頭痛
いつの間にかPV3000超えてるしブックマークも15件突破してました
見てくださってる皆さま、ブクマ登録してくださった皆さまに感謝。
更新止めないようにやってきます!
我が家に帰ってきて数日。
どうして家がこんなにも大きいのかがわかった。
現在日本は前世と同じく少子高齢化で出生率が低い。そこで政府が打ち出したのは出産援助金。
子供を1人産むごとになんと500万円が支払われる。
なぜこんなにも援助金が多いのか?少子高齢化が大きな理由の一つだがもう一つ理由があった。
それは男性の少なさである。
現在この世界では男性は全体の3割ほどしかいない。
そして日本に限っての話になると2割を切ってくるのだ。街であれだけ男性がいたのはとても珍しかったらしい
この時点でまず結婚できるペアが少ない。
加えて女性の強烈な性欲に耐えられないと結婚を避ける男性までいることで自然と出生率が落ち込んでいったのだ。
そう、前世とは比べ物にならないほどこの世界の日本は子供に飢えていた。
政府はこの少子高齢化になんとか解決法を投じまいと多額の援助金を設定したのだ。
そしてこの援助システムにはもう一つ種類がある。
男児住居支援だ。
これは妊娠するにあたり然るべき医療機関にて胎児の性別を調べる。
そこで男児だとわかった場合、出産したあと健やかにかつ安全な生活ができるように国が住居を提供するというものだ。
支援される住居はその男児を産む母親の現住所が置かれている都道府県なら原則何処にでも建てられる。もちろん土地も込みで支援される。
支援される土地や住居の大きさは都道府県によって異なるがどの行政も出生率を上げるために大きく設定されている。
平均すると土地が80坪ほどで住居の建築費用は8000万円ほど。1坪100万円の建築費用が用意される。
正直破格にも程があるのだが国は如何せん必死なのだ。背に腹は替えられないということだろう。
重要なのは直接の援助金ではなく住居支援だということ。
いくら豪華な家を構えても維持できなければ食い潰してしまう。
国の狙いとしては
「その豪華な家のためにたくさん働いてたくさん税金収めてね。あと子供も。あ、ちなみに家は売ったりできないから。維持できなくなれば子供だけは国で育てるけど母親は知らん。父親は国で指定した女性と子作りしてもらうからよろ」
って事らしい。
なので男の子が出来てもよく考えて支援を受けないと悲惨な目に遭う。
まぁよく考えたもんだなぁと思う。
そして僕の両親はなぜこんなでかい家を建てたのかというと母が銀行員だったからだ。
前世で例えるとキャリアコースの男性銀行員……うんまぁそれなりの生活は保証されてるよね。
ちなみにこの世界での男性が務める職場は看護師や医者、マッサージ師など女性相手をしないでも出来る職場が多く占めている。
何故か?セクハラが多いのだそう。前世での男性以上の性欲を持っていると考えれば確かにと頷いてしまう。
中にはタレントやアイドルをしてきらびやかな世界に行く男性もいるが少数である。
僕は何になろうかな……そうぼーっとしながら考えていると父が話しかけてきた。
「そーらちゃん!テレビじっと見つめて何を見てるのかなぁ?……おぉ職種アンケートのニュースなんて気になってたの?蒼空ちゃんは賢いねー」
父があやすように話してくる。ダダ甘だよ父さん…
「うーん蒼空ちゃんが大きくなったらかぁ。俺的にはお医者さんが安心だし安定だろうけど…正直ニートになってずっとパパと一緒にってのもいいよなぁ」
あぁ…ダメだよ父さん親馬鹿が過ぎるよ…僕ダメな大人に育っちゃうよ…
「まぁ蒼空ちゃんがしたい事してくれればパパとしては嬉しいかな!ってまだまだ先のことだけど。」
……ありがとう父さん。親馬鹿でもすごく嬉しい。
そういえば僕、前世では何になりたかったんだろう?
ええっと確か……あれ?思い出せない
なんだったっけ……すっごくなりたい事があった筈なのに…。
(………ん………そ…………くん……)
ズキン。
うっ……なんだ今の?思い出そうとしたら声が浮かんできた。
よく聞こえなかったけど……
(そ…………くん……………そら…………!)
ズキンズキンッ
だめだ……頭が痛い……声も聞き取れない……
誰の声だ…何を言ってるんだ?
「……先のことだけど今のうちから覚悟しとかないとな。もし蒼空ちゃんが嫁さん連れて挨拶にきたらと思うとパパもう……ねー?蒼空ちゃ……?!」
父さんが僕の異変に気づく。
「蒼空ちゃん?!どうした?!どこか苦しいの?!痛いの?!大丈夫?!」
「もー響どうしたのよ?もう夜なんだから声抑えなさ…」
「な、渚!蒼空ちゃんが!蒼空ちゃんが!!!」
「?!どうしたのよ響!!蒼空ちゃん凄い苦しそうな顔してるじゃない!!」
「わ、わかんないよ!さっきまでじーっとテレビ見てたと思ったら急に苦しそうにし始めて……ど、どうしよう?!」
「お、落ち着きなさい!救急車!救急車呼んで!はやくっ!!」
「わ、わかった!!」
「大丈夫よ蒼空ちゃん……今病院に連れて行ってあげるからね?ママとパパがついてるからねっ……!」
泣きそうになりながら母さんが僕を励ましてる
必死になりながら救急車を呼んでいる父さん。
僕は消えそうな意識の中そんな二人の声を聞いていた。そして
(そらくん!私ね!そらくんの王子さまになってあげる!)
小さな女の子の声でそう聞こえたあと、僕は完全に意識を失った。
説明回おわりですね
次からはまた話を進めていきます。
個人的にはヤンデレ分をもっと出していきたいなーと。
こんなヤンデレがいい!とかこんなあべこべどうよ?などあったらコメントよろしくです。
できる限り反映させてきます




