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超男尊女卑社会

ケンタ(35)は異世界人の妻を5人持てるという楽園のような世界に転生する。その世界では女同士の争いはデュエルというキャットファイトで解決するというルールがあり。女には強さが求められる社会だった。女は男を取り合いデュエルやナンパで優位になるために女磨きを常にしている。現代日本とは真逆の価値観を持っている。

この町を歩きながら思ったのは全体的に若くて美人な女性が多いということ、それから女たちが俺のことをジロジロ見てくることだ。視線が露骨に向けられている。

「ここがワイのおすすめや。」

よくわからない文字で書かれているが食事店であることは間違いなさそうだ。

俺たちが席に着くと関西人の連れの一人が椅子を引いてくれた。

「あっ有難うございます。」

「にいちゃん、この町なんか変やろ。」

「なんか女の人達の服装が派手ですね。露出が多いというか。あとすごくみられている気がします。」

「そうやで、この世界では男は貴重な存在なんや。男というだけで価値がある。ちんこがあるだけで人生勝ち組や。」

「どういうことです?」

「ええか?この世界は遺伝子の関係で男女比が1対9と女の方が遥かに多いんよ。だから、女が男を養い。男は第10婦人まで最大持てるようになっとるんや。」

「ええっなんですかそれ。」

「この世界では男は財産で女は消耗品なんよ。女は金を稼ぎ、体を捧げ、家事をこなすそれが仕事なんや。」

「男は何をするんです?」

「なにも?働きたかったら求人はあるで冒険者でも事務仕事でも、役所関係でも。ワイは女に稼がせてるがな。」

「信じられないな」

「ほかにも男には権利が多いで好きな時に離婚できるし、妻の順位も自由に決めれる。」

コクコクと隣の美女二人もうなずく。

「ワイの嫁別品やろ。第3夫人と第2夫人や。」

「本当に美人ですね。」

二人とも人間というより亜人種のようだ。

「エルフと獣人族やで。この二人は見た目もいいがよく稼ぐんや。」

「本当に養ってくれるんですね。」

「そうやで、うちらの元居た日本とは真逆や。超男尊女卑社会それがこの王国や。」

男にとっては理想的だが、女性は競争が激しくて大変そうだ。だから裸の俺がいきなりナンパされたというわけか。

「まあ、今夜はナンパしてきた女の家に泊まるとええで。なるべく稼いでる女がいい。」

「どのくらい稼いでるといいんです?」

「そうやな月300Gくらい稼いでるといい感じや。平均は200くらいやな。因みにこいつは500G稼ぐ。まさに金の生る木やね。」

そういうとエルフの頭をなでる。嬉しそうにする第三婦人エルフ。獣人の方は少し嫉妬してるようだ。

俺たちは食事を楽しみながら、この町のことについて暫く話し合ったのだった。


「飯食い終わったらもらうものあるんで役場にいく゚で?」

「役場?」


俺たちは店を後にし役場に向かった。料金はもちろん第3夫人の獣人が支払った。しょうじきかなり違和感を感じる。俺はごちそうさまでしたとお礼をいった。



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