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私を偽聖女と罵倒してきた男がいました。でも、彼こそが私を本当に愛してくれていた人みたいです。

作者:はねまる
アザリアは『聖女』である。
卓越した力を持った『大聖女』でもあり、その能力、誠実な人柄から国中の者たちから慕われていた。

──そう、ただ1人を除いては。

アザリアには天敵がいたのだ。
ケルロー公爵、レド・レマウス。
彼はアザリアを『偽聖女』と罵り、正体を暴いてやると常に鼻息を荒くしていた。
もっとも、誰も彼を信じる者はいない。
アザリアの上げてきた実績は、そんな虚言を許しはしなかったのだ。

アザリア自身も大して彼を気にかけていなかった。
王子との婚礼を間近にしていることもあり、明るい未来に思いを馳せていた。

だが、突然である。
王子に呼び出されたアザリアは、思わぬ糾弾を受けることになる。

『──聖女を騙り、王家を嘲笑った罪は重い。死をもって償うがよい』

糾弾の場には、レド・レマウスの姿もあった。
全ての元凶は彼に違いない。
アザリアはレドを憎み、復讐を誓った。
だが、逃亡を図った末に、衛兵の一撃によって昏倒してしまう。

レドへの復讐も果たせず、自分はこのまま死んでしまうのだろうか?

幸いなことに、アザリアは目覚めることが出来た。
しかし、それは人としてでは無い。
1羽の小柄な野鳥としてだった。

『こ、これはどういうことですか!?』

アザリアは混乱しつつも、復讐を果たし、王子との幸せな未来を取り戻すために動き出す。

そして、知るのだった。
自分は今まで、誰によって守られてきたのかを。


※この作品は、アルファポリスさまでも掲載しております。
1、その公爵は偽りを吐く
2023/06/02 21:13
2、聖女のお仕事(1)
2023/06/03 13:35
7、糾弾の場(2)
2023/06/05 20:13
8、……無事?
2023/06/06 23:13
9、王宮へ(1)
2023/06/07 20:14
10、王宮へ(2)
2023/06/08 22:11
16、現実
2023/06/14 19:14
17、元の体
2023/06/15 21:07
18、真相(1)
2023/06/15 22:07
19、真相(2)
2023/06/16 12:14
20、真相(3)
2023/06/16 20:11
21、予感
2023/06/17 13:16
22、急転(1)
2023/06/17 15:13
23、急転(2)
2023/06/17 16:07
24、急転(3)
2023/06/18 15:13
25、急転(4)
2023/06/19 20:04
26、帰還(1)
2023/06/20 22:20
27、帰還(2)
2023/06/21 20:14
30、狂態(1)
2023/06/24 15:13
31、狂態(2)
2023/06/25 12:08
32、抱擁(1)
2023/06/25 13:08
33、抱擁(2)
2023/06/25 14:07
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