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深紅の過去

深紅の過去を改変しましたぁ!!

羊水の液のような培養液に満たされたポッドから出された。

無表情で全裸でそのまま出してくれた男女を眺めていると手をつかまれてくらい部屋に通された。

そこで椅子に座らされて機械の機器の管やいろんなものを手足に刺された。

 痛いというのもあるが、表情がでることはない。

チューブなども体につながれてそのままなにかをしだす男女。


「順調だな」


「ええ、このままいけば超能力者がつくれるかもしれないわ」


白衣を着た男女はその少女を眺めて喜々していた。

だが、途中で血を吐くなど鼻血をだすなどで喜々していた感情が落胆になっていた。

 それでも実験は続ける部屋から出さずに暗い暗い窓もなにもない部屋で。

ずっと椅子に鎖でつながれていた。

あの男女が家にいない日もあるけど、出ていける体調ではなかった。

日に日に弱るからだに意識もぼんやりとしてきていた。

そんなときだった、ガタンと大きな音が鳴り響く。

 顔を上げて視線をさまよわせると光が見えた。

どうやらここは研究所の施設のような場所で周りは牢屋のような作りで、傍に電子機器などがある。

 ぼんやりと少女がしていると、椅子とつながっている手錠と足かせがとれた。

呆然と手を握ったり開いたりして、足も動くかどうか確かめる。

 よれよれのコートを着た男性がかけつけてきて力強く抱きしめられた。

その目にはつめたい涙が流れていた。


「どうして、おじさんはないているんですか」


「君が生きていてくれたからだよ」


少女が尋ねるとぼろぼろな少女の髪を撫でてコートを羽織らせて包み込んでいると。


「オヤジ、早く!」


「ああ。わかってる」


少年の声にうなずいて少女を抱き上げたまま少年がいる方へと向かう。

 そこでなんとなくだが自分と同じ存在の女性と赤ちゃんがいることに気づいた。


「いきましょう。 追手がきたら大変だわ」


「ああ、そうだな」


そう会話をしながら少女を連れてこの家から車に乗って去る。

 それから少女は目を覚ましたら部屋にいてぼんやりとしていると。


「よかった。 治癒がきいたのね」


「………つぎのじっけんですか?」


ほっと、安堵したように微笑む美しい女性に問いかけると彼女の表情が曇る。

 なにか間違っているのだろうかと少女が思っていると。


「もう、いいのよ。 すべて終わったの」


「そう、ですか。 なら、もうはいきなんですね」


抱きしめて言う女性にそう少女が言うと、目を見開いてからさらに強く抱きしめられた。


「廃棄なんてさせないわ! わたしたちが守るから!」


「???」


強く抱きしめられてじー、と見つめる少女。

 そんな少女は少年と過ごしていくうちに人格がめばえ、京都にいる知り合いに預けられたりで口調がうつったりした。

元気に明るく成長した少女は兄や妹や父や母に囲まれて楽しく過ごしていた。

 父の銃器をいじりしていたら慌てて取り上げられたりもしたりするが、楽しかったと少女は思っている。


「君の名前を考えたんだ。 深紅っていうのはどうか? その瞳と同じだしね」


「深紅………。 おおきに、うちうれしいですえ」


初めての涙を流してお礼を言って父と母に抱き着いた。

兄と妹は笑顔でこちらを見ていた。



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