96、エピローグ
こうして魔族と“自称・悪の美食会”との戦いは終わった。
彼らから解放されたがために新しいギルドが作られたりと色々とあった。
ただその間大変だったことはというと、俺達を倒して新しボスになろうとしている料理人がたくさん来ることに。
それらはすべて撃退したが、
「クレアの家にもそろそろ迷惑をかけっぱなしだからな」
俺のつぶやきに寿也と百合が頷き、そしてそろそろこの世界についてもよく分かったので、クラスメイトを探す旅に出ることになった。
それ以外でも、俺たちはこの町を出る事を決意する理由があった。
気になる話が広まっていたのだ。
あの、“自称・悪の美食会”のボスが捕まる間際にいっていた異世界人は魔族を呼ぶ、との話だ。
ちなみにライカと通じている“妖精の女王”から話を聞くと何でも異世界人がいるということは倒せる力のある人間が近くにいるということで、近いうちに魔族が発生しそうな場所で、早目に呼び出して対処できるようにしているらしい。
だから微妙に正解だそうだ。
とはいえ同じ場所にはほとんど再度現れることはないらしい。
そういった話を聞きつつ俺たちは、その話を断片的にクレア達に伝え、この場から移動することになった。
サラとクレアは寂しがってくれたが、最終的に俺たちはクラスメイト全員集まらないと元の世界に戻れないので探しに行くことに。
惜しまれつつも彼女たちと別れて、他の町に向かいそこでまた、“自称・悪の美食会”の残党に挑まれたり戦ったり日本食を広めたりといった俺たちの旅が続いていく。
途中クラスメイトのうわさを聞いて会いに行ったり、そこにはいなかったりなど言った目にあいつつ、そこら中でクラスメイトがヒーローものの物語の主人公のようにやらかし……もとい、活躍しているのを聞く。
さすがは異世界。
異世界にきて力を持つとこんな風になってしまうらしい……そう俺たちは思いながら探し回り……やがて、クラスメイトと合流し、元の世界に帰ることとなったのだった。
ここまで読んでいただきありがとうございました。この作品はクラス転移物で、それぞれのクラスメイトにスポットを当てて別の物語にする、という形式をとっています。よろしければ他の話も楽しんでいただければと思います。それでは、また何か投稿しましたら、よろしくお願いします




