スカーレットとスーグ
ゲームにログインしたスーグはまだログインして無いブルーに待ち合わせ場所を書いたメールを送り部屋を出た。
街の外れ、他のプレイヤーがあまりいない穴場となっているその場所でスーグは待っていた。
少し待った後2人の女性アバターが現れた。
片方は昨日も見たブルー、そしてもう一人恐らく茜だろうその人は真っ赤な髪色の髪を大きなツインテールにしたブルーよりも小柄な姿をしていた。
そしてその姿にはスーグは見覚えがあった。
「成る程、それならFPに文句があるはずだ。」
そして茜だろう彼女もスーグの姿を視認すると眉間にしわをよせブルーの前に出た。
最初に声をかけたのはスーグだった。
「よう、ブルー。そして、久々だなスカーレット。」
「あ、せんば……」
「ええ、久々ねスーグ。」
「なんだお前も身長とかを弄ってるタイプだったんだな。そっちの方が可愛らしくていいな。」
「そういう貴方こそ随分と変えてるじゃないの。コンプレックスかしら?」
「はっはっFPはみんな説明書を読まなくてな。自分の好きに変えてるのさ。そういうお前は注意書きとか見なかったのか?」
「見た上で変えたのよ私、身バレとかはごめん被りたかったから。」
「そうかそうかはっはっは。」
「ええ、ふふふふふ。」
あはは、ふふふと笑い合う否お互いを威圧し合う今にも殴り合いに発展しそうな雰囲気を醸し出す2人にブルーは震え上がりながら空気を変えるために話を2人にふる。
「え、えーと……ふ、2人は久しぶりなんだよね!お、お茶でもして来たら!!」
「お茶ねぇ……いいお店知ってるわよね、せ・ん・ぱ・い?」
「さてなぁ、俺はあまり飲食店は知らないからなぁ。」
「へぇ……相変わらず嘘っぽいわね?」
「いやいや本当に知らないんだがなぁ思い込みは辞めた方がいいんじゃないか?」
「あらあら。」
「はっ。」
「あわわ……!!!」
より火が付いた2人は笑顔だ。笑顔なのが怖すぎる。
「も、もう!何があったの2人とも!私にも分かるように教えて!」
2人は睨み合うよな状態から目を逸らし、ブルーへ話し始めた。




