Story83「初の清掃活動」
「僕で良かったら良いよ! 」
それから僕は、レオンちゃんを優しく抱き締めると顔をさらに赤くしながら小さく呟いた。
「みんなが優くんに惚れてしまって信頼できるのが、今の私ならすごく分かるね…」
「レオンちゃんどうしてなの? 」
「だって優くんは、女心が分かってるし優くんといると自然と一人の女になれてしまうから… 」
「レオンちゃん… 」
「ちょっとこの最高な気分をもう少し感じたいから器材買いにいくのは、来週で良いかな? 今度は最初から行く準備するから」
「レオンちゃんが良いなら良いよ! 」
「ありがとう!でも何だかこう言う事があるとものすっごく頑張れそうな気がするよ! 」
「レオンちゃん… 僕も頑張るから一緒に頑張ろうね」
「うん!ねぇ、優くんまたこう言うことしてくれるかな?もちろん一方的じゃなくて優くんが私とこう言う事したいって思ってくれた時でも良いよ」
「レオンちゃんがまたしたいって思ってくれるなら僕は、もちろん良いよ! 」
「優くんありがとう! 」
それから僕とレオンちゃんはもう少しだけ抱き合ってからお互い上の服を着た。
「レオンちゃんありがとう! 」
「私の方こそえっちな展開になってしまったけど付き合ってくれてありがとう! 別に買い物が来週でもまた私の部屋にはいつでも遊びに来てよね」
「ありがとう!また来るね! 」
こうして僕は、レオンちゃんと仲良くなることが出来てお互いの距離を思わぬ展開で縮めることが出来たのであった。
それから5日が過ぎていきカレンダーは、7月から8月に変わっていき6月に中止になったアイドルハイスクールのライブが8月下旬に行われることに決まった。ちなみに今日は僕がいちご荘にやって来てから初めての地域の女子会として清掃活動を公園やバス停まどで行っていく。
僕は、美憂姉と準備をしてからいちご荘の玄関に全員集合した。
「美憂姉、この女子会って普通の一般的な女子会の意味合いじゃなくて地域に貢献するために作られたものって聞いてるんだけどあってるかな? 」
「うん、あってるよ!ちなみに普段は、私と瞳さんが定期的に女性の個人的なお悩み相談を引き受けてメールやファックスで対応したりたまにしてるガールズトーク討論会の模様をまとめたものを購読者の方に送ってあげたりしているの。そして春休みや夏休み等は、地域のこうした清掃活動に参加することもあるんだよ! 」
「そうだったんだ!大変なんだね」
「確かに大変な時もあるけど、これで女の子の辛い悩みが解決してくれるなら私は嬉しいけどね」
「女の子は男以上に悩みを抱えてると思うから解決出来ると良いかもね」
すると瞳さんが一番前にやって来てみんなに話しかける。
「それでは今から清掃活動をするために公園の生えた雑草とりと掃き掃除のセットとバス停前の空き缶等の回収や掃き掃除のセットと別れてもらいます。ちなみに事前に私が全員の分のくじ引きをしまして決めたので、発表したいと思います」




