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■偽祭
祭日とは、特別な何かが起きた日のことである。
「なにか」が起こった日に、その出来事を再現して、土地の力を取り戻そうとするのがお祭だ。
つまり、いつどこでも同じ方法が通用するというわけではなく、日と土地と儀式が合わさらなければ効果が無い。
だが一部では、土地を選ばず万能に使える祭の儀式が伝わっているという。
天候や時期、地形などの条件が似ていれば似ているだけ効果が高まるらしいが、そうでなくてもある程度の作用が見込めるらしい。
ただし、所詮それは本来のあるべき姿を模した真似事。
当然、その祭で招かれる客人も本来のそれとは似て非なるものになるだろう。
ここでひとつ想像してもらいたい。
祭日の持つ本来の意味から切り離された儀式とは、まさしく呪術の類ではないだろうか。
もしあなたが、偶然そうした儀式の作法を耳にしても、興味本位で実行しないことをお勧めする。
鬼が出るか蛇が出るか。
どちらにせよ、仏は出そうにない。
≪出典≫ オカルト投稿板「ウサンク」 投稿者: ないとメア より転載




