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聖剣乱舞のヴァルキュリア  作者: 双葉カレン
解かれる記憶
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エピローグ

閲覧ありがとうございます

 ――3年後


「お兄ちゃん、朝だよ!早く支度しないと遅刻しちゃうよ!今日は大事な就任式でしょ!」


 闇黒魔との戦いから三年。俺は今日から国の特殊部隊GALに所属することになった。いつ闇黒魔のような悪しき者が復活しても対処できるようにと発足された機関だ。司令官は何の縁か四ノ宮先生だった。


「ほら、イリヤも起きて今日から勤務でしょ」


 イリヤは俺と樟葉と一緒に住んでいる。イリヤは特殊医療部に配属。悪霊などに取り憑かれた人達を救う職だ。


「早くご飯食べちゃってね」


 樟葉は俺たちと戦っていた時の記憶はすっぽり抜け落ちているようだった。樟葉はあれから新しくなったミルガフィルに通い始めた。

 すぐに友達も出来たようで楽しそうだ。


「じゃあ、行ってきます」

「いってきまーす」


 俺とイリヤ一緒に家を出て家の前で別れた。時間もないので走る事にした。



 本部に着くともう全員揃っていた。


「遅いぞ!平和ボケしてるんじゃないのか?」

「いえ、そんなことは」


 なくも無いかもしれない。樟葉やイリヤと普通に楽しく過ごしてたもんな。


「まぁ、席につけ」


 それから挨拶へと入っていった。

 他のみんなはと言うと、リズは実家の当主になり、色々忙しそうだ。月夜はいまミルガフィルで教師をしている。しかも樟葉のクラスの担任だ。

 栞枝と侑依は世界の武闘会へ出場し暴れ回っているようだ。藍璃は国直属のハッカー、出來は新たな魔導書の制作に勤しんでいる。

 そして、リリアはと言うと……。


「ここでも一緒とはね」

「お姉ちゃんはこう言ってますけどすごく楽しみにしてたんですよ」

「バカ……そういうの言わなくていいから」


 妹のアリサちゃんと一緒に本部所属になっていた。リリアは俺と同じGAL、アリサちゃんは司令部所属となっている。アリサちゃんも闇の呪縛から解き放たれて樟葉と同じようにその時の記憶はなく元に戻った。


「早速で悪いが、諸君らの初仕事だ」

「ラジャ!」


 闇黒魔が消えたからといって全ての脅威がさった訳では無い。だが、俺たち旗たわなければいけない。いつか本当の平和が訪れるように。



  〜完〜

ここまで読んでいただきありがとうございました!前作よりは長くかけましたが、まだまだ改善点ありまくりですね(笑)

次に繋げられるといいです。感想評価お待ちしてます

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