これは格好悪くないか?
武器の強化の仕方はどうするんだと俺は思っていたが、どうやら写真を撮ってその武器をどう改造すればいいのかも表示されるらしい。
本当に特殊能力だな、と俺は驚きつつも調べていくと、フラウの杖や防具も含めて、手持ちの素材で強化できそうだった。
だから新たに必要な素材を再び購入しに行く前に、それらを作ってしまう事にした。
特殊能力は瞬時に発動する。そして、
「す、すごい、何でこんな高級で強い武器と防具が……魔力付加でされているし。しかも意志で好きなように幾つも変えられるじゃない」
そう言ってアリアが剣を見ながら、その周りを雷が走ったかと思うと炎を纏ったりと、何かをやっていた。
このような効果があるらしい。
そしてフラウはというと、
「これは、伝説の“星を映す鏡”と呼ばれる、強力な杖……呪文の幾つかを短縮できるがゆえに、いくつもの構成要素を同時に走らせて、高度な強力な魔法を呼び出せるという……」
説明的な感動の仕方を聞きながら、どうやら凄いものであるらしいと俺は知る。
これで武器は何とかなったなと思っているとそこでニャコが、
「一応、先ほどの市で購入した護身用の剣ですが、短いので魔法的な付加で、抜いた瞬間魔法が発動したりする効果が欲しいです」
「でも抜いたら発動だと危険だから抜いてある動作をすると発動が良いかもしれないな」
抜いたとたんに魔法が膨れ上がるのは危険な気がする。
そして調べていくとその条件に合いそうなものは見つけたには見つけたが……。
「何だかこれは格好悪くないか?」
「いえ、この程度は許容範囲です」
とニャコが言うのでそういう物なのか? と俺は思いながら、それを作り上げる。
それから店じまいが幾らか始まっている市に向かって、必要な材料を俺は見繕ったのだった。




