♥ 城下街 2 / 冒険者街 2 / 買い物 2
武器の杖を装備した訳だけど、片手に杖を持って歩かないといけないって事は、常に片手が塞がってる状態になる訳だよね?
そんなの嫌かも……。
なんて事をぼやいたら、私の代わりにセロフィートが杖を持ってくれる事になったの!
ラッキー♪♪♪
セロフィートの持っていた杖は私のスマホの中に入れた。
此で私は手ぶらで歩けるようになった。
武器も買えた私は、セロフィートと玄武と一緒に道具屋へ向かった。
私の斜め右前を歩くのはセロフィート。
まるで私を護衛するみたい歩いてくれていて、持っている杖が私に当たらないように、右手に杖を持ってくれている。
私の斜め左後ろを陣取って歩くのは玄武。
やっぱり私を護衛するみたいに歩いてくれてるみたい。
長身の超絶美麗人の2人に守護られながら、冒険者街を歩いてると気分が良いけど、人の目も気になって恥ずかしいかも…(////)
すれ違う冒険者の中には女性も居て、美人さん達が多いように思う。
セロフィートと玄武へ向けられる熱い視線の数が半端ない。
セロフィートと玄武は意外にも女性に対して興味はなさそうで、私の歩幅に合わせて歩いてくれている。
道具屋に着いた私は、店内に入ると棚に並べられている道具を見て回る。
漫画やゲームで見た事あるような道具が棚に置かれていて、自然にテンション上がっちゃう!!
タココミエット文字が書かれていて、数字も書かれているのは、道具の名前と値段かな?
文字が読めないのって不便過ぎるぅ〜〜。
玄武は物珍しそうに道具をマシマジと見ている。
玄武はタココミエット文字を読めるのかな?
玄武
『 ──セロフィート、此は何と書かれているんだ? 』
セロフィート
『 其は── 』
どうやら玄武は私と同じでタココミエット文字を読めないみたい。
玄武は平安時代で活躍させたキャラクターだからかな?
冒険の旅に必要な道具って言っても何を買ったら良いのか今一分からないのよね……。
薬草は必需品だってのは分かるけど。
こういう事は、セロフィートに相談するのが無難かも。
セロフィートは吟遊大詩人として世界中を旅させていたから、道具屋で何を買い揃えたら良いのか知ってる筈だもんね!
鼓綴里惠美
「 ──ねぇ、セロ。
初心者の冒険者は道具屋でどんなのを買うのかな? 」
セロフィート
『 私に任せてください 』
セロフィートは嬉しそうに微笑むと店主と話を始めた。
──で、セロが私の為に見繕ってくれた冒険の旅に必要な必需品を買った。
買った道具は、[ 道具 アプリ ]の画面の中に全部入れた。
此で防具,武器,道具は買い終えたから、一応買い物は終わった事になる。
なんだけど、私は魔具屋が気になって仕方無い。
魔具屋って何を売ってるんだろう??
──って事で、セロフィートと玄武にお願いしてギルド街へ行く前に魔具屋へ向かう事になった。




