る材料になる事だろう。


 なんたって、俺達の真の目的を知らない一般人達から見れば、事件解決の為に動いていたと捉えられるのだから、『みっともない負け方はする時はあるけど、国の事を思って率先して動くまともな冒険者だ』と映るはずだ。まだ名前に多少の傷が残っているが、こういう実績はないよりは遥かにマシである。


 だが、実績を譲った程度であいつらがやった事を許すかについては別問題だ。奴らは《霜刻の凍鳥》の看板に泥を塗り、それだけに飽き足らず、人として恥でしかないあの噂を流したのだから、許せるわけがない。少なくともこの程度じゃロリイーネは絶対に許さない。


「この程度の実績を譲った程度で俺達が簡単に引っ込むと思われてるって事だ。普通に見れば実績を譲ったように見えるが、もし仮に『私達ならこの程度の魔物は簡単に見つける事が出来ますし、自由に操ってあなた達に実績を譲るくらいの余裕はありますけど、あなた達には真似できない芸当...ですよね? 』という相手から挑発だったらどうする。奴らの伝言といい、あの舐め腐った態度といい、挑発であるとしか思えん」


 少なくとも『伝言』と称して、俺達の事を何度も煽るような奴が、素直にこんな実績を譲ってくるとは考えにくい。

 民間人に対して常に何かしらの試練を課していると噂になるくらいには有名な策略家ならば、きっと何か考えたうえでこれを仕掛けてきたに違いない。だからこれは少なくとも素直に捉えて良いものではないと、ロリイーネの脳内ではそう警告を鳴らしていた。


「...た、確かにそういう風に見えてきました。俺の考えが甘すぎたっすね! そう考えたらなんだか腹立ってきました、踏み台にされた感じがして許せねえっすよ俺!! 」


「なに、ベイスがそう吠えることはねえよ。今そんな事しても何も変わらねえし、みんな気持ちは同じだからな。とりあえずこれからどうしましょうか。明後日には例の大会もあるし、この後、大会の打ち合わせの方にも行かなきゃなりません。奴らの事を追っても良いですけど、エントリーした大会の打ち合わせを放棄するなんて以ての外ですよ」


 それはそうだ。自分からイベントに出ると宣言したのに、相手の呼び出しに応じずその場の感情に流されるがままに行動するのは常識のない三流の冒険者がやる事だ。

 それに、打ち合わせと言ってもルール説明と書類を出すだけだしすぐに終わる。さっさと終わらせて奴らを見つけ出せば良いのだから行かない選択肢がない。あいつらが大会に出てまで俺達にちょっかいを出してくるなんて事もないだろう。


「...とりあえず打ち合わせに行くぞ。キースは俺と一緒にこい。ベイス達はあいつらを見つけ出して居場所を特定するだけで留めておけ。今は戦うつもりはないが、今のうちに奴らの拠点を割り出し、この大会が終わればすぐにでも乗り込むぞ」


 その言葉を聞いて、ロリイーネ含めた《霜刻の凍鳥》の六人はそれぞれ単独行動を始めた。

クリアクリーン...この魔法を受けた人が十五分間だけ、周りにあるもの全てが居心地がよく感じる快適な香りに変化してくれる精神干渉系の魔法。


デメリットは、あまりにも中毒性のある匂いにしてくれるので、効果が切れた後も依存するかのように何度も使い続ける人が続出する事。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