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第二十一話 ギルドマスター会議

そういや「???」の名前は出さずにシャティとの戦闘が終わりましたね。

「それでは今より第21974回ギルドマスター会議を始めます。」

マドが続けて

「今回は先日現れたシャティと名乗る魔物についてとキリストさん一行に討伐してもらった全てを喰らうものについてです。」


俺等が呼ばれた原因これか。


「キリストさん、キリストさん」


俺は小声で隣に座っている(俺が隣に来た)に話しかけた。


「これ俺とキリストさんとミサさん以外全員ギルドマスターですよね?」


「そうだ。」


「てことはこの人たちはお店で言う店長みたいなことですよね?」


「正確には違う。たしかに似たようなものだがギルドの方針はここにいるギルドマスター全員の多数決で決める。これ以上上の役職のギルドを統括するやつは俺の知る限りではいない。」


「ありがとうございます。」


まだ少し距離を感じる。やっぱ気になるなぁ、そんなに勇者が嫌いな理由。


「それでは本題に入りましょう。まずキリストさんたちに全てを喰らうもの(オールイーター)について話してもらいます。証言をお願いします。」


「ああ。あれ自体はワタル(こいつ)に全てを喰らうもの(オールイーター)が魔物などを食らって手にしたスキルを渡すためにシーユーク国王(ブッタ)からもらった依頼だ。だが全てを喰らうもの(オールイーター)がもう一つ固有スキルを持っていて全てを喰らうもの(オールイーター)の手にしたスキ

ルじゃなくてその固有スキルを譲渡させた。」


待って。モンスターからスキルを奪うときって固有スキルだけじゃないの?


「?な顔をしてますね。ワタルくん。」


ミサさんが話しかけてくる。ちょうどいい。


「すいません、ミサさん。モンスターを倒してスキルを奪うときって固有スキルだけじゃないんですか?」


「あ〜、その話ですか。基本はそのとおりです。ですがやりようによっては固有スキル以外も手に入れら

れます。まず固有スキルとはなにか、それはその生物が生まれ持つスキル。つまりDNA単位で体に刻まれています。そんな生物を倒すことによってその生物の魔力が多少でも怨念として倒したものにまとわりつく、それがキリストさんも言っていたスキルの取得権利です。じゃあ固有スキル以外のスキルはどうやって倒したときに手に入れるのか、それはスキルを固有スキルに昇華させればいい。」


「え?そんなことできるんですか?」


「こればっかりは運と魔物によります。人間だって生まれたときから目が見えるわけじゃないし喋れるわけでもない、ですが成長すると当たり前に行うようになる。スキルも同じです。何度も繰り返させて体に刻み込む。それが成功しやすいのがスライムなどの流動性のある体を持つ魔物です。流動性のある魔物は他の魔物よりも自己治癒力が高い性質があります。そのため切りきざんだりすることで回復する際にDNAにスキルが刻まれる可能性が高くなる。はじめはそれでDNAに刻もうとしていました。ですが全てを喰らうもの(オールイーター)がもう一つ固有スキルを持っていることにキリストさんが気づき予定を変更しました。」


「なるほど。つまり舐めプしていたと?」


「はい。本来ならばあの程度の魔物キリストさん一人でも十分です。てか余裕です。あの人グローズ三英傑に入りますし。」

はいかよ。てかん?三英傑ってことはこのグローズの大地でトップ3に入るってことあの人。

衝撃の事実過ぎませんか?まだあの上司(ゴミ)のほうが報連相しっかりしてたよ?


「ーーーーというわけだ。シャティに関しては知らん。途中参加で取り巻き処理しただけだ。」

キリストの報告が終わりマドが話し始める。

「ありがとうございます。続きは私から_____」

ミサさんの説明で一話が終わっちまった。

あと思ったよりも会議が長い。次で何が何でも終わらせます

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