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第11章 : 深紅の煉獄(第1部)

音楽【 深紅の死の天使 】

https://x.com/el_geoztigma/status/2017280217350279417

セザール:重傷、高熱による悪夢


「傷のあとに高熱が襲ってきた。かなりの出血で、意識は朦朧としていた」

「アルテミサとジューンのリビングのソファで、俺は意識を失った」

「そして、夢を見始めた」


「広間に溢れる血が、俺の精神を飲み込んでいく」

「視界が何かに乗っ取られる」

「純粋なる、深紅シンクの色に」


「摩天楼がそびえ立ち」

「空はあらゆる方向から赤く照らされている」

「この魂の煉獄において」


「ビル群の間から『深紅の預言者』が姿を現した」

「赤と黒の翼を広げ」

「彼は飛び立つ」

「異なる陣営の魂たちが、彼を守るために隊列を組む」


「ヴェレディクトはそのすべてを傍観していた」

「大天使ミカエルもそこにいた。自信に満ち溢れた表情で」


「その翼が、俺の隣に着地した」


「――気分はどうだ、セザール?」

その存在から、狂気に満ちた声が響く。


頭には頭巾スダリオ、鋭い紅の眼光。

黒く死んだ両手、金メッキの銀の胸当て、7つの宝冠を戴く金の王冠、右手の指には7つの金の指輪。

その礼拝服を纏った姿は、圧倒的な威厳を放っていた。


「天の煉獄で戦争が起きるのは明白だった」


「ヴェレディクトが煉獄を閉じようとしている。お前は、私以外で残された最後の不浄な存在だ」

その狂った存在――真の『深紅の預言者』、あるいは『深紅の死の天使』が口を開いた。


「――私と共に戦うか、セザール?」


問いが響き渡る。

俺が彼を見つめると、頭巾の中から「死」の真の素顔が覗いた。魂のない、超強力でありながら既に死んでいる魂。


その素顔を見た瞬間、恐怖が俺を支配し、涙が勝手に溢れ出した。これほど強大な存在感を感じたことは一度もなかった。

俺は泣き始めた。彼の力と存在の断片を感じただけで、恍惚と悲しみ、そして惨めさの間で、俺の精神は泣き止むことができなかった。


「恐れているのか? ――お前は私の友人だ、セザール」

「私を恐れる必要はない」


「浄化されぬままの数百万の命が私の魂を養い、天使のごとき強大な力となった。だが、この煉獄は腐敗している」

「――押し殺したような笑いが漏れる」


「ヴェレディクトも神の天使たちも、この領域では私には勝てん」

「神自身をこの煉獄に引きずり下ろし、私の言葉を叩きつけてやるつもりだ」

「私は神を全面的に信頼しているが、あのアリのような官僚や暴君どもは別だ」


「私はこの世界をジャックした」

「ここにいる全員を、まるで自分の玩具のように筆舌に尽くしがたい方法で弄んできた。奴らは気づいてさえいないがな」

「この世界は私のものだ。全員が私の人形だ。気が向くたびに、人形のパーツをバラバラにするように解体してやった」

「ヴェレディクトは私を恐れている。ここからでも奴の薄汚い恐怖の臭いがするぞ」


「お前は誰だ、深紅カルメシ?」


「……」


「お前の友人か?」

彼は自問するように答えた。

「ハハハ!」

正気のかけらもない、悪魔のような高笑いが彼から弾け出した。


「ハッ! ハッ! ハッ! ハハハハハ! アハハハハ!」

制御不能な、突発的な笑い。のたうち回らんばかりの狂笑。

だが、一瞬で笑いは止まり、その表情が変わった。


「この恐るべき力と巨大な体躯を持つ『深紅の死の天使』が、想像を絶するサイコパスであることは明白だった」


「まもなくだ、セザール。ヴェレディクトはお前に裁きを下し、罪があるにもかかわらず現世に戻ることを許すだろう」

「そうなれば、飽きるほど冒涜し、汚し尽くしたこの煉獄に、私は一人残される」

「その飽食感に終わりが来ることはない」

「数百万回の人生の間、全員が私の玩具だったのだ!」

「そして、これからもな!」


俺は問わねばならなかった。これが『制御の予測エスティマシオン・デ・コントロール』によるビジョンだと気づいていたからだ。


「お前はゲオ、そうだろう?」


「私が、ゲオだと? ――あれは意識の死んだ抜け殻に過ぎん」

「ハハハハハ!」


「内側はすべて死んでいる」

「死んだものは救えないのだ」


「彼が手を挙げると、礼拝服の中から一つの生首が現れた」

「それは、あの『深紅の預言者』の顔だった」

「彼はその首を放り出した」

さらに二つの首が転がってきた。

ロザリオの少女と、影の少女。


「――見覚えがあるようだな」


「ジャクリーヌとクリスティーナは気に入っていた。だが、私の『邪悪なバージョン』は反吐が出るほど嫌いだった。奴らは理解していない。真の悪とは……『善意』の中に宿るということを! ハハハハハハ!」


