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ん?

スピーカーから声?


「アキラ武将。

 浮遊大陸へ、まもなく到着いたします。

 到着後、本艦は大陸にて着艦バリア上にて停泊となります。


 着艦場所から近場のベースまでのルートを、高速ドローン放出にて探る予定となります。

 アキラ武将には、着艦場所周辺の探索および危険が無いかの調査を願いたい。

 もし危険が有るならば、排除願えますか。


 船団に合流していた狩猟団と他国の軍から、サーシャムが5機、アーマードが30機ほど索敵に出ます。

 彼らの力量は、アキラ武将チームに劣るため、敵発見時には加勢願いたい」


ふむ?

まぁ、全方位を索敵なんぞ、無理だからなぁ。

さて、っと。


「そろそろ、ドッグへ移動するかね」

「そうしやすか」

「ココって、豪奢で広いのは良いんですけど。

 ドッグから離れているのが、欠点ですよね」


まぁ、ドッグから遠くはあるな。

だがな。


「ココ、貴賓室なんだろ?

 貴賓室がドッグに近い方が、問題だろうに」

そう告げたらな。


「ちげぇねぇ!」って、アンソニー大尉が豪快に笑ってやがる。

「ちぇっ。

 でもさ、不便には、違いないでしょ?」

「まぁな」


そんな話しをしつつ、廊下を進む。

しかし、意識してセーブしないと、二人を置き去りにしてしまうな。


肉体改変の影響か?

確かにスペックがフィードバックされているな。

これがサーシャムの操縦に、どう影響するか、だが。


足早に廊下を移動しドッグへと。

艦内ゆえに、スペースなど無い。

ゆえに佐官機と尉官機が、同一スペースへと格納されている。


本来ならば、佐官機が奥側に格納され、尉官機が出口側となる。

それは発艦時が狙われ易いためでもあり、先に出てツユ払いする役目が、尉官機にあるためだ。


だが俺は、先に発艦するコトをか。


「武将ぉ〜

 先陣は俺たちに任せて頂けないですかねぇ」


アンソニー大尉が困ったようにな。

だが、コレは譲れんな。


「艦外へサーシャムにて飛び出す。

 これは結構な爽快感でな。

 しかも前方がクリアなら、さらに良い。


 コレに敵が散開していれば、スリルまで味わえる。

 こんな美味しいポジションは、譲れんなぁ」


「アンタは、どこぞの戦闘民族でやすか?」


アンソニー大尉が呆れたように。


「本当は、自分が先陣切りたいだけじゃなぁ〜い?

 アンソニー大尉がトリになってますもんね。

 まるで司令機みたいですわよ?」


キャンディ大尉が茶化しているな。

まぁ、貫禄的には、彼の方が適任なんだが。


そんな話しをコンソール越しに。

現在はな、船団が浮遊大陸へと。

着艦場所を、探している状態だ。


別に着艦せずとも出たいのだがな。

他の船団から探査機が先に出ているんだ。

今の状態で出ると、邪魔だろさ。

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