No.60:3回戦開始!vs名関
3回戦 vs名関戦
────────当日!
千夏『佳奈ー!はやく行くよ!試合開始遅れちゃうよ!』
佳奈『あっ!先輩持ってきましたか?』
千夏『え?今日降るの?』
佳奈『天気予報では午後80%とかだった気がしますよ!』
千夏『あ、じゃあ持ってかなきゃね!部室にあったわよね?』
佳奈『私取りに行ってきますよ!』
千夏『ありがとー。』
***
江本『ウキウキウキウキ!』
小野『江本テンション上がりすぎ。』
『名関高校、ノックをお願いします。』
佐藤『よっしゃあ!元気だして行くぞ!』
『『シャァァァァァ!!!』』
『サード!』
『ショート!!』
『セカン!!』
酒井『結構内野守備は鍛えられてるね。』
長澤『見た感じな。』
村田『名関?どこだよ。笑わせんな。』
酒井『おっ。ブルペンから帰ってきたの。』
村田『少し水飲みに来た。』
原田『調子はどう?』
村田『いやー。俺天才だからね。いつも変わらず絶好調で困っちゃう。』
酒井『今日は太陽も出てないし、投げやすいんじゃないか?曇りだぜ。』
村田『ついに俺ってば、天候まで味方につけたか。やるぅー!』
酒井『はいはい。今日の試合も頼んだぜ。天才くん。』
原田『もたもたしてると雨降ってきちゃうよ。テンポ良くね!』
村田『まっかせなっさーい!』
***
『両チームメンバー表交換お願いします!』
慶野『お願いします。』
佐藤『こちらこそ。お手柔らかに。』
『正々堂々、やっていきましょう。天気も少し雨降るみたいだし、攻守交代駆け足でお願いしますね。』
慶野『はい。』
佐藤『勿論です。』
佐藤『ほら、邦南のスタメン。』
江本『おっ。ノックで大場がライト守ってたから勘づいてたんだよね。』
小野『先発は?』
佐藤『江本の言っているように大場じゃない。村田だ。中3日かな。』
小野『やっぱ舐めてきたね。』
江本『若しくは大場が怪我で本調子じゃないか。』
水谷『どっちにせよ、村田打つだけじゃないですか?』
佐藤『だな。なめ腐った準優勝倒して下克上してやろうぜ。』
『両校のスターティングラインナップ、並びに、審判団をご紹介致します。』
先攻・邦南高校
1:遊:慶野 文哉
2:二:林 大騎
3:一:小宮 哲都
4:右:大場 翔真
5:三:氷室 佑介
6:捕:西口 拓磨
7:投:村田 直政
8:左:長澤 凌平
9:中:小野崎 恭也
後攻・名関高校
1:三:江本 健太郎
2:中:小野 晃平
3:遊:水谷 雄史
4:捕:佐藤 僚介
5:一:佐々木 皓太
6:右:青山 源
7:二:志田 樹大
8:左:萩森 資
9:投:森 元気
林『名関の先発は背番号10の森やって?』
酒井『篠田じゃなかったね。』
林『いや、でも見る限り明らかに篠田はんがエースやないん?』
酒井『実力、実績ともにたぶんそのはずだけど。』
林『舐めとんのか。』
川越(どういう意図だ?篠田でなく、志田でもなく、森だと………?)
(エースじゃなくても勝てる、なんて甘い相手じゃないぞウチは。)
佐藤『元ちゃん。ブルペンの感じ、かなり良いね。』
森『気合いが違うよ。気合いがね。』
川越『お前ら。相手ピッチャーが誰であろうと、きっちりスイングしてこい。打てると思ったら逃さずな。』
慶野『勿論ですよ。』
大場『まずは森、いっちょ撃破しますか。』
『これより、第2試合、邦南高校対名関高校の試合を始めます!!』
『礼!!』
『『『お願いしますっ!!!』』』
『まず守ります、名関高校、ピッチャーは、森くん。』
『キャッチャー、佐藤くん。ファースト、佐々木くん。セカンド、志田くん。サード江本くん。ショート、水谷くん。レフト、萩森くん。センター、小野くん。ライト青山くん。』
慶野『だいぶボールは遅いな。投球練習見る限り。』
林『打ってくださいって言うてもらってるんやないすか?』
慶野『手加減はしないよ。』
林『当然ですわ。』
『1番、ショート、慶野くん。』
《先頭は1番慶野!間もなくプレイボール!!》




