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番組


自宅に帰ってきて思った第一印象はでかい。ただこれに尽きる

え、僕の両親お金持ちだったの?


「んーっ!やっと帰って来れた。蒼空ちゃん?ここが蒼空ちゃんのおうちだからねー?」


母が僕にそう言ってくる

ほんと大きいなぁ。まさに豪邸だ

赤ちゃんの身体だから余計に大きく見える


「ほら、渚。早く中入ろう。蒼空ちゃんにミルクあげなきゃだから」


「はーい。さ、蒼空ちゃんママといっしょに中入りましょうねー」


そう言って中に入っていく


家の内装も見る限り豪華だ…うわ、すごいシャンデリアもある。

ほんとにお金持ちなんだな。

あれ?でもこれだけお金持ちなら買い物とか電車使わなくていいんじゃないか?

それとも前世のお金持ちのイメージがおかしいのかな…


使用人に買い物行かせたり、移動はリムジンってイメージなんだけど。


そんなことを考えていると父がミルクをあげにやってくる


「さぁ蒼空ちゃん?お腹すいたよねーパパのミルク飲みましょうねー?」

おもむろに服を脱ぎ僕にミルクを飲ませ始める。

あぁ、最近はもう父からミルクがでたり飲ませてもらうということに違和感すら感じなくなってきた。

しょうがないよね美味しいんだもん


「ひ、響のおっぱい……」


「あ!渚なに見てるんだよ!禁止だって言ったろ?!早く荷物おろしてきなよ!」


「ひゃ、ひゃい!」


と、母は車から荷物を降ろしに行った。物凄いへっぴり腰で

ほんとにこの二人夫婦なんだよね?ちゃんと営みしたんだよね?

母の父に対する性的刺激の耐性の無さがすごい。

なんか中学生男子並みだ







家に帰ってきてから数時間、僕は今リビングにあるベビーチェアに寝かされながらテレビを眺めている。


バラエティー番組だろうか?ローション相撲のような事をしているのだがどうもおかしい。

まずコーナーのタイトルが【ヌルヌル!アイドルたちのローション相撲!!】となっているのだが相撲をとっているのは全員男。


そして相撲なのに男がふんどしではなくTシャツ短パンと露出がすくない。普通男で相撲ならふんどしだけじゃないのかと思う。


そして場を盛り上げる芸人達なのだがこっちは全員女。


「いけいけー!番宣の為に相手を倒せー!」


「ほらそこ!掴んで転ばせないと!」


と、やじをアイドルたちぶつけて盛り上げる女芸人達

しかしそのヤジにもおかしな言葉が飛び交う


「ヌルヌルえっろぉ……乳首浮いてるやん」


「見てみぃあれ?ローションが糸引いてるほんまエロいで。」


「いけ!そこだ!Tシャツひっぱっちゃえ!」


と、まぁこんな感じに下心丸出しのやじも飛んできている。

これは女のアイドルに言う言葉じゃないのかなぁ…まぁこれがこの世界なんだし慣れていくしかないか。

そんなことを思っていると番組内では相撲がヒートアップしてしまったのか、一人のアイドルのシャツがめくれてしまい乳首が露出してしまいそうになった。

いや、正確には露出してしまったのだがモザイクがつけられていたのだ。男の、乳首に。


「ブッ」


「ちょっ!おまっ!!」


母が思わず吹いてしまい父が慌てる。


「なんだよこの番組!ゴールデンでやる内容じゃないだろ!チャンネル変えるぞ!」


「ま、待って響!この番組このあとが面白いから!ね?!ねっ!?」


「はぁ?!………ったく、ちょっとだけだからな。蒼空ちゃんに悪影響なのがでたらすぐ変えるから」


「ありがと響ぃー!」


母の必死なお願いに父は不本意ながら視聴を続けることに。

しかし


「あァーっと!!今度は遼くんもポロリだー!!」


「「「おおおおおおおお!!!!!」」」


「司会してる場合じゃない!り、りょうく」ブチンッ


TVの電源が落とされる。


「やった!!遼くんのポロリ見れた!!楽しみにしてたのよねぇ先週から!いやぁ眼福がんぷ…」


「渚」


「はい」


「正座」


「はい」


僕はこの時、生まれて初めて父のマジギレを見た。

母もなんでこんな事したのか…








父の長い説教が終わったあと僕は寝室に運ばれベットに寝かされる


「蒼空ちゃんごめんね?ママはちゃーんとパパが叱ったからねー?だから今日はパパといっしょに寝ましょうねー?」


「あ、あの、響?私もそっちのベッドで寝たいなーって……」


「渚」


「は、はい…?」


「今後一切えっちしないのと、今日から一週間別の部屋で寝るの、どっちがいい?」


「り、了解しました!わたくし渚は向かいの寝室で寝てきます!おやすみなさい!」


「はい。おやすみなさい渚」


そう言って母は出ていった。

僕は見逃さなかった…部屋を出ていく瞬間に涙していた母の顔を。


「さ、エッチなママは出ていったから蒼空ちゃんもパパと一緒に寝ましょうねー?」


そう言うと父が子守唄を歌い始めた。

病院でも何度か歌ってもらっていたのだが、父は歌が上手い。

男の声なのに優しく包み込むような歌声であっという間に眠ってしまう


あぁ、明日からもこの世界の常識について考えていかないとな……そう思ったところで僕の意識は眠りについた。












「ウェヒヒ……いいもんねー一緒に寝られなくても。私にはこの秘蔵BDがあるんだから。……お、おお!!これは際どい!!」ガチャ


「す、すっごいわぁこのアイドル……ち、乳首浮きまくってるじゃない……!!」スタスタ


「ふ、腹筋も割れてるし……ローションで濡れ濡れで、え、エロすぎでしょ!!こんなの我慢できるわけないわ!!」スタスタピタッ


「ひ、響にもローションぶっかけて濡れ濡れにしてち、乳首を……ひ、響ー!!」







「呼んだ?」






「え?………………いつからそこに……………」


「渚が『この秘蔵BDがあるだから』って言ってる時から」


「え、えっとぉ……これはね?お義母さんからもらったもので私のじゃ…」


「渚」


「はい」


「一週間じゃなく1ヶ月な」


「は、はい……グスッ」



こうして母は枕を濡らしながら1ヶ月間寂しさに耐えていくのであった。




女性アイドルもいますが、需要がないのであまり出てこないです

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