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モンスター

ブクマ、評価してくださると幸いです。今回はチート回です。

たくさんの人に知っていただきたいのでどんどん広めていって

ください。面白かったらコメントください。少し今回は長めです。

段々と海斗はアランと会話をしていて話せる

ようになってきていた。


海斗は転生する前に住んでいた日本で起こった

出来事を全てアランに話した。


「日本・・・か・・・聞いたことないな、やっぱり

本当に別の世界から来たんだな・・・」


「はい、そうなんです・・・」


「よし!じゃあ、俺はこの世界について教えてやる」


「本当ですか?!」


海斗は何も知らない世界で一人不安だったが教えてく

れると分かり、とても喜んでいた。


「この世界は、主に2つの世界が存在してな、今、俺

たちがいるのは聖樹の世界だ。んで、もう一つの世界

というのは、神が住んでいる天界だ。そしてこの世界

には、モンスターがいるんだが、そのモンスターを俺

たちはスキルや魔法、武器を駆使して倒すんだよ、天界

にはモンスターはいないんだ・・・一回でいいからいき

てえなー、でもたまに聖樹の世界に天界の神が下りてきて

監視してるんだとよ。・・・俺は見たことねぇや・・・」


海斗は改めて異世界に来たと実感した。しかし、心の中

がどこか複雑だった。


「・・・カイト・・・そろそろモンスターが来ちまう。

・・・良ければ、乗ってくか?俺の住んでる町に・・」


海斗は大きく頷いた。




海斗達が移動を開始してから少しの時間がたった。


しばらくの無言が続いていて気まずかったがアラン

が初めに喋りだした。


「そういえば、さっき独り言言ってた時、スマ・・ホ?

とか言ってたよな?・・・・何なんだ?それ」


いきなり話かけてきてビックリしたがスマホという

言葉を聞いてハッとした。


海斗はすぐにポケットから自分のスマホを取り出して

起動した・・・


(ていうか、起動すんのか?)


その時スマホが起動した。


(うおっ!マジか起動した)


海斗はあることに気が付いた。


「え?!ROK入ってんじゃん!・・・?

あれ?・・・ROKしかない・・・・え?

マジ?」


海斗のスマホの中には以前、課金して

没頭していたゲームが入っていた。しかし

その他には何も入っていなかった。


海斗はゲームを起動した。


(え?できんだ・・・)


こんな世界まで来てゲームを起動した自分

にあきれた。


しかし起動したとき、海斗は絶望に包まれた。


「・・・バトル画面がない・・・アイテムとガチャ

しかない・・・だと・・・」


そういって海斗はアイテムをながめていると

変な表記を見つけた。


「取り出し?何だそれ・・・」


気になった海斗はタップした


すると目の前が光って選択した精霊剣【木】

が現れた。


「?!ええ!?」


「?!ええ!?」


アランと海斗はそろって驚いた。


「どどど、どうなってんだ??ししし、しかも

その剣どこからだした!ほんとどうなってんだ?」


海斗は察した。


(あ、これ、もしかしてアイテム全て取り出せんじゃね?)


海斗はどんどんアイテムを取り出した。


「あ、あわわ、ああああ?、お、おい海斗マジでどうなってんだ?」


「あ、アランさん・・・実はアイテムを収納できる魔道具なんです」


本当のことをいうとヤバい感じがしたから少しごまかした。


「アイテムを収納できる魔道具なんて天界でしか聞いたことないぞ?!」


「ファー!!!!!!」


「ん?」


海斗はでかい猿と目が合った。


「ああわわあああわあわわあ・・ひ、ひ、

火だるまだ!!!や、ヤバい、逃げろカイト!

ダメだ!かなわない相手だ!!死ぬぞ!!」



しかし海斗は足がすくんで動けなかった。


そこへ火だるまは突っ込んできた。


「あぶねぇ!!」


「え?」


目の前で何が起こったのか一瞬分からなかった。


「ぐ、ぐふ!!」


「アランさん!!」


突っ込んできた火だるまをアランがかばってくれていた。


「に、逃げろ!!カイ、ト・・・」


まだ海斗は足がすくんで動けなかった。


その時、火だるまがアランを食べだした。


ブチィィィィ!!ブシュウウウ!!!


鮮血があちこちにとびちっている。


「・・・・・・・・・」


海斗は気が動転して正常を保てていなかった。


「あ・・・あ・・・・あう・・・・」


ブチィィ!!!!ガシッ!!シャリッ、ボキッ!!


骨の砕ける音が聞こえる。


「あああああああああああああああああああああああああ」


海斗は手に持っていた精霊剣を火だるまに向かって走りだし

思い切り振りかざした。


ビュウン!!!・・・・


「へ?」


火だるまには効いていないように思えた。


火だるまはその攻撃が気に障ったのかこちらを

睨みつけてきた。まるでトラがウサギを狩るとき

のように。


火だるまが体に火をまとわせながら突っ込んできた。


(ああ、ダメだ・・・死んだ・・・ごめん母さん」


目を思い切りつぶった。


・・・・・・・


しかし何も起こらない


海斗は恐る恐る目を開けるとそこには

バラバラになった火だるまが倒れていた。



ブクマ、評価、誤字脱字などの指摘をどんどんください。

感想もいただけたら最高です。

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