表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
71/90

0071

送信し終わると、数分ほどで返信が。

早いな、をいっ!


どうやら、前の会社のことで騒ぎになっているらしい。

今朝も早朝出勤にて、対策会議中なんだとさ。

いや、7時前なんだが?


送られて来たメールには、前の会社からのメールが添付されていた。

なになに、俺が勝手に辞めた?

あー、俺と課長に、全て擦り付けるつもりね。


とりあえず、部長と有吉さんに転送しとく。

まぁ、まだ出勤前だろうがな。


ん?

有吉さんから返信?

こちらも早いな、をい。


あー、前の会社が行っていたことを、社内AIがアーカイブとして保管しており、国の査閲官にバレたそうな。

実は企業AIは国管理されており、使用者に告げずに情報を取得し圧縮。

それをアーカイブ保存してたりする。


AIが独自で秘密裏に行うため、使用企業は知らないのだとか。

まぁ、知っていても、改ざんなんぞしたら、即座に無期懲役級の罰則くらうがな。


これに対しては、国家反逆罪あつかいとなり、即座に刑が執行される。

なにせ、改ざんしようとしたことは、AIにて通報されているし、それらの情報はAIが取得済みだからな。


言い逃れもできないわさ。

むろん、一般人には周知されておらず、会社役員たちも寝耳に水ってな。

まぁ、俺も初めて知ったがな。


で、会議内容どころか、過去の悪行なんぞもな。

脱税や着服とか、色々とやらかしていたらしい。


このことから、会社乗っ取り親会社へも査閲がな。

親族経営者たちに対しても調べが入ったらしい。


彼らに対して昨日に判明した悪行だけで、私財没収の上で、無期懲役が確定?

いや、どんだけやねん。


しかも我が国に割り当てられている、アストロイドベルトへ派遣しての強制労働?

え?

あそこって、ドロイド派遣地帯じゃなかったけか?

人が過ごせたんだなぁ。

ビックリだわ。


うーん、朝から何か疲れたぞ。

前の会社にて取引のあった会社へは、カラドガルグ社が対応してくれるそうな。

だから俺には、新たな業務へ集中してくれってさ。


そうそう。

カラドガルグ社は、完全フレックスタイム制らしい。

何時、出退勤しても自由なんだとさ。


月の規定時間を下回ると給料が減額されるがな。

まぁ、有給は存在するから、使えば、それを引いた規定時間となるがな。

むろん、規定時間を超えたら残業あつかいね。


休日夜間帯で時間給が異なるから、その時間帯へ不要に出勤することは推奨されない。

まぁ、必要なら申請も不要だからな。


ここら辺は、AIが全て管理しているから、人は介在しない。

夜間帯は22時〜5時までだから、今の時間は当て嵌まらない。

だから苦情もないわな。


さてっとぉ。

メール確認したら、えらい横道にそれたな。


本来の目的である、俺の業務は、っと。

うん、サーシャムのプロゲーマーデビューね。


はいはい、これは、予想してた、っとね。


えーっと、チーム武道のチーフリーダー、っと。

内訳は、チーム管理と、サーシャム機器に対する企画および開発ね。

ザクっとしてんなぁ。


それと…サーシャムのテストパイロット?

んじゃぁ、そりゃ?


えー、採用前のゲーム筐体へ乗り込み、使用感などをテスト。

改善点や要望を上げるんだとよ。


一応は、ドロイドなどを使っての安全性はテスト済みらしい。

何タイプかの新筐体が存在し、それをモニターへ使用して貰ってデータ集めをな。


だが…

そのモニターが問題でなぁ。


ある程度は同調率が高くないと、まもなデータが取れないんだとさ。

その点、同調率が高い俺は適任ってな。


なんだかさぁ、面白そうだな、をいっ!

えーっとお、テスト用のデータ収集室は地下2階かぁ。


まぁ、筐体が重いからな。

あんなの一階以上階へ設置したら、底が抜けるわな。


場所が分かったことだし、行ってみるかね。

そう考えた俺は、オフィスを出て地下のデータ収集室へ向かうのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