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16話 高校の時の敵

「おはよう、セージ」

「おはようございます」


 もう同じベッドで寝ているのがいつものことになってきている。


 次の目標に向けて準備じゃな。


 次は..高校の記憶じゃ...

―――――――――――――


「はい、ここの計算式は前回やったのと数字の順序が違ったら×です!」

「答えも式もあってます...」

「ダメです! この順番じゃないと、授業を聞いてないということです! ×です!」


 まず、この理不尽教師...

――――


≪えびふりゃー、よええwww≫

≪まじでクソほどエイム悪いじゃんwww≫

≪雑魚wwマジ雑魚www≫

「あの、辞めてください...」

≪反応したwwwうぇーいwww効いてる効いてるぅううwwww≫

≪もっとチャット荒そうぜwwwゴースティングの人数めっちゃいるなwww≫

≪うっはww15人でゴースティングwww味方も敵になって死体撃ちしてるwww≫


 それとこの、ネット上でのいじめじゃな...

―――――――――――――


 別々に解決するべきかの。


 今日中に数学の教師のほうはやってしまうか。


「それでいいかのう?」

「いいんじゃないでしょうか」


 セージと妾は、脳内の共有をできる。以前までもちょいちょいやっているのじゃ。


 この世界でいうところのクラウドデータじゃな。


―――――――――――――


 妾は早速女数学教師の家に行く。


「だ、誰ですか!?」

「死ね」

「は、はぁ!?」

「ふん」

「がはっ」


 ドスで()()()()()を刺し殺した。


 なぜこんな手抜きで殺したか。これは手抜きではないのだ。これでいいのだ。


 理不尽に評価をするというのは、理不尽に何かをされてもいい覚悟のあるものだけなのだ。


 これでいい。無差別殺人のように見せかければそれでいい。


 拠点に帰った。


―――――――――――――


「ただいま~」

「・・・」

「あれ?ゆうすけ?ゆうす...」


 トサッ


―――――――――――――


『次のニュースです、○○市の住宅で子供が殺害される事件が起きました。警察は周辺に警戒線を張って住民の安全のため、半径2km圏内の住宅に外出禁止命令を発令しています。今回の事件では、戸の窓が開いており、犯人に入られたのではないか、との情報が出ています。専門家は、子供一人での留守番をさせるときは、十分に戸締りをさせることを喚起しています。』


「ふぅ、子供を刺し殺すのは結構精神に来るのぉ...」

「仕方のないことです。すべては運命です、敵にしてはいけない相手を敵に回した、だからこそ痛い目にあった。それがすべてです」

「セージ、お主、なかなか冷酷になるときがあるのぉ」

「時に冷酷にならなければ、滅びるのは自分であると、理解していますから」

「ふっ、そうじゃな」


「さて、次は...ネットいじめか...」

「ああ、それについてですが...」


 セイジの提案に耳を傾けた。

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