♥ フィールド 25 / 魔法の熟練度上げ 4
セロフィート
『 此以上は増えませんでした 』
エノ
「 増やし過ぎだよ!!
ニュイちゃんに一体何れだけ酸を使わせたの?? 』
セロフィート
『 ワタシは何もしてません。
ニュイさんの向上心が高いだけです 』
エノ
「 向上心??
向上心が高いと “ 酸を使いまくる ” って言うの? 」
セロフィート
『 どうでしょう?
ニュイさんは楽しんでました 』
ニュイ
「 ニュニュー 」
エノ
「 …………ニュイちゃん、酸を使うのを楽しんじゃ駄目だからね… 」
ニュイ
「 ニュー? 」
ニュイちゃんってば、惚けちゃってぇ〜〜。
玄武
『 エノ、LVは確かめたか? 』
エノ
「 LV??
──あっ、そうだよね!!
私のLVは3だったけど、もうLV10にはなってるのかな?? 」
私の胸はドキドキしてる。
高鳴ってるっ!!
私は自分のステータスを見た。
私のLVは──んんんんん??
私の見間違いじゃないよね??
LV3だった私のLVは何時の間にか────。
エノ
「 ──ちょ、一寸ぉ……此って、どうなってるの??
LV10どころじゃないよね?!
何で私のLVが50を上回ってるの?!
どういう事! 」
セロフィート
『 LVの高い怪物の生息地でニュイさんが頑張りました 』
エノ
「 ニュイちゃんが… 」
玄武
『 エノの為に倒しに倒した訳か。
ニュイが倒した怪物の獲得経験値は丸ごとエノの獲得経験値になるからな 』
セロフィート
『 玄武さんとワタシが怪物を倒しても経験値を獲得しません。
エノにも経験値が振り分けられません。
ニュイさんはエノのLVを上げる為には必要不可欠な強い味方──助っ人でもあります。
LV上げに関してはニュイさんを頼ると良いです 』
エノ
「 えと……セロと玄武が怪物を倒しても経験値を得られない──ってどういう事なの? 」
玄武
『 何故だろうな?
ワタシにも分からない 』
エノ
「 『 分からない 』って…… 」
セロフィート
『 〈 信仰神タココミエット 〉の粋な計らいではないです? 』
エノ
「 何処が粋な計らいなのよ!!
怪物を倒せたって経験値を得られないなら倒し損じゃないのぉ! 」
玄武
『 ニュイが居るだろ。
怪物はニュイに倒させれば良い。
楽してLVを上げれるだろう 』
エノ
「 …………ニュイちゃんが居なかったら私は1人でコツコツ地道にLVを上げないといけなかった──って事? 」
セロフィート
『 そうですね。
ふふふ 』
エノ
「 『 ふふふ 』じゃないってば!
まぁ、予定のLV10を上回れたんだからいっか。
此でLV50未満の依頼なら何れでも選び放題になった訳よね? 」
玄武
『 良かったな 』
セロフィート
『 1日でLVが50も上がる冒険者はエノだけです。
きっと驚かれます 』
エノ
「 そうね… 」
玄武
『 冒険者ギルドへ行くか? 』
エノ
「 そうね。
依頼も受けたいし、ニュイちゃんもパーティーメンバーに入るか聞きたいもん 」
ニュイ
「 ニュー 」
エノ
「 よーし、冒険者ギルドへ行こう! 」
私は危険極まりないニュイちゃんを抱っこしたまま、セロフィート,玄武と一緒にフィールドを後にした。
開門されている門を通って城下町の中へ入ったら、冒険者ギルドのある《 ギルド街 》を目指して歩いた。




