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退妖の剣士  作者: 荒木政一郎


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5/12

退妖の剣士 最終回(仮) 必ず守るから

退妖の剣士がいよいよ最終回を迎えます。

その結末をぜひあなたの目でご覧ください


春子が墓参りの帰りに町を歩いていると、建設中の建物から大量の板が真下を歩いていた少年に向かって落ちてきた

春子は咄嗟に走り出し、少年を庇った

春子「結局、私たち似たもの夫婦だね健志。」

春子は死を覚悟した

だが板が春子を押しつぶすことはなかった


春子「あれ?」

春子は木の板の落下地点から離れたところにいた

目の前に最愛の人の霊が全盛期の姿で現れる

春子「あなた?」

健志「結婚する時、お義父さんと約束したからな。春子を必ず守ると

春子には俺の加護がついている。

寿命以外で死ぬことはない。だから安心して人を助けてあげな。」

春子「ありがとう」

それから春子の人助けが始まった

事故に巻き込まれそうな人を助けたり、野生の動物に襲われている人を助けたりした

ある日、町の方で騒ぎが起こった

現れたのは

妖怪王 山本五郎左衛門

魔王の座を手に入れるためにインドや中国、日本を渡り歩いたという伝説をもつ妖怪。

多くの妖怪を眷属として従えるほどの圧倒的な力をもつ存在でいままで退治された部下の妖怪たちの怨念を背負い現れた

その姿は一見すると人間だが、見る人が見たら妖怪だとわかる独特な雰囲気を醸し出していた。服装は和服で、刀を持っている。

健志「これはいままで俺が戦ってきた妖怪の中で1番強いかもしれないな。春子は後ろに下がってて」

春子「わかった」

山本五郎左衛門「伝説の剣士 黒井健志殿

あなたのような妖怪退治を生業とする連中のせいで私の大切な部下がたくさん殺された。」


健志「俺たちは人間に手を出した妖怪しか狩らない。もちろん、生きていく手段として、仕方なく人間を喰らった妖怪もいるだろうが俺たち人間にも

抵抗する権利はあるだろう」


山本五郎左衛門「それはその通りだな。

だが私たち妖怪はな感情でのみ動き、理性で己をコントロールできないもの

が大半だ。それは私も同じ

黒井健志殿、すまないがあなたには改めて死んでもらう」


山本五郎左衛門が鞘から刀を抜き、健志に斬りかかり、健志がそれを刀で受けた

健志「凄まじいパワーだ。だけど」

健志はかつて戦った剣士 塚本健二が使用した

豪剣を刀でいなす技を模倣し、その攻撃を受け流した

山本五郎左衛門「さすがは伝説の剣士。強い、

ならこれは受け流せるかな?」

山本五郎左衛門の纏う空気が変わった

山本五郎左衛門が赤い火の玉を出す。健志は本能的にそれを回避する

後方で激しい爆発がおこる

健志(一度でも食らえば完全に消滅してしまうな)

山本五郎左衛門「ならこれはどうかな」

山本五郎左衛門が手を前にかざした瞬間、健志の首から下が凍った

健志「こんな氷、炎ですぐに溶かせる」

しかし、山本五郎左衛門は新たに火の玉を放ったしかも、先ほどのものより大きい

氷はまだ溶けきっていない

健志「森川流 龍月」

青い炎を纏った刀で最速の斬撃を放ち、

火の玉を斬った

そして氷も完全に溶ける

山本五郎左衛門「さすが」

山本五郎左衛門がさらに8つの火の玉を出し、健志に放つ

健志「森川流 斬雨」

健志はその一つ一つを迎撃する

山本五郎左衛門「まだまだ!」

山本五郎左衛門は巨大な氷を生成し、健志を圧殺しにかかる。

健志「森川流 散り桜」

健志は最小限の動きで氷を極小サイズにまで切り刻む

しかし、山本五郎左衛門は健志の目の前にいた

健志「氷は囮か」

山本五郎左衛門が刀で健志の首を狙う

健志の首に刀が当たる

山本五郎左衛門「何?能力で傷口を焼いているのか」


そう健志は幽霊、本来傷口を焼く行為は危険だが

健志には感染症などのリスクがない

優馬の癒しの風から着想を得た技

さらに山本五郎左衛門の腹に蹴りをいれ吹き飛ばした

さらに首に刺さった刀を抜き、傷口を炎で焼いて塞ぐ

山本五郎左衛門「いかれてる」

健志「いかれてるなきゃ妖怪退治なんかできないよ。今度はこっちからだ。森川流移動術 雷光」

健志は青い炎を纏った

青い炎は不規則な動きで山本五郎左衛門に接近

妖怪王もその動きを捉えきれない

山本五郎左衛門(だが攻撃の瞬間は必ず止まるはずだ)

