表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サウナに入ったらサフレができた話  作者: 名塚玖壇
第1章 サウナとの出会い
13/29

運命

「そういえば、ごめんね。急に話しかけちゃって」


「ううん、私も五島さんの後つけちゃったし」


「和泉ちゃんがいつもお風呂入ってたのは知ってたんだ。で、今日私の真似してサウナ入って、ぷふ、あんな顔してたから」


話の途中で急に吹き出す五藤さん。


「あ、あんな顔って……?」


「すっごい気持ちよさそうにととのっててさ。もう羨ましくなるくらい」


思い出したら笑えてきたとでも言うようにお腹を抑えて笑い出す。


え、私そんな気持ちよさそうな顔してたの!?


「ごめんね、笑うつもりはなかったんだけど、なんていうかその時運命みたいなの感じちゃって」


「運命……?」


「あ、誤解しないでほしいんだけど変な意味じゃなくて。きっとこの人はサウナを好きになってくれる、歳も近そうだしきっと仲良くなれるって思って」


だとすると私も運命を感じてたかもしれない。


私もサウナに入っていく五島さんを見て、あの人があんなに夢中になるサウナを知りたいって思って。


「大学も同じアパートも同じだもんね。本当に運命かも」


「え、やっぱり和泉ちゃんそっち?」


「だから違うって!」


今日会ったばっかりなのに、すごく楽しい。


お互いにお互いのことは前から知ってたみたい。


五島さんが話しかけてくれたおかげでこうして知り合って一緒にお酒を飲んでる。そんなサウナが繋いでくれた不思議な関係がなんだか心地いい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