↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Destiny to Repeat  作者: mother
1/4

Prologue

また苦しい夜がやって来た。


ここに連れされてからどのぐらいの時間が過ぎただろうか。


数日?数ヶ月?もう1,2年過ぎたのかもしれない。


ここでの生活の苦痛からか、時間の感覚さえ麻痺してしまったようだ。


過酷な環境の中での生活。


掌は赤く痺れて冷えきっている。


足はここに来て早々に感覚が無くなっていた。


十分な食事も出来ず、指を噛みながら眠りについた事もあった。


それでも、まだ生きている自分がいる。


それは、最愛の家族の存在があったからだった。


愛する妻と一人娘と過ごした日々の記憶が、


今までのたれ死なずにすんだ理由である。


まだ2人が生きている事を信じて、ここまで生きてきた。


あんな別れ方をして死ぬ事は出来ない。


いつか再会して、幸せに暮らして生涯を終えるのだ。






男は、次のページから白紙だとわかると、静かにその手記を閉じ、机に置いた。

その手記の表紙には、家族が公園で撮ったであろう写真が貼られている。

男はその写真を見つめ、目を閉じた。


「人間は醜い生き物だろう?」


男は静かにそう言い放ち、薄暗い部屋から出て行った。

戦場を扱っているということでもちろん、残酷な描写も出てくると思います。極力避けたいとは思いますが、表現としてご了承ください。

また、小説内に出てきた兵器などがどういうものなのか、理解して頂けるとさらに楽しむことが出来ると思うので、後書きに簡単ですが兵器の説明文を記載したいと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。