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13:部屋の壁
■部屋の壁
きのう ひだりのこが いなくなった
そのまえは みぎのこだった
おかあさんはいらない
おとうさんは よくばり
きょうは ぼくのばんだ
ばんざい せいこうだ ばんざい
おとうさんが いなくなった
やっと おとうさんがきえた
これで かおもみなくてすむ
もう もどらない
ぼくは じゆうだ
悪かった。 すまなかった。 お帰りください。
※患者はこれを自身の血で書いたと考えられる。
ただし、遺体に外傷は認められず。
≪出典≫ 「恐怖の不審死ファイル 病院編」 より転載




