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部屋の中
私たちはスリッパを履いて、廊下に出た。
すると、羅那が「あれ?」と声を上げた。
「どうしたの?」
そう私が聞くと、羅那は震えながら言った。
「スリッパがひとつ増えてるの・・・。」
「えっ!?」
羅那以外の三人は声をそろえて言った。
一つ減ってたなら普通だけど、増えてるのは絶対おかしい。
霊感のある心愛が、部屋の中を指差しながら言った。
「誰かいる・・・。」
「だ、誰かいるって・・・?」
「誰がいるの?」
「分かんない・・・。でも、女の子っぽい気がする・・・。」
女の子?
確かに私たちは女子だけど、なんでこんなところに?
「ねえ、心愛・・・。なんでいるのか、聞いてくれない?」
「わ、分かった・・・。」
心愛は手を部屋にかざしてしゃべり出した。
「あなたはどうしてここにいるの?」
すると・・・




