No.95:大場vs水谷 2nd round
すいません、ちょっと今回短いです。
西口『水谷さっきの打席でストレートに全然合ってなかったです。』
大場『悪いな。江本といい、小野といい、打たれちゃ行けねえところで甘くなっちまった。』
島谷『珍しく緊張してますね。』
大場『してねえって。』
慶野『嘘つけ~。』
西口『甲子園に行くための試練ですよ。』
林『ここ、乗り越えましょうや。』
氷室『ツーアウト満塁ですし、アウトの取り方はいくらでもあります。』
大場『おし。西口、後ろは無しな。』
西口『任せてください。全部止めて見せますよ。』
大場『頼んだぜ。』
島谷『3番水谷ですが、外野は前進って。二塁ランナーだけは絶対に防げって。』
慶野『了解。初歩的な事だが、声掛けしっかりな。』
氷室『はい。』
小宮『外野との連携もしっかりしていきたいですね。』
西口『ピンチだからこそ、引いちゃダメです。攻めていきましょう。』
『『よし!!!ここ抑えて4回戦とっとといきましょう!!』』
『『おっしゃぁ!!!!』』
川越(翔真がこう何球も甘い球を放るとはな。)
(…………。やっぱり手首の影響はある様に感じるな。)
(本人は何も言わないが。)
水谷『お願いします。』
『プレイッ!!』
《打席の水谷は中学時代軟式野球の西山クラブで6番打者として全国経験があります。1回戦ではスリーランホームランを含む4安打を放っています。》
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水谷 雄史 2年生 東海教育大附属中
大会通算成績
打率.500(12-6) 1本 5打点 1盗塁
本日の打撃成績
空三振 中安 四球 空三振
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佳奈『大場先輩頑張れーっ!』
千夏『はぁ~!見てるこっちが緊張してきた…。』
佳奈『1点勝ってるけど、ツーアウト満塁…。』
千夏『相手の3番、すごく打ちそうな構えしてるし……。』
佳奈『先輩!縁起でもないこと言わないで下さいよ~!』
千夏『そんなこと言ったって~。』
佐藤『雄史!!お前が決めてこい!』
水谷『はい!!そのつもりです!!』
『『水谷!!水谷!!水谷!!水谷!!水谷!!水谷!!水谷!!水谷!!』』
《場内は今日1番の盛り上がり!!!》
大場(失投は許されない。)
水谷(みんなが繋いで得た最後のチャンス。)
《マウンド上、ドラフト1位確実とされている高校野球屈指の本格派サウスポー大場翔真、一打逆転サヨナラの大ピンチで水谷との対決!!!》
水谷(やってやる。)
大場(打たれてたまるか。)




