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村の秘密(1)

 闇に暗躍し、ターゲットの命を奪い取る裏稼業・殺し屋。

 これは、その中でも最強と謳われた1人の殺し屋と仲間達の新たな物語。

 翌朝。神楽の的確な処置によって、大牙の解毒と治療は無事成功した。

 そのことを彼女から聞いた龍はホッとし、彼の見舞いに行くために、神楽の案内で井戸の底にある診療所へ向かった。


 井戸を降りてきた龍は目の前に広がる光景に言葉を失った。

 何故なら、そこにあったのは診療所なんてレベルではなく、地上と打って変わって、ハイテク機器がそこら中にある近未来的な医療施設だったからである。

 どの国にも無いような医療機器の数々。それらに囲まれたベッドの上に、大牙は腰をかけて問診を受けていた。


「あ。先輩! おはっす」


「おはよう大牙君。調子はどう?」


「まだ毒が抜けきってないせいか、ちょっと痺れが残ってます。けど、ここの変な機械で治療を受けたら、だいぶとマシになりました」


「そっか」

 龍はそう言い安心しつつも、やはり機器の製造元が気になっていた。

 神楽はその様子から龍の考えを察していたが、医者としてまずは大牙の容態が先決だと気持ちを切り替え、彼に体力回復と解毒効果がある温泉に浸かることを薦めた。

 温泉に入れることに大喜びした大牙は、問診が終わり次第入ると答えた。


「場所は菊代に聞いてください。私は龍さんに用がありますので」


「僕に……ですか?」


「はい。ここに関して疑問に思うこともあるでしょうし、あなたなら信頼できそうです。なので、全てをお話しします。この村で私のみが入れる場所・禁断の祠で」

 神楽の並々ならない覚悟を受け取った龍は了承し、彼女の案内でそこに赴くことにした。


 その直前、龍は翔馬特製の小型通信機を大牙に手渡した。


「一応渡しとく。もし黄泉さんが現れたら、これで僕を呼んで。すぐに飛んでいくから」

 自分の身を案じてそう言ってくれたのだろうが、大牙は龍の言葉に一瞬ムッとし、それを隠すように笑顔で了解した。


 彼のいつも通りの笑顔を見て、一安心だと思った龍は井戸を出て、神楽と共に禁断の祠へと向かった。

 タイトルからもわかると思いますが、ここからは英理村の秘密が明らかとなります。

 彼女らの秘密、そして大牙こと白虎の心にも注目して下さい。

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