登場人物 (地図と男)
舞台 火明星。惑星 (球体)ではない。地球圏よりはるか遠くだけど、地球から星間戦争のお誘い受けている。
ミハエル=シュピーゲル=フォン=フリードリヒ
主人公1人目。
火明星という魔導インターネットがある、魔力のせいで電力が売り物にならず、電力会社がない星で地球とは違う星のヴァーレンス王国の公爵。
184cm、80kg。35歳だが遺伝子治療した上に竜の因子が発動しているので体はいつまでも遺伝子治療時の28歳。あそこも28歳。寿命1200歳。
彼本人は
フレッド、
アリウスの親友2人と男3人で過ごしていきたいと思っているが、現実はそれと遠い。
嫁が11人いる上にまだ増えそうな気配がして命の危険を感じている。たまに夢を見る。女が自分のち○こを貪りそれに耐えられず、ち○こがちぎれるorち○こが壊死する夢を。
女を愛してないわけではない。嫁にしたのはちゃんと自分が特別な感情を持った女たちである。
だが、母の竜神から呪い(ミハエル談)を受けているため、女難が絶えない。
エロゲの疑問、「なぜこいつがそんなモテるの?」はミハエルの場合母親である竜神の呪い(祝福)だから。と理由はかなりはっきりしている。
夢は
『男3人で自由に飛び回って生きたい』
あんまり叶えられていない。
また、学んだ霊波動を他人の体を治す事に使うのは良い事、だが霊波動をエロにも使う。
フレデリック=ローレンス
主人公2人目。
身長170cm、体重70kg 右きき 魔法剣士。滅炎剣と滅氷剣の二刀流が板についている。
好色騎士と呼ばれるくらい女を口説いている、女と寝ている百戦錬磨だが、本命は男。といってもブロマンスである。
間違ってもBLではない。
また女と毎日とっかえひっかえで寝ているせいで、『綺麗ずき』になった。そんだけ女と寝てれば、そうじゃないと病気になるので、女を抱くほど、すっごくまめな性格に変わった。。
アリウス=シュレーゲル
主人公3人目。
身長165cm、体重65kg 右きき
翼を生やす事ができる。ひっこめるのも自由な翼。魔法のエキスパート、ウィザードである。
どの系統が得意とかはなく、魔法ならどのジャンルもこなせる正真正銘のスパーオールラウンダー。
そして不老の魔法もリスクなしに、遺伝子修復政策前までは使っていた。
「言ったけど、そりゃあしかたないでしょう! 事実だもん! ルシファーに遺伝子劣化させられる前の、天から大洪水が落ちてきたノアの箱舟の天蓋瀑布のノアは1200歳まで生きたって記録あるんだよ? 旧約聖書に。ヴァーレンスだってそこから遺伝子修復政策が始まったんだし。
地球のハゲども遺伝子壊れたまま生きてっから80歳で死ぬんじゃん。気づけよアホ。遺伝子に答え書いてあるんだから、遺伝子カンニングすればいいだけなのに。自分の髪1本抜けばわかるじゃ~ん」
とは桜雪さゆ談。こんな感じなので、ヴァーレンス勢は基本ノアの箱舟の遺伝子なので彼に限らず寿命1200歳。恋なんて急がなくていい。恋できる時間が1000年以上あるのだから。
得意技は。魔封剣。自分の魔法力で、スーパーナチュラルな力全部使えないようにする。人ではなく範囲にかける結界術である。
クロード=ガンヴァレン
ミハエル公爵の私設軍、ミハエル黒騎士団のメンバー。副団長ミレーヌの部下でもある。
身長187cm、体重80kg
学生時代はバスケ部。
バスケ部判明エピソードが全年齢版の浮遊大陸ティルナノグ編で明らかになる。
クロード=ガンヴァレンの恋愛遍歴も浮遊大陸編で明らかになる。
性格は普通にいいにーちゃん。裏表はなく、本当いい性格。
画像の通り少女漫画に出てくるようなイケメンなのに、彼に彼女がいない理由が浮遊大陸ティルナノグ編で語られています。
ミハエル、フレッド、アリウスのグループに入りたがってる。男だけで仲良く、女くさくないから。
羨ましがられるイケメンでも恋愛は苦労するという例である。
あと、槍術と霊波動の熟練度は結構なもの
サミュエル=ローズ。160cm、体重55kg。私設騎士団ミハエル黒騎士団の団員である。クロード=ガンヴァレンや空夢風音と同僚である。
役割はヒーラー。
性格はあまり乱暴ではない男の子といった感じで、女子にいじられるのが運命な感じである。
最初、天馬蒼依に惚れられるが、
「国際結婚はハードル高くないですか~?」
の一言で天馬蒼依をがっがりさせ、破局。その後、同じく彼に惚れていたガートルード=キャボットから告白を受け。承諾。恋人同士となる。
ヤマトタケル 165cm 64kg。
今は天津日高日子波限建鵜草葺不合命に仕える青年。
肉の体での生前の行いは知っての通りなので省略。
伊吹山にて山の神の代わり闇霎と瀬織津姫がふたりがかりで直接手を出し、とどめに神通力のこもった氷雨により死の宣告を受けた状態となる。
その場で直接のとどめはさされずに両竜神が帰った後、彼は瀕死の状態で伊吹山から大和を目指す。
しかし、願いかなわず大和を目の前にして力尽き、駆け付けた大和の者たちの前で白鳥となり、天に昇る。
