♥ フィールド 4 / クエスト 1 - 4 / 素材集め 4
でも、此処って…ゲームの世界じゃないんだよね?
バグは関係無いかな……。
何で私だけ──って事は、私以外の勇者達のLVは上がり易いって事??
私よりもガンガンLVが上がるって事なの??
何か…其って──、狡くないかな!!
不公平なんじゃないの??
何か……損してる気分なんですけど!!
エノ
「 もぅ〜〜〜〜っ!!
何で私ばっかり損してるの?? 」
セロフィート
『 損…です?
エノはどの勇者達より得してると思いますけど? 』
エノ
「 ………………其は……そうかも知れないけど……。
ねぇ、セロ。
私のLVが上がり難い原因を探せないかな?
理由が分かれば、上がり難いLVを上げ易く出来るかも知れないし… 」
セロフィート
『 可能性はあります。
良いでしょう。
玄武さんと原因を探ってみましょう 』
エノ
「 有り難う、セロ!
お願いね 」
セロフィート
『 任せてください。
ワタシだけのエノ 』
セロフィートから熱烈な視線を向けられるけど、胸がドキドキ高鳴って恋に落ちないのは、セロフィートが私自身の黒歴史だからなのかしら??
不思議とセロフィートとイチャイチャしたいとは思えないのよね……。
私が好いてる理想的な容姿をしたキャラクターが具現化して目の前に居るって言うのに、何か勿体無いかも…。
折角の逆ハーレムなのにね〜〜〜〜。
玄武に対してもセロフィートと同じなのよねぇ……。
此の世界で私は素敵な男性と出会って、恋愛とか出来るのかな?
………………出来ないかも知れない…。
だって…玄武が居るもんね。
多分だけど、玄武の設定が健在ならセロフィート以上に私に対して過保護だと思うの。
超絶過保護主義者な玄武が居たら、恋愛なんて楽しめないかもぉ〜〜〜。
はぁ…………。
──うん、セタちゃんの可愛さで癒されよう!!
そうそう、セタちゃんはと言えば、美味しそうにサンドイッチを頬張っている。
食べてるセタちゃんも可愛い(////)
大口を開けてサンドイッチにかぶり付いてるセタちゃんの歯には、未だ鋭く尖ってない小さくて可愛い子供の犬歯が見える。
私もセタちゃんに負けないように、大きな口を開けてサンドイッチにかぶり付く。
家族の前で気取って、お上品に食べる必要なんて無いもんね!
──*──*──*── 30分後
昼食を終えたセタちゃんと私は、セロフィートの前に立っている。
セタちゃんと私は向かい合っていて、何故かセタちゃんは両頬を赤く染めながらモジモジしている。
若しかして、お花摘みにでも行きたいの??
獣耳が元気なさそうにペタンと左右に向いて垂ている。
サンドイッチを食べ過ぎちゃったのかも知れない。
大の方をしたくてモジモジしてるのかも……。
セタちゃんがトイレしてる様子を想像しちゃ駄目よ、ダメダメ!!
だって、私は花も恥じらう純情無垢で乙女な女の子なんだからね!!
セロフィート
『 ──では、番契約を始めます。
番契約する事により、セタのLVMAXの上限が解除されます。
良いですね 』
セタ
「 ──は、はい!
セロ兄さんと玄武兄さんの分迄、精一杯エノ姉さんをリードするよ! 」
セロフィート
『 宜しい 』
セタちゃんの誓いの宣言を聞いたセロフィートは優しく微笑むと古代魔法を発動させた。
セロフィート
『 エノ,セタ、番のアミュレットを手首に着けてください 』
エノ
「 番のアミュレット??
結婚指輪みたいなの? 」
セロフィート
『 婚約指輪のようなものです。
エノとセタは家族ですからアミュレットにしました 』
セロフィートからアミュレットを受け取ったセタちゃんと私は、お互いの手首にアミュレットを着けた。
セロフィート
『 番契約は終わりました。
もう良いです 』
番契約が終わったみたいだけど、此と言って何が変わったと言う事はないみたい。
セタちゃんは相変わらずモジモジしてるし…。
漏らしちゃ駄目だからね。




