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キャットファイト.弱肉強食

ケンタ(35)は異世界人の妻を5人持てるという楽園のような世界に転生する。その世界では女同士の争いはデュエルというキャットファイトで解決するというルールがあり。女には強さが求められる社会だった。女は男を取り合いデュエルやナンパで優位になるために女磨きを常にしている。現代日本とは真逆の価値観を持っている。

水着同然の服を着た女の子がにらみ合っている。


一人はエルフ族できめ細かい肌。金髪碧眼で全身には余分な肉はついていない。


対して獣人の方は下半身は鍛えられていて褐色の肌。鍛え上げられた太股は筋肉が浮かび上がっている。今すぐにでもとびかかりそうだ。


「太股で締め落としてあげる。」


「それはこっちのセリフよ。雑魚エルフ。」


暫く二人ともにらみ合っていたが。エルフが先に仕掛ける。

エルフ地面を強く蹴り、距離を一気につめ、獣人の太股に組み付く。


「くっ」

「タックルなんてバレバレなんだよお」


この体制から相手を倒すのは難しい。

そのタックルを読み切っていた獣人は上から覆いかぶさり相手を押し潰そうとする。

どちらが上をとれるかそれがキャットファイトの序盤の攻防では重要になっている。獣人の女は鍛え上げた腕でエルフの首を狙う。

がエルフも頭を太股に密着させ隙が無い。ならば、と腕を強引にひねり上げエルフがあおむけに地面に組み伏せられる。


「あぶなっ」


エルフはとっさの判断で獣人の足に太股を絡めてガードポジションに持ち込む。

獣人は上から体重をかけて有利なポジションを最大限に生かしていく。

足を引き抜こうとする獣人に対して何としてもこれ以上状態を悪くしたくないエルフ。

体格で勝る獣人にしたから反撃のチャンスを狙う。


ぐいっとエルフは肩を腕で押し返しバランスを崩した相手の胴に太股を絡ませる。これで形成は変わった。

「さてこっからどうしようかな」

舌なめずりをするエルフ。一方有利なポジションをうしなった獣人は太股が胴に絡んでいるのを嫌っている。

手で下にずらそうとした。その時。エルフは素早くクビに太股を絡ませる。細い柔らかそうな足をしているが細いがゆえに首に柔らかな太股が食い込んでいく。

「とった。もう逃がさないよお。」

そこからエルフは三角締めのように腕を取り一気に太股に力を入れていく。柔らかそうな太股から筋肉の筋が現れ獣人の首を締め上げていく。獣人は立ち上がりたたきつけようとするが、それよりもエルフの太股が次第に意識を刈り取っていく。


「ええ、もっと反撃して見せてよ獣人ちゃん。ほら息させてあげるから。」


あえて締めを緩めるエルフ。


「げほっけほっ」


「ほら今のうちに息しないとまた絞めちゃうよ。3,2,」

1秒まで待たず。太股に力を籠めるエルフ。ニヤリと笑って苦しむ獣人を見る。


「うっそー1秒まで待つと思った?もう仕上げにはいろっかなあ」


エルフは獣人の頭を股に近づけて足の三角をさらに絞っていく。力なく膝をついてしまう獣人。もう勝負あったと言っていいだろう。獣人は踏ん張り残りの腕を間に入れようとするが、エルフは太股に更に力を込めて獣人の首が折れてもおかしくないほどに締め上げる。

「んんっほら逃げないとクビ折っちゃうよおお。」

「かあはっ」

とどめの力を入れたエルフは小さく声を上げて完全に意識を奪おうとする。

獣人は最後の抵抗をするが膝が崩れ、すべての括約筋は弛緩し気を失い失禁する。失禁が地面に垂れ流されるのを確認したエルフは足を解き、失神させた獣人を見下ろす。


これがデュエル。俺の転生先で女同士の争いで使われる決闘。勝った方がすべてを得て、負けるとすべてを失う。

こんな戦いが毎日当たり前のように繰り返されているのだった。


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