異世界から帰る方法

私こと美月利子は、気が付くと異世界にいた。


ドラゴンの子供や若き勇者と冒険をしながら、帰れないまま気付けば三年の月日が流れていた。

ある時、とある探検隊に護衛として同行していた私は、若い女性の隊長から異世界に行けるという宝石の話を耳にする。

しかも、その宝石はどうやら今まさに探検しているこの洞窟の中にあるようで…。


これは、私が異世界から元の世界へと帰るまでの物語。