そして青い炎が山本五郎左衛門の前にくる

山本五郎左衛門は妖術で大量の水を出し、攻撃

しかし

山本五郎左衛門「いない!?まさか」

振り返ると健志が斬りかかろうとしている

そう青い炎はフェイク

健志は青い炎に隠れて、山本五郎左衛門の死角に入り、背後をとった

かつての宿敵 ぬらりひょんの分身術を参考に編み出した技

山本五郎左衛門「まだ間に合う」

山本五郎左衛門は妖術で氷の壁を出す

健志「そんな薄い壁じゃ俺の攻撃は防げない!

森川流 乱れ雨」

無数の強力な突きにより、氷の壁を破壊

そして

健志「森川流斬骨」

横一文字斬りが山本五郎左衛門を背骨ごと断ち切る

だが山本五郎左衛門は笑う

健志(まだ何か手があるとでもいうのか)

山本五郎左衛門「やはりとても強い。ならば真の力を解放しよう」

そういった瞬間、山本五郎左衛門は再生し、さらに肥大化し

服は破れ、頭からツノが生え、全身に目がいくつも現れる

さらに背中からは翼が生え

体は筋骨隆々かつ紫色の化け物になった

その姿はまるで悪魔

空中に移動すると雷を落とした

狙いはまさかの春子

健志は春子を庇い、雷を受けた。

健志(体がまったく動かない)

山本五郎左衛門は地上に降りると健志に向けて口から衝撃波を放つ

それにより健志は吹き飛び、宗近も手から離れた

さらに山本五郎左衛門は壁際に追い詰められた健志を巨大な手で掴み、捻り潰そうとする。

健志(まずい)

全盛期の状態の健志ですら圧倒する脅威的な力


春子「あなた!」

(私だって大事な人を守りたい)


春子は宗近を拾った

春子(私に力を貸して宗近)

「宗近 青火斬」

宗近は使用者の精神の強さに応じて力を発揮する

春子の健志を守りたいという強い気持ちが

宗近の力を引き出し

青い炎を出してみせた

春子(健志が戦う姿、いままでたくさん見てきた。だから使い方はわかる)

「宗近、獄炎葬!」

春子は山本五郎左衛門の背後に向けて

強力な青い炎の斬撃を放つ

もちろんその一撃で倒すことはできなかったが

山本五郎左衛門の手を健志から放させることには成功した

春子「受け取って!」

春子が健志に宗近を投げる

健志が宗近を受け取る

健志「ありがとう春子。森川流 龍月」

山本五郎左衛門の腕が斬られる

山本五郎左衛門は後ろにさがり、そのまま口から衝撃波を放つ

健志「修斗、お前の技を使わせてもらうぞ。

宗近 獄炎葬。炎壁!」

健志は炎をすべて防御に回し、修斗のような絶対防御を実現してみせる。

さらに炎の中に衝撃波を閉じ込め、刀に戻すことで

衝撃波を自分のものにした

山本五郎左衛門は次から次へと雷や火の玉を出すが

健志は雷をすべて避け、火の玉を刀で迎撃

浩介の未来予知のコピー技いままでの山本五郎左衛門の攻撃パターンを分析し、未来予知のごとくそれらをすべて外す山本五郎左衛門(未来が見えているのか?)そして健志は跳躍

春子には背後に一瞬、他のメンバーの姿が見えたような気がした健志「トドメだ。森川流 斬空」(一瞬だけでいいから全身の力を腕には集約させ、三池のようなパワーを出す!)

さらに健志は空中で縦回転。回転により勢いをつけ、

刀に先程吸収した、衝撃波の力を載せる

健志「トドメだ。森川流 斬空」

健志は山本五郎左衛門の頭上から垂直に

最大出力の重い斬撃を放ち、山本五郎左衛門の体を真っ二たつにした

山本五郎左衛門(すまんな。お前たちの仇は取れなかった私も今からそちらに行く、、、)

妖怪王 山本五郎左衛門が消滅した

健志と春子がハイタッチする

健志「ありがとう。おかげで助かったよ」

春子「こちらこそありがとう。これからもよろしくね」

健志「またいつでも呼んで。必ず助けにいくかろ」



その数年後

黒井春子は自宅のベッドの上で死を迎えようとしていた

黒井春子(私、頑張れたよね。健志いまからそっちに行くよ。もし生まれ変わっても健志のお嫁さんになりたいな)

黒井春子は孫や娘たちに見守られながら天寿を全うし亡くなった

最後まで読んでいただきありがとうございました。




最後まで読んでくださりありがとうございます。


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