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魔物使いの異世界大陸平定記  作者: ボルトコボルト
第6章 蚩尤

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第235話 雷公と電母

竜王山の龍脈は雷公ライゴン電母レイジーに占領されていた。


雷公は古竜の山脈と同様に、龍脈から噴き出す魔力の力で魑魅魍魎ちみもうりょうを産み出す。


しかし、竜王山は大自然の中央部にあるので、大自然の各地から奪回の軍が集結し、魑魅魍魎達と戦っていた。


北部からは、スペクターエンペラーに進化したアレオンが率いる、アンデット軍。


西部からグリフォン族長で、グリフォンエンペラーのリグルが率いる、グリフォンとヒッポグリフ達。


南部からミノタウロス族長で、ミノタウロスエンペラーのミロイドが率いるミノタウロス軍。


東部からは、スペクターエンペラーのコボ4が率いるアンデット軍。


中央部で最初から戦闘をしている竜人ドラゴニュート族ドニルカが率いる竜人ドラゴニュート達。


そして激戦を繰り広げる竜王ドラシルと竜達。


魑魅魍魎達は龍脈の膨大な魔力を元に続々と現れる。


雷公「ふむ。数を背景に押してはいるが、決定力にかけるな。」


雷公ライゴン

青い身体。鳥のくちばし

上半身は裸で痩せ型の筋肉質。

1対2枚の蝙蝠こうもりの翼。

宙を浮く。

緩めの白いズボンを履いている。

足は鳥の鉤爪。

周りには太鼓が浮かび。

右手にノミ、左手に木槌を持つ。


電母「そうね。ちょっといってくるわ。」


電母レイジー

雷公の妻。

羽衣はごろもを纏い宙に浮く。

両手には1枚づつ鏡を持つ。

右手に白い光の鏡。

左手に赤い光の鏡。


電母「雲使い達、行くわよ。」


雲使い(ユン・トン)

子供サイズの鬼。

羽衣を身に纏い、鞭を持つ。

雷公、電母の廻りを飛び回る。

雷雲を生み出し、鞭で操る。


竜人族族長ドルニカが率いる竜人達と魑魅魍魎達が争っている。


ドルニカ「こいつら、次から次に湧き出てきやがる。」


ドルニカが拳で魍魎もうりょうの頭を叩き潰す。


猪の魑魅ちみがドルニカの背中に体当たりしてきた。


しかし、竜人の鋼の様な硬い鱗には傷もつかない。


ドルニカは振り向き、猪の魑魅に蹴りを入れた。


猪の魑魅の蹴られた頭が吹き飛ぶ。


他の竜人達も魑魅魍魎達を圧倒しているが、数に押されていた。


魍魎と手四つで組み合う竜人が、魍魎の腹に蹴りを入れる。


魍魎の腹に竜人の足がめり込む。


その時、急に辺りが暗くなった。


雷雲が頭上に出現していた。


雲の隙間から光の筋が差した。


竜人の身体が光る。


竜人は光の筋により左右に切断されていた。


竜人が倒れる。


その上に出現した電母。



廻りに飛び回る数匹の雲使い。


ドルニカ「貴様!何者だ!」


電母「電母レイジーよ。」


電母が光るとドルニカの隣にいた竜人が上下に切断されていた。


電母はドルニカの隣に移動していた。


ドルニカ「何をした!」


焦るドルニカ。


電母「光で切断しただけよ。

あなた達は光の速さで動く私の動きについてこれるかしら?」

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