「自分が正しいと確信し、目的のためなら誰の心臓をも抉り出す覚悟がある者。それ以上の悪はない」

「私のしていることは善だ」

「この領域、そして他のあらゆる領域を冒涜し、汚してやる」


一瞬、彼の声のトーンに聞き覚えがあった。

「お前はやはり俺の友人、ゲオだ。お前だと分かる」


「――微かな微笑が漏れた」


クリスティーナの首が転がり、俺の足に触れた。他の二人の首も俺の脇を通り過ぎる。


「死の三和音」


「私を魂の煉獄に閉じ込められると思っているのか」

「奴らは私を知らない」

「私が何を成す覚悟があるかをな」

「暴力に理由は不要だ。それは自己正当化される」

「暴力はそれ自体で完結する」

「結果は即座に、明白に現れる」

「神を煉獄へ降臨させ、私の声を聞かせてやる」


この『深紅の死の天使』の悪意は腐食性だった。俺の精神は砕け散り、制御の予測は故障し始め、壊れたクリスタルのように砕け、深紅の色が脳内に侵入してきた。


「セザール、お前に知っておいてほしいことがある」

死の天使が告げた。

「お前はずっと私の友人だった」

「私が引き起こしたすべての惨状を許してくれ」

「他意はない。我々の完璧な世界を壊してしまったことも」

「――永遠の夏」

「他意はない。すべてはこの不潔な獣どもを屈服させるための計画だ」


「ミカエルは私の手で堕ちる」

「彼の瞳が純粋な悪の腐食オーラで輝いた」

「死の赤色に」


「ヴェレディクトのことは、跡形もなくなるまで冒涜してやる」

「そしてこの宇宙(煉獄)は、私の魂の操り人形に過ぎなくなる」


偽りの空から天使と悪魔が溢れ出し、数えきれないほどの軍勢が集結した。

死の天使の背後にクリスタルが現れた。


「クリスタル、なぜここに?」俺は尋ねた。

「あなたはビジョンの中にいるのよ、セザール。そして私も。あの時からビジョンを通じてあなたたちを追っていたわ」


「でも、君も死んだのか?」

「いいえ、セザール。私は死んでいない。ただ恍惚エクスタシスの状態にあるだけ。それでも私の視界は、既知と未知の宇宙の境界を超えることができる。あなたたちを見守っているわ。もしいつか、私がクリスタルの墓から目覚めることができ、誰かが私の胸に突き刺さった呪いの剣から救ってくれたなら、また会えるかもしれない……。今はただ、あなたたちの浄化と転生のプロセスを見届けるだけ」


「――もし無事に目覚めたなら、預言を授けましょう」

生そのものからのクリスタルの啓示。煉獄を通る死者へのメッセージ。


「ゲオはどうなるんだ?」

「ゲオは完全に不浄だわ。彼の魂は根底から腐り果てている。彼に輪廻転生はない……。彼の行き先は地獄であり、彼自身もそれを分かっている。だから今、彼は最後の戦いに備えているの。偽りの体、偽りの宇宙(煉獄)で、浄化しきれない魂と精神を浄化するために」

クリスタルの啓示、煉獄への伝言。


「セザール、この深紅の地獄で私が戦う姿を見ていてくれるか?」

「私のために祝ってくれるか?」

「全員の首がお前の前に落ちるのを見たとき、お前はどうする?」

「祝ってくれるか?」

死の天使が宣言する。


「街路を見渡すと、道はゆっくりと血に染まり、永遠の夏の太陽がそこに反射して、すべてのビルを深紅に変えていた」


「ゲオ、何をしたんだ?」

「なぜ街にこれほど多くの血と死体が溢れている?」

「――食べるためには、豚を数頭殺さねばならん……」

彼の答えは荘厳で、天性の悪意に満ちていた。


「この領域に、私に抗える者はいない」

「それでも奴らの計略は分かっている……私を閉じ込めたまま、煉獄を永遠に閉ざすつもりだ。既にすべての魂は解放された。清い者も不浄な者も。ここにはお前しかいない、セザール。私の親友よ」


