Prologue
遊びすぎた今日を
変わらぬ景色の前で
思い返す
基準以下か以上か
日々は今日も測られていた
制服でも部屋着でも
心模様は隠せない
「元気か?」って問いかける声
沈んだ気分を救う
弱音すらもリズムに変えて
迷惑なんて言わせない
曖昧なままでもいい
君となら意味になる
退屈な日々の隙間に
答えが隠れてるみたいだと思った
言葉遊びで遊ぶように
韻を踏んで踏み外すように
辛いと嬉しいが交差する
割り切れない痛みも
塗り重ねた幸せも
消せない赤い記憶も
全部
「大したことないよ」って
強がって
良い顔をしていたい
変わらないことが今は
なにより大事な気がする
笑い声がプロローグになる
そんな語り初めがずっといい




