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17話 有給2日目 補助マスコット(腕輪)

有給2日目。昼寝を挟み、続いて魔力→水の実践。


「魔力操作で、元々ある水を操作するのは簡単だな」


俺は、バケツに溜めた水を魔力をまとわせて、宙に浮かべている。


「水を魔力に変換するのも、土同様に出来る」


水を、自分の魔力で溶かす感じだ。

水は魔力となり見えなくなる。


「しかし、魔力を与え続けないと水に戻る」


魔力となった水への魔力供給が途絶えると、水に戻った。


「そして、魔力で無から水を生成するのは難しい」


土よりは単純なのだろうが。それでも難しい。

スキルで水を作るとか、出来ると良いのだが。


「スキルによる水生成、出来ますよ」

「出来るのか」

「ですがスキルには色んな制約があります。一番大きい制約としては、スキル作成者との契約でしょうか。スキル作成者のほとんどは神です。つまりスキルを使用する場合の多くは、神の遣いとなる必要があります」


ふーん、別に良いんじゃないか?


「良くありません。神は善意で手助けすることなど、まずあり得ません」

「そうなのか」

「スキルが欲しいのであれば、自分で作ってみましょう」

「出来るのか」

「高度な計算と緻密な魔力制御により可能です。クータ様なら160年くらいで、無から水を生成出来るスキルを作れるようになるでしょう」

「なげーよ」


俺の寿命が先にくるっての。


「では、外部装置を脳に埋め込むか、あるいは魔法使いのマスコット的なものに魔法制御を手伝ってもらうかですね」

「後者一択なのだが? ユウネはそのマスコットにはなれないのか?」

「……いえ、メイドとして作られたので、マスコットにはなれません」


何じゃそりゃ。

ユウネは、一瞬考え込んだように見えたが気のせいか。


「ですので、3Dプリンターでマスコットを作成しましょう」

「出たよ呪物」

「え?」


ユウネは石板に2つの手がくっついている、3Dプリンターなるものを持ってきた。

やはり不気味だ。


「常に身につけるもので一番自然なのは、アクセサリー型でしょうか。マスコットは、ブレスレット型にしますか?」

「あぁ」

「では、起動」


3Dプリンターの手が動き出す。

なおユウネ自身はコンピューターと接続出来るらしいので、手元にパソコンが無くてもパソコン作業がいくらでも出来るらしい。

この3Dプリンターを遠隔操作するのも、簡単だとのこと。


見るからに怪しい骨やら液体やら髪の毛っぽいのがプリンターの手から湧き出て、それらがコネコネされている。


しばらくすると、コネコネされたものが紫色に光り、リング状の黒色の金属のブレスレットっぽい見た目になった。


「さぁ、付けてください」

「お、おう」


腕に通そうとすると、自動でにゅっと輪っかが広がり、通したら輪っかが締まる。こえーよ。


「さぁ、これで簡単なスキルなら作り放題、使い放題ですよ。水を生成するスキルを作ってみてください」

「作ってみてください、って。おお……」


俺の目の前に透明な板のようなものが現れる。

【サンプル 水生成(クータ作)】魔力を水に変換→放出or設置、と書かれている。

何となくプログラミングぽい。


「作ったスキルは、好きに使えますよ。ただし、マスコットが死ねば、マスコットの補助が一切なくなるので、事実上スキルが使えなくなりますので注意してください」

「分かった」


さっそくスキル作成に取りかかることにした。


設定項目としては、スキル名、スキルに使用するもの(魔力や素材など)、スキルにより得られる結果、スキル使用時の制約(制限が強いほどコスパが良くなり消耗が少なくて済む)だ。


スキル作成が楽しすぎて有給2日目はあっという間に過ぎた。

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