「影の中に潜む幽霊、クリスタル。鏡の反射の中にいる彼女。その視線は天を超え、さらにその先を貫く」


「――さよならだ、セザール。私の大虐殺を楽しんでくれ。これは永遠に続く。私に救いはないのだから」

「さらに100万回の人生、あるいは100万年。無限の時間か無限の審判が、私を永遠に煉獄へ閉じ込めるだろう」


「神の天使たちが集結する」

「私の運命は決まった」

「どこかの天使か悪魔が私の首を獲るまで、永遠に戦い続けて死ぬのだ」

「それまでは、神の頭が煉獄に降りてくるのを待つとしよう。この領域から立ち去るための私の言葉を聞かせるために」


「永遠の闘争」

「深紅の空」

「永遠の煉獄」

「永遠の戦争」

「天に対する反逆」

「救われぬ魂が企てる叛乱のために」


死の天使が、耐え難い高音を響かせるバンシーのように溜息をつき、呼吸するのを聞いた。

「狂気じみた存在の中に閉じ込められた数千の魂が、神の救済を求めて呻き、懇願する叫び」


「彼の翼が広がり、地面の首たちがなぎ払われた」

「俺はその強大なパワーの勢いに抗い、足を地面に踏ん張った」


その時、俺は『呪われた奇跡』としか呼べないものを見た。

ゲオ、あるいは死の天使がクリスタルの方を振り向いた。彼女は青い瞳を持つ闇の幽霊であり、あらゆるクリスタルにその姿を映している。


「クリスタル……魂として会うのはこれが最後だろう。すべては許された。お前は私の導き手であり、守護天使だった。お前がいなければ、成し遂げることはできなかった。すべてはお前のおかげだ」

