表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

76/96

76、ピザとカレー

 ピザが焼きあがったらしい。

 香ばしい良いにおいがする。

 手作りのだいご味はこういう所だよな、と思いながら取り出す。


 そしてピザカッターで切り分けてお皿の上に。

 チーズがとろけているうちに食べてもらわないといけないので、気ってお皿に乗せたらそれぞれすぐに食べてもらうことに。

 まずはクレアとサラだ。


「チーズが伸びます。にょ~ん」

「……本当ですね。面白い食べ方です」


 そう言って二人そろって食べている。

 それらを見ながら上手く出来たようだと思いつつ、寿也……の前に、ライカにピザを渡す。

 異世界人の反応をみてから幼女に……と思ったのは秘密だ。


 そして切り分けている間に淹れておいて、少し冷やしたほうじ茶をカップに注ぐ。

 どうせなら冷たい物でも良かったかもしれない。

 早めに作って冷やしておいた方がよかっただろうか?


「冷気でお茶を冷やしてみるか? ピザは熱いから、熱いお茶はあまりよくないかもしれない」

「いえ、温かいお茶も美味しいですよ」


 俺がそう案を出すとクレアがそう言って、これでいいと言い出した。

 だからこのままでいくことに。

 そして作ったピザを俺も食べてみると、やはり手作りの良さを感じる。


 気づけばお代わりをしてあっという間に食べてしまった。

 美味しいピザだが、作るのに手間がかかる。だが、


「生地だけ素焼きにしておいても大丈夫だろうか?」

「付け合わせのパンなどは事前に用意しておいてもいいそうなので、大丈夫だと思います。これもパンの一種ですから」


 クレアがそう答えるのを聞きながら俺はなるほどと思う。

 それにソースを塗ったりしていけばお手軽にピザが作れる。

 時間を短く手軽に作れる食べ物だ。


 でも時間というと、


「スパイスから作ったカレーは時間がかかるんだよな。どこまで作ったものなら許されるのか……調味料扱いで、何とかならないか。それともいっそ、カレールーで作ってしまうか」

「カレールーレベルまでなら調味料でいけるんじゃないかな? あ、でもカレールーを使ったカレーを提供して、ルーを売ってみる?」


 百合がいいことを思いついたというかのように言う。それを聞きながら、


「それもいいか? だがスパイスのカレーも美味しいんだよな」

「それはこれから作る?」

「……ピザだけだと足りないし、作ってみるか。……時間はかかるが」


 というわけで俺は二種類のカレーを作ることにした。

 一つは市販のカレールーを使ったもの。

 もう一つはスパイスを使ったもの。


 シナモンやクミン、ショウガなどを入れてカレーを作っていく。

 飴色玉ねぎなどで甘味をつけつつ、野菜などを事前に煮てスープにしておく。

 軟らかく煮た野菜はほかの料理にも使えるが、今回はカレーにする予定だ。

 

 そして作った手作りのカレーと、カレールーで作ったカレー、事前にたいておいたご飯を盛る。

 せっかくなのでサフランを入れて、黄色い色に炊き上げてみた。

 そして手作りカレーのお味はというと、


「どっちも美味しいね~、ライカちゃん」

「うん!」


 そう、百合とライカが頷きあうような味に仕上がったのだった。


評価、ブックマークありがとうございます。評価、ブックマークは作者のやる気につながっております。気に入りましたら、よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