表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に来た俺のチート戦記  作者: もっけ
第0章 (過去編)
5/33

④、~救出と銀狼~

今回は救出します。助けるのは題名で分かりますね。

 


 俺は、急いで声のもとに行く。

 チート性能の速さで何秒ともいわずに着く。

 着いた場所は、木が生えておらず、草が生えているぐらいだった。


 襲う魔物の正体が見える。

 初めて見たな、トカゲ、それも灰色と言う初めて出会う色。

 グレイリザードと名前を付けよう。

 それにしても5匹いる。これは危ないかな……。



 けどそんなのもつかの間。

 襲われている、助ける目標を見ると。


 ハッキリ言って、目を奪われた。


 声を上げたのは、犬ではなく狼だった。


 ただの狼ではなく、銀色の毛を持つ狼だ。


 まだ子供だけど、大人になったら素晴らしい魔物となるだろう。


 意識を無理やり戻す。

 こんな間にグレイリザード襲おうとしている。

 俺は勢いよく出る。

 グレイリザード5匹は驚いたようにこっちを向く。


「先手必勝! 炎よ、槍と成りて、貫け――《フレイムランス》!」


 ランク4の火魔法。

 一体を焼きつくす。残りの4匹は俺を襲いに来る。

 速い。しかし、俺は避ける。

 避けると同時に攻撃は忘れない。


「斬撃、一ノ型――《パワースラッシュ》」


 剣に魔力を纏い、振る。……しかし、


「ッ!? 硬い……」


 弾かれてしまった。物理攻撃は諦めよう。

 なかなか隙は見してくれないが、間間に、魔法で倒していく。

 そして残り1となった。

 それでも逃げないこいつは、やはり強い。


「行くぜ、いかずちよ、落ちろ、《サンダー》」


 ランク5の雷魔法だ。

 雷がイエローリザードに落ちる。

 消し炭になった。雷魔法は威力高いな。


 とりあえずすべて倒し終わった。

 俺は狼に近寄る。

 傷を負っている狼は怯えて、俺を警戒するように唸る。


「大丈夫だ安心しな、聖なる水よ、癒せ《ヒール》」


 光と水の混合魔法、ランクは6だ。

 混合魔法は使うのは難しいが、かなり便利だ。

 狼の傷はすべて癒える。

 その後、すんなりと立ち傷が癒えたのを確認すると、

 お座りをして礼を言ってるかのように吠える。


 ……やばい、可愛い。


 思わず自分の飯だったお肉をあげる。

 貰っていいの? と首をかしげながら、しっぽを振っている。


「食べていいよ」


 狼はまたお礼を言うかのように吠えて、肉にかぶり付く。


 食べてる姿がまた可愛い。

 頭を撫でたくなるが、我慢する。

 犬は知らない人に撫でられるのは、基本嫌がる。

 狼ならば、もっと嫌がるだろう。

 この姿が見れただけで良しとしよう。


 やがて、肉を食べ終わる。

 お別れの時間か。

 未練を作らないように、俺はなにもかまわず帰る。

 その時、狼は俺に近づいてきて、足元で俺に頬擦りをする。


「なんだよ~、可愛いな~」


 我慢ができず、撫でまくる。

 餌付が良かったのか、心を許してくれているらしい。

 なので、気持ち良さそうにしている。

 伝わるか分からないが行ってみる。


「俺と一緒についてく「ワン!」そ、そうか!」


 狼をお持ち帰りで~す。

 今日から家族が一人増えました。

 なんていい日なんだ。





初めてのキャラ(ペットだけど)出ました。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