「――すべての惨劇は引き起こされた。だが、すべては許された」

深紅の天使が宣言した。


「死の天使の目から血の涙が溢れ出した」

「――ごめんなさい、ゲオ……」

クリスタルの幽霊のような言葉が漏れた。その苦しみの輝きがクリスタルに反射した。

「――あなただけが、自分の罪を償わなければならないのよ……」


血の川が人々の死体と共に渦巻いている。そこで俺は気づいた。

「下級の天使や悪魔たちが、無残に処刑されていた」

だが、最悪なのは、

「無実の魂たちまでもが、そこに含まれていたことだ」


再び彼の溜息と呼吸。数千のバンシーの叫びと、数千の魂が永遠の苦痛の中で呻く。その凄まじい威圧感に、いかなる人間の魂も震え上がるだろう。


「赤色が視界を汚し、歪めていく」

「煉獄の天地は、天使も悪魔も等しく、あらゆる姿の軍勢で埋め尽くされた」

「ゲオの魂の首には、懸賞金がかけられている」

クリスタルが告げた。


俺は衝撃を受け、真っ先にこう思った。

「彼を助けることはできるのか?」

「――決して考えてはならないわ……」

クリスタルのスペクトルの言葉が、運命を封印した。


「三度目の溜息、そして三度目の呼吸」


翼が閉じ、死の天使は一気に飛び立った。その衝撃で俺は壁に叩きつけられた。

ビルがひび割れ、震え、すべての窓が上から下まで粉々に砕けた。


「天は閉ざされた」

「ここがお前の永遠の墓場となるのだ!」

軍神ミカエルの叫びが響き渡った。


あらゆる種類の魂が、あらゆる力を携えて、死の天使の恐るべき存在に立ち向かった。

「死の天使は、ビルとビルの間をあり得ない速度で移動した。風の力と、規格外の魂を背負って」

「雷の力を持つ俺よりも速く、彼はビルの間を飛んでいた」

「地上100メートルの道路の上、二つのビルの間で彼は静止した」

「その瞬間、彼の通り道のすべてが吹き飛ばされた」


「制御不能な風のうねりと、創造主たる魂の力によって、ビル群は崩壊した」

風は慣性に従い、雷、炎、光、闇、角、槍、盾、そして魂。天と地の軍馬たちが、滅びの魂の圧倒的な力によって煉獄から一掃された。


再び翼が広がり、数千のバンシーと魂たちが、地獄の詩人が書き残した呪いの歌を歌い始めた。

祈りの言葉が重なるたびに、天使たちの防衛は崩れ、盾は溶けていった。


「ミカエルが槍を構えた」

「――貴様の魂は私のものだ。私の槍は、不浄な魂を決して逃さない!」

ミカエルが怒号を上げた。


魂は風を切り裂き、すべての悪魔たちが、祝福された黄金の光の筋の前に道をあけた。

数億の天使たちが十字架を掲げ、命中を祈った。


「だが、死の天使が人差し指を立てると、槍はその指先に激突した」

「そして槍は、まるで消え失せたかのように羽毛、カラス、鳩へと変わった」


「――私の槍が……?」大天使ミカエルが問う。


「数千の魂の声が、バンシーのように共鳴した」

「――私は閉じ込められている……だが、お前たちも私と一緒だ……『私の』煉獄にな!」

死の天使は、陽気ささえ漂わせる不安定な言葉を楽しんでいるかのようだった。


「処刑せよ!」

ミカエルが不死の戦士たる天使の軍勢に命じた。


「永遠の戦争」

「永遠の死」

浄化パージ

「地獄」


天使たちは武器、祈り、サイオニック能力を手に、空中を飛ぶ死の天使を追撃した。風が掠めるだけで壊れるビルの間を縫うように操縦する。

死の天使に近づけた者は、かつてない技術、暴力、悪意によって瞬時に解体された。それは数百万回の人生の中で磨き上げられた殺人機械の技術だった。


「――それが望みか!」

「――暴力か!」

「――ならば、与えてやろう!」

「――ハハハハ!」


決壊した川のような数千の天使たちが、深紅の空を行く死の天使を追った。永遠の夏の太陽は、永遠の悪夢の太陽へと変貌していた。


死の天使は旋回し、全霊の力を込めて天使たちを迎え撃つ準備を整えた。


「数千の魂を宿すバンシーの叫び、死の呼吸、そして重なる祈り」

「計り知れない力」

「大天使ミカエルの瞳が輝いた」

「かつて友人だと思っていた存在に、数千の歪な歯を持つ不釣り合いな笑みと、死の相が現れた」


轟音と共に!!!!!!!、

鎖を解か!!!!!!!


壊れた現実!!!!!

調べを奏でな!!!!!


祈りが重なるたびに現実は断片化し、風と現実のバグによって生み出された圧倒的な力が、追撃していたすべての天使を千々に引き裂いて叩き落とした。


轟音と共に!!!!!!!、

鎖を解か!!!!!!!


壊れた現実!!!!!

調べを奏でな!!!!!


祈り、一撃、戦闘が繰り返されるたび、彼の叫びは四つの天とすべての煉獄を支配した。

「神自身が、死の天使の奏でる旋律を聴いていた」


轟音と共に!!!!!!!、

鎖を解か!!!!!!!


壊れた現実!!!!!

調べを奏deな!!!!!


天使や悪魔の祈りは、同じ祈りによって何度も何度もかき消され、直後に、異宇宙から来たかのような風の力と壊れた現実によって一掃された。

「それは、道徳と信仰を持つ者たちの心を挫こうとするものだった」


「それでも、彼らは不死だった。神の奇跡が彼らの中で炎のように目覚め、あり得ざることを可能にしていった」

遅れて追撃していた数人の天使が立ち向かおうとしたが、死の天使の両手が、まるで即座の処刑のためのギロチンのように彼らを捉えた。


死体は細切れになり、ゴーストタウンの虚空へと落下していった。その巨大な四肢を逃れた者たちも、彼の拳や肘の直撃を受け、一直線に構造物へと叩きつけられ、いくつもの建物を真っ二つにしながら粉砕された。


ミカエルは、不浄でありながら強大な死の天使が、顎と爪と呪われた信仰で自軍の半分を蹂躙するのを見て、堪忍袋の緒が切れた。

「呪われた祈りが、山を、ビルを、都市を、天使を、そして何よりも浄化を生き延びようとする信仰を黙らせ、崩壊させていった」


「天の浄化」

「それは今や」

「深紅の浄化」となった。


「悪魔ども、前へ!」

ミカエルが叫んだ。死の天使の首を最初に獲った者への、ヴェレディクトと冥界による呪われた契約。

「神が、すべての責任者に審判を下すだろう」


悪魔たちが瞳に怒りを宿し、突撃した。天使にはない凶暴さ、速さ、残虐さ、そして破壊的な力を解き放って。

死の天使が袖を解くと、そこからあらゆる種類の蛍光色の花びら、カラス、鳩が溢れ出した。そしてその中から、切り札としてミカエルの槍が現れた。


悪魔たちはビルを這い、飛び回り、上下の感覚などないかのように壁を駆け上がる。

ミカエルが叫ぶ。

「その槍が私に効くはずがない!」

「――槍はお前のためのものではない」

死の天使の声が辺りに響き渡った。


そして槍は、光の速さですべての悪魔の魂を一突きにしていった。

1、2、3、1000、10,000……。

数千の悪魔が、風に舞う塵のように次々と地に落ちていく。

「あり得ん……」ミカエルが呟く。「槍は私にしか従わぬはずだ……」


ミカエル自身が剣と盾を構えた。

翼を広げ、軍馬のように地平線から躍り出る。

「正面衝突」

「最高位の二人の天使が激突した」

「ミカエルの剣と、暗黒の剣が交差する」


大天使ミカエルの『火焔のフレーミング・ソード』が、死の天使の剣『咆哮ルギード』とぶつかり合う。

前例のない技術と暴力。一撃ごとに、その体と翼は数キロメートルも押し流され、巨大な肉体の移動に伴って都市がなぎ払われていく。


ゲオの剣の『咆哮』と、ミカエルの剣の『浄化の炎』が鈍い音を立てて衝突し、数キロ圏内のすべてが咆哮と神聖な炎で消し去られた。天使も悪魔も、命からがら逃げ惑った。


ミカエルの火焔の剣は、天使であれ悪魔であれ、いかなる魂をも殺すことができた。その光と盲目の炎は、通り道の弱き魂を消滅させる。

だが、死の天使は違った。ミカエルの剣の力を受けるたび、彼の周囲の現実が捻じ曲がった。


技術においてミカエルは死の天使を上回ったが、後者には切り札があった。

ミカエルの剣が死の天使を「切り裂いた」かに見えたが、そうではなかった。現実が二つに割れ、再び繋がったのだ。

ミカエルはその光景に目を見開いた。


死 the天使の剣が即座に、完璧な防御で掲げられたミカエルの盾を捉えた。

慣性によって死の天使の防御が大きく開いたが、ミカエルは彼の力を理解した。このまま神聖な武器と力だけに頼っていては、永遠の煉獄に死の天使と共に閉じ込められるだけだと悟ったのだ。


