♥ フィールド 21 / バブルスライム 3
酸飛ばし──は、濃度を変えて内分泌した様々な種類の酸を獲物に向かって飛ばす事が出来ます。
飛ばした酸によって、獲物に与えるダメージが変わります。
2分の1の確率で、獲物にランダムで状態異常を与えます。
…………状態異常迄与えちゃう酸って、どんな酸なのーーーー!!
色んな種類の酸を体内で作れるって……おっかない…。
ま…まぁ、私のLV上げには大いに役立ってくれそうだけど……。
エノ
「 ニュイちゃん、取り敢えず──あれ??
ニュイ…ちゃん?? 」
ニュイちゃんが居ない!?
ニュイちゃん、何処に行っちゃったの??
私が周りを見てみると、ニュイちゃんが居た!
セロフィートと玄武も一緒に居る!
何をしてるのかな??
セロフィートと玄武がニュイちゃんに何か言ってるみたい。
あの的みたいなのは何??
──あっ!?
ニュイちゃんが何かを飛ばした?!
ニュイちゃんがピョンピョン飛び上がって……喜んでる??
離れてるから、ニュイちゃんが何をしてるのか良く分からない。
私はセロフィート,玄武,ニュイちゃんの居る場所へ駆け寄った。
エノ
「 一寸──、何してるの? 」
玄武
『 エノか。
ニュイの技を見てるだけだ 』
エノ
「 ニュイちゃん技? 」
セロフィート
『 “ 酸飛ばし ” を覚えたようなので的に命中させるコツを教えてました 』
エノ
「 はぁぁぁあ?!
酸飛ばしぃ!?
何でそんな物騒な技のコツを態々教えてるの??
駄目よっ!!
酸を飛ばすなんて!
禁止です。
駄目!! 」
ニュイ
「 ニュー?
ニュニュ! 」
エノ
「 ──あっ、ニュイちゃん! 」
ニュイちゃんはジャンプしながらセロフィートの後ろに向かうと隠れちゃった。
エノ
「 ニュイちゃん?? 」
玄武
『 どうやらニュイは練習したいようだぞ。
エノを守る為に上達させたいニュイの思いを汲んでやったらどうだ 』
エノ
「 でも……だって、酸なのよ、酸!!
酸に何れだけの種類があるか分からないけど、明らかに危険物じゃないの!
酸が掛かったら溶けちゃうんだよ! 」
セロフィート
『 溶けない程度に調整すれば良いです。
どんな酸も濃度を薄めれば、軽い火傷程度で済みます 』
エノ
「 火傷って……其も駄目でしょ…。
酸を泡状にして飛ばすシャボンもバブルも危険な技なのに… 」
玄武
『 エノは神経質だな。
ニュイは器用だ。
ワタシとセロフィートより上手く手加減の出来る子だぞ 』
セロフィート
『 エノ、ニュイさんを信じてください。
大丈夫です。
悪人にしか飛ばしません。
ですね、ニュイさん 』
ニュイ
「 ニュニュ〜! 」
エノ
「 ……あのね…酸は悪い人にも飛ばしちゃいけない液体なの! 」
ニュイ
「 ニュ〜……ニュ? 」
玄武
『 「 怪物は良くて人間だけ駄目なのは差別じゃないの? 」──と言ってるな 』
エノ
「 差べ……?!
何処でそんな言葉を覚えちゃったの〜〜? 」
セロフィート
『 ニュイさんはコントロールも上手です。
エノ、大目に見てください 』
エノ
「 ……もう…。
セロも玄武も酸の危険性は分かってるよね? 」
玄武
『 知ってはいるが、大した問題ではないな。
ワタシとセロフィートの前では酸は唯の水も同然だぞ 』
セロフィート
『 言えてますね 』
エノ
「 もう〜〜〜。
……使うのは良いけど、フィールドでしか駄目だからね! 」
ニュイ
「 ニュニュ〜〜 」
ニュイちゃんは嬉しいのか上下にジャンプしてる。
可愛いんだから〜〜(////)
エノ
「 ──ニュイちゃん、私のLV上げを手伝ってくれる? 」
ニュイ
「 ニュ!
ニュ〜〜ニュ 」
エノ
「 有り難う、ニュイちゃん。
私は魔法の熟練度を上げながらLVを上げるね。
ニュイちゃんはLVの高い怪物を倒してくれる? 」
ニュイ
「 ニュ! 」
セロフィート
『 ワタシがニュイさんをLVの高い怪物の生息地へ連れて行きます 』
エノ
「 セロ、有り難う!
ニュイちゃんをお願いね 」
セロフィート
『 はいはい。
玄武さん、エノをお願いします 』
玄武
『 任せろ。
セロフィートの分もエノを守護る 』
エノ
「 ニュイちゃん、セロが傍に居てくれると思うけど、無理しないで。
気を付けてね 」
ニュイ
「 ニュ! 」




