第215話 VSオーダン侯爵軍(その4)
元魔王軍四天王クログルが召喚したアンデット達が参戦し、オーダン侯爵軍に向かって行った。
現れたアンデットはデュラハーン、バンシー、グール、ゾンビ、マミーだ。
アンデット達は召喚者のクログルを大将とした。
数はまだ足りないか?
オーダン軍の方がまだ多そうだ。
樹海帝国軍の兵士や国民は多いけど召喚出来るのは眷属だけだからなぁ。
兵士達をここまで進軍させるのは月単位でかかるから、ここに今すぐ呼べるのは眷属だけなんだよな。
レイ「精霊達を参戦させましょう。」
「え!精霊達は折角平和に暮らし始めたのに、いいの?」
レイ「精霊達も樹海帝国の国民です。帝国の危機に遊ばせる事は出来ません。」
「レイ、有難う。」
レイは世界樹の里で暮らす精霊達を召喚した。
レイ「精霊達よ、精霊王たる我が声を聞け!精霊王が命ずる、我が敵を殲滅するため、この地に来たりて敵と戦え!精霊召喚!」
レイの精霊力が俺の前に凝縮されて輝く門が出現した。
輝く精霊の門から世界樹の里で暮らす精霊達が飛び出した。
精霊「精霊王様、陛下!お呼びいただき有難う御座います。我々も樹海帝国の一員です。進行してきた敵を倒します!」
精霊達もオーダン侯爵軍に襲いかかった。
「兵の数はかなり近付いて来たな。後押しするか。」
俺は、モリー公爵軍と戦った精鋭も召喚。
南の小国群最西部のヴァンダール国を納める吸血鬼真祖のヴァンス伯爵。
ダンジョンマスター魔神パズズのバズ。
樹海帝国将軍である剣聖悪魔キマリスのオニバル。
「ヴァンス、バズ、オニバル。連戦で申し訳無いが力を貸してくれ。」
オニバル「承知しました。陛下に勝利を捧げます。」
バズ「承知しました。」
ヴァンス「了解した。戦力不足なら私の眷属も呼びますか?」
「あれ?ヴァンスも眷属多いの?」
ヴァンス「私の国の国民はみんな眷属ですよ。」
「そうか、いつもヴァンスとヴァールとヴァイラの3人で戦ってたから彼女たち以外に眷属がいるとは知らなかったよ。召喚出来るなら頼む。」
ヴァンスは眷属を召喚した。
いつものヴァールとヴァイラ、その他吸血鬼の眷属達が出現した。
ヴァンス「陛下!では出撃します。みんな行くぞ!」
ヴァンスとその眷属たちは空を飛び戦場に向かった。
バズとオニバルも戦場に向かった。
「ちょっと呼びすぎたかな?」
レイ「いいじゃない。勝つなら圧倒的に勝ちましょう。」
混沌とした戦場にアンデット達が現れた。
首なし馬に乗り大剣を振り回し敵を斬り飛ばすデュラハーン。
バンシーの泣き声が戦場に聞こえるとオーダン軍の兵士は体調が崩れ、混乱し始める。
グールが兵士に襲いかかり、掴みオーダン軍の兵士の身体を引き千切る。
ゾンビが敵兵士に切られても、刺されてもそのまま前に進み、鋭い爪でで身体を掴み敵兵士に噛み付く。
噛みつかれた兵士はゾンビになり味方の兵士を襲う。
マミーも剣で切られても槍で突き刺されても構わず敵の武器を奪い頭や身体を掴み投げる。叩く。引き千切る。




