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死獣神の慰安旅行(1)

 闇に暗躍し、ターゲットの命を奪い取る裏稼業・殺し屋。

 これは、その中でも最強と謳われた1人の殺し屋と仲間達の新たな物語。

 きっかけは、武文の唐突な一言からだった。


「みんな。明日から旅行に行かない? 長崎あたりに」

 突拍子も無いお誘いに、龍を始め死獣神メンバーは疑問に思う。

 詳しく話を聞くと、柚と宙と美夜と真美から1泊2日の長崎旅行に誘われ、どうせなら大勢で、ということになったらしい。

 納得した龍達は了解し、仕事がある紫乃以外が参加することになった。



 そんなわけで、死獣神メンバーは慰安旅行も兼ねて、平成17年10月22日の朝に真美達と関西空港に集合した。

 残念ながら、大牙は当日になって、透美から許可がおりず泣く泣くドタキャンすることになったが、龍達は武文の金で長崎へと旅立った。



 長崎に到着すると、一行は早速ご当地グルメを堪能し、いくつかの名所を回ってから、某有名テーマパークに併設されたホテルにチェックインした。

 部屋割りは、真美と武文の意見で事前に決まっていたが、やっぱりと言うべきか、雲雀と澪が龍と同室がいいと言いだし、彼を取り合って人目をはばからず大いにもめ始めた。


 その様子を見て、宙や翔馬らは面白がっているが、これでは人の迷惑になる。そう思った堅物の真美が止めに入ろうとすると、そこに思いもよらない人物が現れ、声をかけた。


「あれ? 龍達。こんなとこで何やってんの?」

 聞きなじみのある声。もしかしてと思った龍が、2人に腕を引っ張られながら振り向くと、そこにいたのは奏だった。

 仕事で訪れていたらしく、ちょうど暇を持て余しているところだったそうだ。


 それを聞いた武文は、自分達が旅行で来ていることを明かし、時間が許す限り付き合わないかと彼女を誘った。

 奏は少し考えてから、7時間後の午後6時までならという条件付きで同行することにすることになった。

 半年振りの姉との時間に、龍は手放しで喜んでいたが、一方で雲雀と澪は、奏の『龍と一緒の部屋で寝る』発言を聞いたことで、邪魔者が増えたと感じ、歓迎するどころか、彼女に敵意の視線を向けていた。

 久々の奏登場回です。

 彼女は登場回数が比較的少ないですが、一応ヒロインの1人なので、彼女の心の描写は必見です。

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