「脱出不能の永遠」


「戦え!」

彼は天使たちに命じ、自分の撤退を援護させた。

ボロボロになった体を再生させながら、数千の天使が即座に駆けつけた。折れた翼から神聖な血が流れる。だが撤退など不可能だった。煉獄は閉ざされており、二つの勢力のどちらかが魂の意志で再びこじ開けるまで、誰も出ることはできない。


天使の群れがミカエルの撤退を隠すのを見て、死の天使は一度後退したが、直後に袖を放った。

そこから数千の『咆哮』のレプリカを先端に付けた鎖が溢れ出し、壊れたクリスタルのように、追撃する天使たちの体と盾に突き刺さった。


数千の天使が、鎖と剣と砕けたクリスタルに絡め取られた。

「――感謝する、クリスタル」死の天使の囁きが漏れた。


追撃は即座に、容赦なく開始された。目も眩むような光の速さで。

「街路が渦巻く」

「地を這うような高さ」

「猛禽の飛行」

「そして切り札の下の死」


橋が頭上を通り過ぎ、列車が跳ね飛ばされる。

車が地面から剥がれ、飛行中の深紅の影に捕らえられ、追っ手に向かって投げつけられる。


「止まれ!」ミカエルの叫びが響く。

「弓を放て! 神の切りエースを射よ!」

(エースとは、神の弓の名である)