天に昇った後、闇霎と瀬織津姫とすぐさま再会することとなるが、弟橘媛の話がきっかけとなり怒り狂った日本武尊が刀を抜いて両竜神に襲い掛かるも、片手であしらわれて即魂の完全粉砕寸前にまで追い込まれる。
そこに瀬織津姫の夫である天照が割って入り、
「まあまあ。まずはわたしの下で様子を見て、本当に曲霊が今でもどうしようもないほど矯正不可能ならばそのときまた考えようじゃないか。彼の魂まで完全に粉砕して殺してしまうのは、それからでも遅いということはないはずだ。
それで良いだろう、瀬織津、闇霎どの? わたしの顔に免じて、ここで手を止めて欲しい」
の言葉で命を救われる。
それから天界での彼の修業が始まるが、天高が天火明命の配下に加わってからしばらくすると日本武尊は天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊の息子である天津日高日子波限建鵜草葺不合命の元に移動して修行することを志願する。
特に断る理由もないので天照はそれを受け入れ、鵜草葺不合命の下で修業して今に至る。
天火明命から鵜草葺不合命の下へと移った理由は、実は
「天火明命はアッパー系すぎてクール系の自分とはいまいち肌が合わない」
というしごく単純な理由。
闇霎の黒竜神の因子を濃く受け継ぐミハエルと水鏡冬華に対しては、闇霎と瀬織津姫ほどではないにしろ敵意は消しきれずにいる。
冬華に対しては普通に話せる程度には敵意は抑えられているが、ミハエルに対する感情は、オウス本人もよく分からないでいるようだ。
闇霎の息子というのはミハエルの霊気を見ればすぐにわかる事だが、それにしては素戔男の因子(天火明命と同じ鳥の一族のオーラ)も感じるし、八岐大蛇っぽい暗黒のオーラも感じるし、正直オウスはミハエルが何者なのか計りかねて混乱しているというのが正直な所。
余談ではあるが、天界でしごかれすぎたため、木花咲耶姫の懐刀である桜雪さゆが大の苦手。
剣術だけなら日本武尊の方が上だが、一度火と水の力を使われ始めるとあっという間にどうしようもなくなる。それに妖怪雪女と元人間の基本スペックの差もあまりにも大きい。
彼女には、オウスのみことを通り越してオッスくんとまで呼ばれる始末。
イズモタケル 174cm 74kg。
出雲王国最後の王。天津日高日子波限建鵜草葺不合命の再来と噂されるくらいに良い政治を展開していた。
剣術では日本武尊よりやや勝り男の天照と互角で、霊力では闘神・建御名方より圧倒的に勝り、狗法では大天狗の富士山太郎坊と並び、呪禁道では半竜神の水鏡冬華に並ぶ脅威の強さ。
お人好しで気が優しい所が戦闘中ですらなりを潜めない。しかし、その点がないと本当に全くどこにも隙が見当たらないという人外魔境っぷりを嫌でも感じる事となる。
しかもイズモタケルは右手も使える左利き(要するに、クロスドミナンス)なので、左の相手に慣れてない人にはさらに彼が脅威となる。
出雲健とミハエルと男の天照・天火明命は、戦闘の最中に利き手をコロコロ変えながら戦う『スイッチファイター』
それでも彼は不殺の信念は持っていない。
「戦場に自分の意志で出た以上は、死んでも恨みっこなしだよ(キランッ☆ミ)」
無駄な殺生はしないけれど、自分側に被害が出るようなら迷わず殺す。殺した後も良心の呵責に悩むことはない。
「凶悪犯を不殺で見逃して将来何の罪もない犠牲者を100人増やすより――――
――ここで1人確実に殺して、未来の被害者の命100人確保する方が合理的でしょ?(キランッ☆ミ)」
彼は天狗の術も使いこなせるので富士山太郎坊、鞍馬天狗、鵜草葺不合命、天火明命のような全方位攻撃も自在に使えるし、呪禁道も使えるので水鏡冬華のように滅功念鎖陣の念なし霊力なしの単純物理攻撃に対する絶対防御(核兵器、プラズマ兵器でも彼や水鏡冬華にはダメージ0)と呪禁・霧雲(水鏡冬華の豪滅念衝と同じ効果)による相手の攻撃力(または防御力)の強制低下も即座に使える。
旅人を装った日本武尊を快く迎え入れた後にだまし討ちに気づきつつも彼の良心を信じて無抵抗を貫いた挙句命を落としてしまったが、手を出していれば一撃で惨殺されていたのは出雲建ではなく日本武尊の方だった。
――剣は、天狗の術や産霊や呪禁を使えばいくらでも無から生み出せるゆえに。
死んだ後は雲の上に昇り、大国主(天火明命)のすぐ側で自分の出雲の国が滅ぶ様を見てさすがに怒り狂い、日本武尊が天に昇った際に剣の勝負での再戦で仕返しすることを決意する。
天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊はその後一度彼を弟子にしたが、すぐに免許皆伝として彼を卒業させる。
曰く、
『(ほぼ全ての要素がレベルが高すぎて、太陽神ですら彼にこれ以上教えるべき所が見つからないから)あまりにも教え甲斐がない男だ』
とのこと。
ブルゴーニュ精霊士団の頭領マンボー=グラノリェルス=ゴメス。188cm、95kg。
精霊士団では実力も高く、リーダーを務める。
だが、浮遊大陸ティルナノグ編でミハエル=シュピーゲル=フォン=フリードリヒにいじられまくる。