第225話 風伯
ブックマーク登録していただいた方、
有難うございます。
ブックマークに登録していただくと評価が上がり、モチベーションも上がりますので宜しかったらお願いします。
ヴァルキリーのスクルドと悪魔ベリトに進化したヴァンスは渾沌を追い詰めていく。
「そろそろ、息も合ってきたから、止めの必殺技を放ってもいいんじゃないか?」
ヴァンス「なるほど、そうですね。」
スクルド「分かりました。」
ヴァンスの身体から邪気が涌き出て覆う。
スクルドは雷を纏い、聖槍に雷撃が付加される。
ヴァンス「行くぞ!」
ヴァンスは飛び上がり、スクルドの攻撃を待ち短く詠唱した。
スクルドも上空高く飛翔し聖槍を下の渾沌に向け構える。
そして高速に落下し渾沌を刺し貫く!
スクルド「サンダーボルトロンギヌス!」
ヴァンスの魔法も同じタイミングで渾沌を包む。
ヴァンス「キラーインフェルノ!」
渾沌の周りの空間は透明な薄紫。
「ヴァンスの魔法を嫌ったか。」
スクルドの聖槍ロンギヌスが渾沌を貫いた。
聖槍から神気が溢れだし、渾沌は薄皮が剥がれた様に切り裂かれ、中の闇が溢れた。
レベルアップのメッセージが流れる中。
渾沌の皮は地面に広がる。
そして渾沌内部の闇が皮の上に何やら妖しい模様にとなった。
そして、黒い光がドーム状に大きくなり弾けた。
漂う大いなる闇。
その中の何者かが上空高くあっという間に飛び上がり消えた。
渾沌の皮の上に人影が一つ残る。
風伯「我は風伯、名は飛廉。」
風伯。
鹿の長い胴体、豹柄。
孔雀の頭。
奇妙な鋭い角が2本。
蛇の尻尾。
黒い道士の服、道袍を着て。
頭には道士の帽子、古代の冠巾をかぶる。
左手に車輪、右手に広げた扇を持つ。
風伯「我らの願いは叶った!
渾沌が死する事で最後のピースが埋まり。
渾沌より100万の魂を貰い受けた、我らの神は降臨された。
礼を言うぞ勇者ハーミア。
この時より我らが神の軍勢がこの大陸を席巻する。
我が神の大陸となるのだ。」
ハーミア「ど、どういうことだ!」
風伯「貴様が勇者になるために虐殺した、南の王国で暮らしていた100万の善良なる民の魂により、我が神である最強最大の戦神『蚩尤』様が甦ったのだ。」
ハーミア「ぜ、善良なる民?
あ、あれは魔王の先駆と言ったではないかああああ!」
し、蚩尤!!!
はぁ?今度はよりによって蚩尤だってえええ。
風伯「渾沌の手先であったオーダンが、その様な事を申してたな。
だが、人間は魔王には成れんのだよ。」
ハーミア「え!」
風伯「渾沌に騙されたのだよ。
絶望の気持ちだろう。
正義の味方が何の罪もない民達を殺して回ったのだからな。
どうだ、そのまま闇に堕ちてしまえば楽になるぞ。
そうしたら我らの仲間に加えてやろう。」
ハーミア「うるさああああああい。」
ハーミアは泣き崩れた。
風伯「さて、樹海帝国皇帝ヒロト。
我は宣戦布告の為、ここに残った。
今より我が神『蚩尤』様がこの大陸を貰い受ける。」
そう言って風伯がくるっと1回転したかと思ったら、暴風が吹き荒れた。暴風は段々強くなり、草木や石も吹き飛ばす。
俺達、俺とヴァンス、スクルド、オニバル、バズは立ち尽くす。
横で泣き崩れるハーミア。
いつも読んでいただきありがとうございます。
評価ポイントを登録していただいた方はありがとうございました!
まだ登録いただいていない方、気が向いたら登録していただくと嬉しいです。
気が向いた方は、
下段ポイント評価を選択後、
ポイントを選んで「評価する」ボタンを
押してください。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
新作連載中です。
タイトルは『仮題)異世界転生したけど魔法が使えず、貧乏で武器も買えないので気功で最強になって無双します。虐げた奴らに復讐だ!』
下のリンクから飛べます。
興味を持っていただけたら
うれしいです。
宜しくお願いします。