高い空に、死の天使の姿が浮かび上がる。

弓がその姿を覆い隠し、撃墜を狙う。

数千の弓が死の天使に向けられた。


「放て!」


深紅の空が、神聖な矢の軌跡によって一瞬、青く浄化された。

一本一本の矢が放つ圧倒的な風圧が車両を吹き飛ばし、通り道のビルを塵のように崩壊させる。矢は不変の、揺るぎない速度で進んでいく。


数千の矢が空を追い、その先には血に塗れた天使の姿。

そして、すべての神聖な矢が命中した。死の天使の体から血が噴き出し、砕けた金の胸当てと折れた翼と共に、彼は地面へと急速に落下していった。


自身の血溜まりの中で、彼は悪魔と、距離を保ちつつ怯えながら近づく天使たちに包囲された。

この堕天使の圧倒的な威圧感は、戦列の誰をも恐怖させた。


「トドメを刺す準備が整う」

ミカエルは、不浄な者を捕らえ、即座に神の審判へと引き立てるための鎖を準備した。

『ドミトゥス(Domitus)』という名のその鎖が回転し、血にまみれ、自らの血を見つめる傷ついた堕天使を制圧しようとする。


「ミカエルがドミトゥスを放った」


だが、その瞬間、大地を揺るがす轟音が響いた。


「――これが、私の現実だ」


轟音と共に、鎖を解か

壊れた現実、調べを奏でな


「死の天使は右手に十字架を握りしめ、左手で鎖を掴んだ。彼が触れた瞬間、鎖は風に舞う蛍光色の花へと変わった」


直後に、死の天使の折れた翼が立ち上がり、強大な風の轟音が居合わせた全員をたじろがせた。

死の天使の袖から鎖が溢れ出し、天使も悪魔も等しく捕らえていく。


ミカエルは自分に向かってくる鎖を剣で弾いた。

数千の鎖が街中に広がり、車両を引きずり、あらゆる構造物に突き刺さり、摩天楼を土台からなぎ倒していった。


ミカエルの鎖『ドミトゥス』のレプリカが、蛇のように数千キロメートルにわたってうごめく。

それらは天地に広がり、すべての天使と悪魔を捕らえ、創造主のもとへ送り返そうとする。

生きているかのように街全体を縛り上げ、捉えた天使と悪魔を引きずり回しながら、街を崩壊させていく。


「彼の声が響き渡った」

「――墜ちろ!」


さらに多くの鎖が放たれ、先端の剣『咆哮』が、抵抗する者たちの心臓を貫いていった。

「審判は連鎖した」


ミカエルは、死の天使の力から逃れた残りの半数の天使たちの間へ避難した。

「ゲオの胸で十字架が輝いている」

「彼の信仰は、まだ枯れてはいなかった」

その手は鎖に満たされ、

「クリスタルへの絶え間ない感謝が溢れていた」


青い瞳を持つ闇の精霊の囁きが、死の天使の耳に届く。


ミカエルが後退する。

彼の強力な祈りと、高まる信仰が立ち現れる。

集中力は極限に達し、一瞬、砕けたクリスタルの間にクリスタルの姿を捉えた。

「――侵入者か!」独りの魂がこれほどのことを成し遂げられるはずがないと、彼は悟っていた。


それでも彼は動かず、援軍を呼ぶために信仰を集中させた。

「最高レベルの援軍を」


両手を合わせ、父と子と聖霊に祈った。

「天において唯一無実なるイエスの名において、援軍を要請する」

「神の名において」


空が渦巻き、雷の中から巨大なタイタンの軍勢のようなシルエットがゆっくりと現れた。

ある者は、海そのものが剥がれ落ちる布であるかのように、海から這い上がってきた。

すべての羽に翼と目があり、太陽を覆い隠した。深紅の輝きは遮られ、魂のタイタンたちの影に置き換わった。


「いくつもの頭を持つ天使たちが現れた。羽毛と目、そして13枚の翼を持つセラフィム(熾天使)たちが広がっていく」

「彼らの巨大な体から、山のような風が引きずられてくる」

「海から現れるだけで、川の流れが変わる」

「セラフィム、ケルビム(智天使)、座天使、主天使たちがその姿を現した」


ミカエルが手を伸ばし、死の天使を指し示す。激しい身振りがなされた。

直後に、セラフィムたちが煉獄の現実を壊し始め、その強大な力で、屈しない死の天使を圧倒し始めた。


彼は翼を再構築したが、セラフィムたちは彼の祈りと術を破壊し、彼を墜落させた。

一人のセラフィムの翼が、空では天使に、地上では飢えた悪魔に囲まれた死の天使を撃った。


「永遠の戦争」


さらに高い空から、最高位の天使たちが姿を現した。

一人のセラフィムの指揮官が死の天使の不遜さに痺れを切らし、叫んだ。

「――もう、たくさんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


現実が3つに裂け、あらゆる祈り、呪文、術、そしてヴェレディクトの現実のインターフェースが消去され始めた。

すべてが現実崩壊の爆発に包まれていった。街を覆っていた深紅の色は、セラフィムたちが放つ浄化の、目を射るような白光によってかき消されていった。


審判を拒絶する死の天使は、再び空を舞った。祈りを重ねるたびに新たな力を取り戻し、十字架を手に力を回復させていく。

「――神への冒涜」

「――不遜」


ビル群は再び風速と飛行の慣性によってなぎ払われた。

セラフィム指揮官の主眼が開き、その中から口の中に口があり、果てしない歯並びを持つ異様な姿が現れた。その中心には心臓たる純粋なクリスタルがあり、そこから放たれた一条の光の反射が、浄化の地獄を解き放った。


