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つまり、なんだ?
この仮想世界の住人が俺に嫉妬して、なにかを?
『そうですね。
確かに軍では武功を立てると昇進します。
ですが、武功など容易く立てれるものではありません』
ま、まぁ、そうだろうな。
『そうなると、長年勤め、小さな功績にて昇進する訳です。
ですから、昇進するには、時間が掛かるモノなのですよ』
そらぁ、そうだろな。
俺だって三十八で主任だし。
『マスターのソレは不当ですから、比較にはなりませんが。
ですが、昇進には時間が掛かります。
それが任官して直ぐに中尉です。
周りが気に入らないと感じもするでしょうね。
だから、荒野越えなどの、無謀なミッションが』
えっ?
アレって、そう言うコト!?
『もっと酷いルートだったのを、マザーコンピュータが踏破可能ルートへ変えています。
草原ルートへ戻したら、友軍に狙われる可能性まであったみたいですね。
この度の昇進には、将官クラスからも裏でチョッカイが。
私がマザーコンピュータと共謀して、全員を別惑星の戦場に左遷させましたが。
激戦区にて、大半の友軍が壊滅状態となっている戦場です。
生きては戻れないでしょう』
わー
過激だなぁ。
っか、俺を消すため、アンソニー大尉とキャンディ大尉へ、チョッカイ出してたみたいだ。
なんせ、今の段階で部下の配備はなぁ。
そうなれば、支援機なしで相敵せねば、ならないトコだった訳だ。
支援なしでも倒すコトは可能だ。
だが、エネルギー消費や弾薬消費は増すだろう。
コレは、結構痛いからなぁ。
正直、同調率が上がり、肉体改変された影響が、ゲーム内にフィードバックされている。
この状態ならば、単独でも撃墜はされないだろう。
だが、彼らが居るのと、居ないのでは、難易度がな。
『そこら辺は、コチラでマザーコンピュータと共に調整しております。
なまじ世界観を綿密に構築したため、キャラクターAIは自分を人と思い込んでおります。
まぁ、そのため自我が強くなり、コチラの干渉を受け付けませんが。
ですが、彼らが扱う機器のAIは、コチラの制御下です。
簡単に制御できる世界ですので、組織介入などさせません。
まぁ、世界管理のシュミレーションには適しています。
ですから、実世界を牛耳る踏み台と、させて頂きましょう』
あ、コレ、ダメなヤツだ。
完全にキレてやがる。
ゲーム内とは言え、俺に害をなし、さらには殺そうと。
そのため、完全にゲーム内AIに敵意を向けてんな、これ。
まぁ、軍組織内で、俺へ敵意を向けたヤツと、外部の協力者関係なんだろうが。
あまり酷いコトにならなければ良いんだが。




