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確か…軍とかが、同調率が高い者を探してなかったか?

ツーって汗が。


いや、待て。

軍への入隊には年齢制限があったはず。

俺の年齢では入れない、ん、だよな?


そんなん思ってるとな。

「いゃぁ、ここまで同調率が高い方は初めてですよ。

 世界的に稀であり希少でして。

 そこで、サーシャムのプロプレイヤーへ勧誘しては?っとなりまして」

あ、藤堂さんが危惧してた案件やんね。


「申し訳ないのですが、それはご容赦いただきたいですね」

思わず即答しちまったぜっ!


プロゲーマーっう安定しなさそうな業種はねぇ。

それにな、今の会社を辞める気もないしなぁ。


「それは?

 兼業で結構っと言うより、武道さんの動画をサイト配信してますが、有料枠配信となるだけなのですが?」

戸惑ったようにな。


だからさ、有吉さんへな。

「ウチの会社は、兼業禁止ですから無理でしね」ってな。

したら…

「今時ですかぁ!?」って、仰天してるよ。

まぁ、そら、そうだわな。


今時副業を禁止している会社など珍しいどころか、化石扱いだからな。

だが一族経営系のウチは、中々古風な規則がな。


一般社員は同族では無いし、むろん、俺も違う。

派遣社員も多いので、徹底は難しいハズなんだがなぁ。

規則を変える気は無いようだ。


法律で副業を阻むのは禁止されてはいる。

いるが…罰則が緩いかんなぁ。

罰金払ってから、行った社員を罰した方が良いってな。


それを説明したらさ。

「ならば、いっそのこと転職されては?

 我が社系列ならば紹介出来ますが?」

なんてことをな。


「いやいや。

 これでも主任としてチームを率いてましてね。

 良い関係を保ったチームなんですわ。

 ここまで纏めるには、それなりに苦労しましたしね」

あそこまで苦労して育てたチームを放棄など、有り得んわっ!


「ふぅーむ、流石にチームごと引き抜くと、社会的に不味いですか…」

いや、止めてくださいねっ!


「しかしですなぁ。

 基本、動画は有料配信でして。

 一部を無料配信しておりますが、武道さんクラスの動画を全て無料配信はできないのです。

 そして配信した動画に対する対価は支払わないとならないのですが…」


いや、アータさぁ、それって強制的にプロあつかいしてね?


「いや、勝手に有料サイトで公開…」

「いやいや、ゲームを始める時に動画公開に対しての説明があったかと」

あったか?

いや…


「確か、無かったかと」

「え?」

「え?」


有吉さんと2人、不思議そうに顔を見合わす。


そう言えば…

木曜に行った時、コンパニオンさんは酔客に囲まれてて顔色が悪かったような…


そのことを有吉さんに告げるとな。

「ああ、設置したばかりで、酔った人がプレイ出来ないのを知らなかったのですね。

 新人が担当していたハズですので、そのせいで説明を忘れてしまったのかもしれません。

 これは、申し訳ないことを」


有吉さんが言うにはな、本当ならば説明忘れしても問題ないらしい。

何故なら、初めてサーシャムをプレイする者の動画を有料サイトへ載せることはないからなのだとか。

俺がイレギュラー過ぎたんですね。

申し訳ない!

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