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村の秘密(2)

 闇に暗躍し、ターゲットの命を奪い取る裏稼業・殺し屋。

 これは、その中でも最強と謳われた1人の殺し屋と仲間達の新たな物語。

 歩くこと数分。龍は神楽に連れられて、村の最北端にある禁断の祠に到着した。

 祠は村の外からよく見えなかったなと思うほど巨大で、何かの入り口を封じているような構造だった。


「ここは私の両親が()()()()を守るために、村の者と作ったものです。当時は外界との交流があったので、彼らに知られないために造られましたが、その対象は現在、村人に変わっています」


「いいんですか? 僕が秘密を知って」

 そう尋ねられると、神楽は多少の後ろめたさがあるのか少し黙ってから、


「……構いません。あなたは口が堅そうですし、()()()もわかってくれると思いますので」

 と、答え、祠の入り口に石らしき物体で作られたプレートに手の平を当てた。

 すると、ゴゴゴと地鳴りの音をたてながら扉が開いていき、祠の内部が徐々に見えてきた。


 やがて、明らかとなった秘密の正体を目の当たりにした龍は、目が飛び出そうになるほど仰天した。


「な!? こ、これは!」


「私達が、500年ほど前に乗ってきた宇宙船です」


「……てことは、神楽さん達は……」


「はい。地球人(あなたたち)で言うところの宇宙人です」

 そう。神楽と黄泉は遠い宇宙から来た異星人だったのである。

 そのことを知り、龍は驚きつつも納得した。神楽と黄泉の念動力は、その星の住人固有の能力だと思えば説明がつくし、井戸の底の医療機器も宇宙船から運んできたのなら、あそこにあっても不思議じゃない。

 そう考えれば全てが繋がるが、まだどうしても解せないことがある。彼女達が何故この星に来たのか。そして、500年前に来たはずの彼女らがどのようにして若さを保っているのかという点である。


 それらの質問を聞かれると、神楽は包み隠さず約束どおり全てを語った。

 急にSF要素が入って、びっくりしたかもしれません。苦手な人は申し訳ありません。

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