♥ エーミン城 3 / 洗面脱衣室 / 入浴しよう 3
──*──*──*── 洗面脱衣室
久し振りに楽しい入浴を満喫してから、セタちゃんと別れて女性用の洗面脱衣室へ入った私は、湯着を脱いで、用意されているバスタオルを手に取って、濡れた身体と髪を拭いた。
用意されているバスローブの袖に腕を通して着たら、設置されているランドリーバスケットの中に使用済みの湯着とバスタオルを入れた。
ランドリーバスケットは真ん中で色分けされていて、右側が黒色,左側が白色になっている。
黒色の方には白色で[ 洗濯物 ]って日本語で書かれているし、白色の方には黒色で[ 湯着 / タオル ]って日本語で書かれている。
やっぱり日本語って良いよね。
見てるだけで安心するって言うかさ。
見たり、書いたりしないと何時か忘れちゃいそうで困っちゃうな〜〜。
脱いだ衣服類は其のまま棚に置いとく事にした。
明日の朝、朝風呂を楽しんでから着替えようと思ってるからね!
洗面脱衣室に置いといても湿気ったりしないみたいだから、置きっぱにしてても大丈夫なんだとか。
置きっぱにしても良いなんて楽チンで助かる。
頻繁に洗濯したい靴下や下着なんかは、ランドリーバスケットの黒色の方に入れちゃう。
ランドリーバスケットの底には洗浄魔法の魔法陣が描かれていて、勝手に洗濯してくれるみたい。
ランドリーバスケットの下には取っ手が付いている。
取っ手を掴んで引っ張れるようになっていて、引っ張ると引き出しみたいになってるの。
今は空っぽだけど、ランドリーバスケットの中に入れてから約10分ぐらいで洗濯が済んで、丁寧に折り畳まれた状態の衣服類が引き出しの中に入ってるらしい。
私がする事と言えば、ランドリーバスケットの引き出しを開けて、洗濯済みの清潔な衣服類を取り出して、着れば良いだけ。
楽チン過ぎじゃんね。
入浴してる間や寝てる間に洗濯が終わってて、洗い立ての清潔な衣服類やタオル類を使えるなんて、便利な古代魔法って素ん晴らしいと思う!
セロフィート様々ね。
セロフィートを生み出した過去の私、グッジョブ!!
過去の自分の手にギリギリと絞めてられている私の首だけど、少しだけ手の力が緩んだような気がする。
早く私の首から手を離してほしいけど、黒歴史が具現化してくれちゃってるから無理よね〜〜。
うん、出よう。
私は洗面脱衣室を出る為に、入れ込み戸の取っ手を右手で握って右側へスライドさせた。




