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猫の目線

更新遅くてすみません


ぐだぐだ、回想交えての20話

俺の名前は猫塚将彦。



俺は自分の名字が大嫌いだ


ついでにいえば猫も嫌いだ


というか動物事態御免被るね カハハッ





なんていうか、こいつ。


久々に登校してきたと思えば


わけわからん連中従えて校内うろついてるし





いったい何考えてんだろうな?





親切に声掛けてやれば、相変わらず怯えた目で俺を見やがる


そんな目したって、余計俺を煽るだけってのに


いい加減気付けってな






そうして一発殴ってやろうと思ったら


お友達らしいふたりに邪魔されるしな。イラつくね。





なんか興醒めして殴る気失せちまって

見逃してやったわけだよ。



したらさ 





逃げんですかー?



って、なんなの。はぁ?って感じだ。


ちゃんと聞こえてたからな。









逃げねーよ。











そんで俺は踊り場で



降りてきたこいつら歓迎してやろうと構えてたっつーのに…














「猫にゃーーーん。にゃん、にゃん!にゃん! ぶっ・・・くくく」




「やめなって西崎。名前で笑うなんて沸点低すぎ。小学校低学年並み」




「猫塚くんといったかな!!いったいきみ、い、犬田くんに何をしたんだい??!」




「ちょーちょちょちょっ、北見くん、俺のことはいいから」




「よくはないだろ」




「や、南原も落ち着いてくれ」












「・・・・・・・・・・・・・」






こいつら、好き勝手言いやがって。



イラつく。舐めてんのか?









「んじゃお前、猫。喧嘩おっぱじめたらこいつ(東尾)がうっさいからさ



とりあえず話聞かせてもらえませんかー。お前と、犬田んこと」





「はぁ?何言ってんの。俺とこいつが んだって? カハハッ」




「西崎さん…」




「お前らさ、こいつのなんなの?お友達だっけか?


おまえもさ、自分のがっこにダチいねーからって

がっこも来ねーで、なぁに他校生と仲良くなっちゃってんの? ッカッハハハハハ!」











ほんと、わけわかんね…



このクソ根暗ん周りに人居んのが信じらんねぇ、



イラつくわ。












「なぁ。猫」




「あ? つかその呼び方やめろ。」




「お前さ、



こいつのこと好きだろ?」










「・・・はぁ? 




何言いだすかと思えば…話に脈絡なさすぎだ。ふざけてんのか」











ふざけてるとしか思えね。



どうしてこの流れで俺がこいつをすきだのって話になるんだ?



こいつが読めねぇ








けど、この西崎とかいう男





さっきまで俺の名前バカにして笑ってたときと打って変って



真剣な顔して聞いてきやがるから




笑い飛ばせなかった









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