「――フィニトゥス(Finitus)!」


浄化のエネルギー光線が、死の天使の激しい飛行を追い始めた。

一瞬の隙、その飛行と慣性だけで、あらゆる構造物がなぎ倒されていく。

背後では、まだ地面に触れてもいない瓦礫たちが、煉獄の現実から完全に抹消されていった。


一人のケルビムが死の天使の行く手を阻んだ。彼は急停止し、鎖と武器を放った。それらはすべてケルビムに命中したが、彼は雷のような速さで角度を変えた。

ケルビムは体からすべての術を引き剥がし、肉体を再生させながら降下した。彼の魂は無傷だった。

だが、ケルビムが着地した瞬間、数千の悪魔が彼を喰らおうとした。天使が地面を叩くと、大地が生きているかのように、すべての悪魔が地から突き出した棘に貫かれた。


「現実のバグが常態化していた」

「深紅のエネルギー体となった激しい飛行」

「次々とケルビムたちが彼を捕らえようとする」


だが、彼は間一髪で逃れ続けた。

自分を追う浄化光線の執拗な攻撃を疎ましく思った彼は、セラフィムに突撃した。

爪を広げ、光速でセラフィム指揮官の体に突き立て、その胸を切り裂いた。


「セラフィムのすべての目が、その傷口に注がれた」

「一秒間、時が止まる」

「突き抜ける肉体、噴き出す血」


「死の天使は彼の背後に回っていた」

「セラフィムはその凄まじい衝撃にゆっくりと傾きながら落下していったが、翼を拳のように振るい、標的に反撃を試みた」

「だがその一撃は真っ二つに割られ、犠牲者たちの血に染まった死の天使の体が傷口から飛び出した」


死の天使は可能な限り高く舞い上がり、永遠に戦い続ける覚悟を示すかのように翼を広げた。

「――神と話がしたい。彼に私の審判を決めさせてやる」


「――不遜な!」


「数百万の人生、数百万の年。課せられた審判を拒む強大な魂との、永遠の戦争が続くことになるだろう」


俺は遠くからその戦闘のすべてを眺めていた。だが、ヴェレディクトが俺の前に現れて言った。

「――もう行く時間だ。これほど忌まわしい行為の目撃者であってはならない」

「――お前に裁きを与えた。お前は私の審判のもとに生まれ変わる。だが、お前の魂はいまだ不浄だ。完全に腐敗させてはならない。彼のようにはなるな」

「――最後の一息の後に、また会おう」

「セザール」


深紅の悪夢から目覚めると、アルテミサが隣にいた。そしてジャンナとアリアナも。

そして、ゲオがいた。

「見たものを疑わせるような、無垢な顔をして」


「――悪い予感がする。アルテミサに話さなければ」


……


「今日、俺は怪物になった」

「今日、深紅の絵画の中に、自分の魂の顔を見た。そこからは死だけが溢れ出していた」

「それは、知識がもたらす恐ろしく、退廃的で、腐食的な代償だ」


「あの絵画を見るとき、俺の感情は溢れ出す」

「クリスタルが割れて俺を映し出すように。羽毛のように、あるいは入り混じり、混ざり合う赤い花のように。深紅の絵画の中で、誰が誰なのか分からなくなるまで」


「作品が創造主を見つめ、見返してくる。まるで絵の中から作品が意識を持っているかのように。その審判を下す瞳は変わらない。麻痺した軽蔑。人間性の喪失、倫理の喪失、あらゆる人間的な意味の喪失。ただ罪悪感、トラウマ、盲目的な痛み、致死性を伝えるだけの眼差しの中に、すべてが失われ、あらゆる形の生命が価値を失ったことが映し出されている」


「創造主の力は、作品の眼差しの中に封じ込められているのかもしれない」

「手ではなく、魂で描くのだから」

今日、私は自分の魂、信仰、感情、そして真の自己と深く繋がっていた。

私の瞳は、自分の中にずっと存在していたものを見つめ始めた。

幼い頃からそこにあったのに、私は決してそれを見ようとしなかった。


芸術家であることは「立派」ではなかった。

音楽家であることは「立派」ではなかった。

詩人であることは「立派」ではなかった。


だから私は法律(弁護士)とプログラミングの専門家になった。

だが、それは常にそこにいたのだ。


数十年前に書かれた、一曲の譜面に出会った。

それは私が16歳の時に書いた、初めての本格的な作曲だった。

紙に書き留め、当時のコンピュータで打ち込んだその曲は、若くして去らねばならなかった音楽財団のために作ったものだった。(思い出すだけで、胸の奥が痛む)


当時の恩師は、私がこの分野の完全な天才だと言ってくれた。

私はその言葉に価値も重要性も感じていなかったが、彼はこの国で最も重要な指揮者の一人だったのだ。

(16歳の若者に何が分かっただろうか。歩むべき道を導いてくれる者はおらず、大人は若者を奈落へと誘うだけだった)


「今のこの痛みは、とてつもなく、とてつもなく大きい」


16歳の時から、私は何をやらせても優秀だった。

それなのに、同僚や上司からの軽蔑は絶えなかった。

私の成すことには、何の価値もないかのように扱われた。


「だが時折、部外者が私の耳元で、私が無視し続けてきた真実を囁いた」


「君は天才だ」と。

法律において。

そして芸術において。

80歳の、私にとって世界最高の芸術の師は、彼の画塾で無償で学ぶことを提案してくれた。彼は間違いなく最高だった。ほとんど目が見えなくなっていても、どこをどう描くべきか正確に把握していた。その手は揺るぎなく、視力は精密だった。

その師匠はもういない。もう彼から教わることはできない。

私は弁護士になるために、最高の機会を無駄にしたのだ。

今の私の芸術の道は、師のいない孤独なものだ。形も定まらぬ線を引く、孤独な剣のように。


音楽においても、国中の誰もが知る名匠がそう言った。私はそれを無視した。

音楽番組で私の曲を初めて聴いた時、彼はそう言ったのだ。それは単なる基礎作曲の宿題だった。だが私は宿題をしたかったのではない。自分の中にあるものを音楽にしたかったのだ。


