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リアル1

 学生なのだから新学期を迎え勉学にいそしむ中、昼休みに上坂鳴ことカムイと雑談しながらゲームの話をしていた。


 「翼は、あれからどうなん?先に進んだ?」

 「いや、まだ始まりの街にいるよ。休日に俺はがっつりやりたい派だからさ今は街にあるクエストやギルトのランクを上げている」


 学校帰りにゲームはちょくちょくやっているが余りがっつりとは出来なかったので少しずつ進めて行った結果、魔法ギルドのランクは5テイムギルトでは6と結構上がった。街の人達とも大分仲良くなることができルイン宝石店と花屋に関しては常連と言っていいほどだ。ランクを上げて得られた効果は魔法ギルドでは新しい魔法が売られるようになりテイムギルドでは最大所持数がランク一上がるごとに5増えるようになったのだ。現在は35体までモンスと契約することが出来る。検証や厳選をする人にとってはありがたいのかもしれない。他にはモンスの卵を孵化させる装置、孵卵器が解放された。


 「まあ、明日は土曜だし今日はがっつり行けそうだな」

 「そうなんだよ。新しい魔法とかも試したいし新しいモンスの力も見たいから早く行きたいよ」


 そんな話をしている中、鳴はスマホをいじってある画面を見せてくれる。

 

 「そう言えばこれは見たか、MFの公式なアップデートが決まったてさ。今まではリアルの24時間を4日にしていたけど今日のアップデートで6日になるって」


 あの世界をもっと長く楽しめるなら俺としてはありがたい話だ。24時間を6で割ればリアル三時間で一日経つ計算になるな。


 「それと第五エリアのレイドボスが倒されたってさ」

 「え、どこのが突破されたの?」

 「土の結晶石が採れたから最初に沼地の先のレイドボスがやられてやられたボスの素材から森のボスが倒され更にその素材で沼地がやられて最後に平原が昨日やられた」

 「全部やられてるじゃん!今日はレイドボス戦になるな~」

 「ちなみに俺はとっくに終わった。あ、レイドボス倒すと新しい要素が解放されるから早めに倒せよ」

 「早」


 どうやら鳴はすでにレイド戦を終えているとの事だ。見せてくれた掲示板には攻略方法も記載されてる。おれもそのページをスマホで開いて攻略方法を見ていると


 「それでさ・・・これお前だろ」

 「え」


 そう言ってスマホをいじる鳴はある画面を出すその画面には『称号保持数』と書いてあってMFをやっているプレイヤーのトータルの数や一番称号を持っているのは何個かが書いてあった。一位のプレイヤーの名前は書いてないがその称号数は11と二位のプレイヤーとは倍以上の差をつけていたのだ。


 「別にそう言うのは気にしてゲームはやってないよ。なんかいつの間にか増えているんだよ」

 「そんなセリフをスラット言えるのは凄い事だと思うぞ」


 呆れながら笑っている鳴とさらに雑談をして話はスキルについてなった。MFではスキルは常時12個までしか装備出来ない。12個を超えた場合は所持はしているが安全な街や村かセーフティーエリアでなければ付け替えできないようになっている。これはプレイヤーだけでありモンスなどの契約したモンスは12個を超えた場合その場で捨てるか12個の中からいらないスキルと変えることになる。


 「スキルの話ってことは何かあったの?」

 「あったというかなんというか・・・まあ、第五エリアの街に来てみればわかる」


 歯切れが悪い鳴の言い方に疑問を懐きながらも昼休みは過ぎて行った。


 家に帰って色々済ませた後、ノートにやる事を一通り書いてみると


 ・赤茶の卵の為にふ卵器の購入

 ・レイドボス討伐

 ・第五エリアのまちの探索

 ・いろんなところに行ってみる


 大雑把に目的を決めたら俺はベットにダイブしゲームを起動する。今回はどんなことが起きるかワクワクしながら俺の意識はゲームの中に入って行った。

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