第24章 ドッジボールチーム体験入部
正斗達5人は、全員意識を取り戻し、その次の日に安全が確認されて退院した。
A幼稚園は、運動会での事件や、副園長先生の体罰事件において、問題になり、休園になった。
正斗と通は、早速水曜日に、ドッジボールチームに体験入部をした。チーム名は、『ミラクルズ』だ。
「こんにちは。これからもよろしくお願いします。」
正斗と通は大きな声でチームのみんなにあいさつした。チームのみんなは大歓迎だった。
「正斗君、通君、こっちへ来なさい。」
安藤泰というコーチは言った。正斗たちは、チームの練習を見学した。まず、腕立て20回、腹筋20回、スクワット20回、背筋20回を行った。基本的な体力が大事なようだ。次に、ボールを投げる練習が始まった。二人でグループになって投げ合うというものだ。安藤は、二人に言った。
「君たちもやってみなさい。」
二人は、ボールを受け取った
「相手の目を見て投げるんだよ。」
と、安藤が教えた。そして、通の後ろについた。そして正斗はボールを投げた。そのボールはものすごい勢いで飛んでいった。ボールは通の胸に当たった。あまりにも早すぎて手を出すタイミングがわからなかったのだ。安藤が拍手をした。
「これなら100%試合で活躍できるね。」
安藤は心から正斗をほめたたえた。
「この強さだと幼稚園1級、小学生でも1級のレベルだね。しかも幼稚園1級には年少は一人もいないよ。」
安藤が言い終わると、立花も正斗にボールを投げた。ある程度の強さだったが正斗よりは弱かった。
「幼稚園3級だね。」
二人の親に連絡しておくね、二人とも金曜日の5時から6時のクラスだよ。」
「はい。」
「みんな-来てー。」
するとチームのみんなは安藤のもとに駆け寄ってきた。
「君たちは幼稚園4.5.6級だね。」
「ここにいる正斗君は幼稚園1級だよ。しかも年少だよ。正斗君、私に向かって投げてみなさい。」
正斗はボールを渡されると、振りかぶってボールを勢い良く投げた。安藤は何とかとることができたが、少し体がぐらっとなった。
「すごーーい。」
みんなが歓声を上げた。
「正斗君を見習いなさい。」
「はーい。」
通は自分のことが何も言われなかったのでいやな気持になった。
「よし、起立! 今日の練習はここまで!」
「ありがとうございました。」
解散の合図が出されると、迎えにきた信太郎に正斗は駆け寄った。
「やったぁ! ぼく、幼稚園1級だよ!」
「まじか! すげーなー。」
信太郎は歓声を上げた。そして、夕食を何にするか考えながら帰った。
第24章へ続く。