「大きな影が、小さな影をかき消してきた」

「そして、私の道は続いてきた」


何度も築き上げ、何度も崩されてきた。

私の計画は、常に私の意志とは無関係な力によって打ち砕かれる。

それでも、私の精神は必ず戻る方法を見つけ出す。新しい武器、新しい戦略、新しい光や色を携えて。それらを抜刀し、立ちはだかる者たちに向けるために。


この10年、私の中から疑念は消え去った。


そして数十年分前の、あの曲に出会った。

宿題のために作られた、一曲の歌。


「私にとって、それは単なる宿題ではなかった。そこには特別な何かが宿っていた」


「私は16歳だった」

「30のプログラミング言語も、無数のシステムも操れなかった」

「法律も知らず、弁護士でもなかった」

「複数の言語を操ることもできなかった」

「詩も、韻も、節も、リズムも知らなかった」

「音楽も、絵画も、極めてはいなかった」

「自分の魂も存在も、制御できてはいなかった」


「だが、私の存在の奥底にある何かが、魂に共鳴する歌を作りたいと願っていた」


今日、私はあの曲を本物にするために必要なすべて、それ以上のものを持っている。

今日、私はそれを現実のものにした。


あの時、曲が本当に響くのを夢見ていた16歳の自分へ、挨拶を送る。


当時は歌詞がなかった。

私は正しい詩のために、正しい交響曲を探し続けてきた。すべてを日本語の韻律に乗せて。

私には、母国語ではない言語での完璧な詩と韻があった。

だが、魂の交響曲は今の自分の中にはなかったのだ。


「正しい交響曲は、16歳の少年の中にあった。限界も、障壁も、『できない』という概念も知らなかったあの少年の中に」


「やり方さえ知っていれば、すべては可能なのだ。16歳の若者のように」

「やり方を知っていれば、すべては容易い」

「難しいことなど何もない。ただ、取り掛かるだけだ」

「限界とは幻想に過ぎない」

「唯一の限界は時間だ。それさえも、押し付けられたものだと私は疑っているが」


極めて幼い頃から、深い問いが私の中から溢れ出していた。

偉大なる問い、偉大なる課題。幼い頃から私を悩ませてきたもの。

「現象の顕現」を理解することこそが、私の最大の課題だった。

今、すべての答えは私の手の中に、私自身の存在の中にある。

その重みは、今や別次元のものだ。


16歳の少年が書いた、数十年前の交響曲を呼び覚ました。

まるでその曲に古の魂が憑依したかのように、それは命を宿した。


現代(今)の歌詞が、時の中に消えた少年の交響曲に合致した。

「何の努力も要らず、まるで運命がそう決めていたかのように」

「時間は存在しないのだ」


交響曲は、音楽として形を成した。


「日本語を音楽に乗せるのは、非常に複雑だ」


「日本語の韻は難解で、その音韻は剣を鍛える金槌のように反復的だ。容易に単調になってしまう。日本語の歌が長く美しく響くことはないだろう、そう思っていた。だが、私は間違っていた。正しい詩には、正しい交響曲が必要だったのだ」


日本語の一節一節の韻が、その交響曲に見事に合致した。

サビ(コーラス)の解釈に達した時、私はただこう言った。


「――これは一体、誰が作ったのか?」

「――私だったのか?」

「――16歳の私が、この交響曲を書いたのか?」


私はおそらく、世界の音楽の50%は聴いてきた。

「だが、こんなものは一度も聴いたことがない」


これは、その日たまたま眠気眼で筆を走らせた、規格外の音楽の専門家が書いたかのようだ。

「書いた時、一体全体何を考えていたんだ?」


これは新ジャンルなのか?

この交響曲は何なんだ?

私が16歳でこれを書いたのか?


私は正しい交響曲を探していた。そして、亡き16歳の自分が、運命のいたずらによって、彼方からそれを届けてくれたのだ。


今の私には、韻がある。

言語がある。

知識がある。

だが、交響曲メロディだけがなかった。


「すべてが噛み合った」


完成していく演奏を聴きながら、私は思い続けた。


「16歳の時、俺の頭の中はどうなっていたんだ?」

「これは別世界から持ってきたもののようだ」

「こんなものは、一度も聴いたことがない」


誰がこれを書いたのか?

私か?

それとも、音楽財団の単なる宿題のためにこの曲を書いた瞬間、音楽の精霊にでも憑依されていたのか?


私の亡き16歳の自分は、自分の曲が楽譜の上で忘れ去られなかったことを知り、安らかに眠れるだろう。


「私の信仰は、かつてないほど強固だ」

「私の十字架は、汚れ一つなく輝いている」



音楽【 深紅の死の天使 】



暗闇の中を歩み進ま


恐れを知らぬその眼差しは


終焉を司る破壊の顔は


果てなき空、混沌の王は



静寂を切り裂き、恐怖を刻ま


轟音と共に、鎖を解か



天を貫き、高く舞い上がら


右手に死を、左手に生を抱か


嵐を放ち、全てを解き放た




祈りを重ね、力を高めな


永遠に語り継がれる名は


降伏の武器、真の目覚めは



我こそが英雄、救世の主は


終焉の顔、破壊の化身は


果てなき空、混沌の王は


縛られし鎖、今断ち切ら




轟音と共に、鎖を解か


壊れた現実、調べを奏でな




轟音と共に、鎖を解か


壊れた現実、調べを奏でな


轟音と共に、鎖を解か


壊れた現実、調べを奏でな



轟音と共に、鎖を解か


壊れた現実、調べを奏でな


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