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『委ねたツケの歌』

忙しさを言い訳に

集う平原(にわ)を離れた日

知恵ある鳥の甘い蜜

「面倒ごとは引き受けよう」


語り合いを放棄して

個々の暮らしに没頭す

決める仕組みを人任せ

楽な日々に目を閉じた


数年過ぎて嵐の日

奪われたのは糧の蔵

怒れる声が響くとき

静かに長老は告げた


「関与させないルールゆえ

見栄えの良さを優先し

土台の補強は後回し

あなたの声は聞かぬまま」


「だけど飢えゆくその腹と

奪われた日々背負うのは

決めた我らではなくて

暮らすあなた方自身」


気づいた時には手遅れで

流した涙が泥に染む

任せることは楽だけど

責任(ツケ)を払うは自分たち


それから森のどうぶつは

どんなに日々が忙しく

小さな声でも響かせ合う

「自分たちの未来」のために

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