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短編4

 すこし離れた地域が晴れているのを見る話、汗をかいて起きる話など。



1、

 早朝。晴れ。昇りきらない朝日が、空を明るく照らしている。

 電気を落とした部屋であっても、物の色やかたちがはっきりと見えた。

 それくらいには、明るい陽光だった。


2、

 深夜。曇りだった。

 遠くの空を見ると、灰色の雲が途中で途切れていた。その先には晴れた夜空が広がっている。

 すこし離れた地域は、晴れているみたいだった。


3、

 初夏。

 朝、日が昇るのが早くなった。

 冬だったときは日が落ちていた時間帯に外を見ると、まだ明るい。

 季節が移り変わっていることを感じた。


4、

 布団のなかで目を覚ます。身体がじっとりと汗でぬれていた。

 カーテンから漏れる陽の光がない。日が落ちていた。

 空気がよどんでいる。部屋を閉め切って寝ていたのだった。すこし居心地がわるかった。

 窓を開ける。新鮮な空気が入ってきて、ふうとため息がもれた。


5、

 ふとんのシーツが換えたてだった。脚をのせると、つるりとすべってしまった。

 さらさらとした感触だった。



6、

 早朝。寝室。カーテンの上部。遮りきれなかった朝日が()れ出ていた。薄くて白い光だった。

 カーテン越しにも日が透けていた。寝室をうっすらと明るく照らしていた。



(完)

 お読みいただき、ありがとうございます。

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